真世紀

クリスティーナの好きなコトの真世紀のレビュー・感想・評価

4.0
遊びの恋で異性を漁り、踊りまくりの「女三人」。ガール・ハントコメディの男女を引っ繰り返し、男ではなく、女がバカ騒ぎを演じるのがミソ。

何しろタイトル・ロールのキャメロン・ディアスは冒頭から街中を踊り歩いて登場ってあんたは植木等の無責任男か。

あと二人は男性用小便器で用を足すのも辞さぬクリスティーナ・アップルゲイトと恋人にフェラをして艶笑譚の定番パターン「膣痙攣起こしてそのまま救急車」以上の受難にあうセルマ・ブレア。三人が歌い踊るミュージカルシーンもあるがその歌詞は巨根礼賛…。

いわば往年の東宝・お姐ちゃんシリーズのお下劣過激版か。

「チャリエン」シリーズのように時にはお色気もお下劣も辞さぬキャメロン・ディアス。その姿勢は支持します。

脚本はナンシー・M・ピメンタル。ロジャー・カンブル監督。

追記=ヨゴレ女優からいつの間にかキャリアを上げてきたセルマ・ブレア。感心である。
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