直人

ジャンルだけロマンスの直人のレビュー・感想・評価

ジャンルだけロマンス(2021年製作の映画)
3.0
●ジャンルだけロマンス(2021年韓国。リュ・スンリョン)

トレーラーを観ると,めちゃくちゃコメディで,確かにそういうシーンもあるんだが,なんだかいろいろと詰めこんだ感じ。
ホームドラマでもあり,シリアスでもあり。
よって人によっては「訳判らん」になるかも。

もっともコメディを抜くと,結構シリアスな展開にどっぷりということになってしまっていただろうが。
そんな中,ラストあたりに語られる“色”の話は好き。

父と息子のシーンは微笑ましかった。

https://www.youtube.com/watch?v=Ltiq1v-XpKY

他のユーザーの感想・評価

ぽ

ぽの感想・評価

4.5
コメディ感と多様な愛のカタチと喜怒哀楽の盛り合わせで、充実してた。

オジョンセオッパと綺麗な男の子。。。
とても良い。。。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.9
・まさに「ジャンルだけロマンス」な映画。原題の「たぶんおそらく愛(うろ覚えだから違うかも)」のほうがより本作の骨子は掴めると思う。
・韓国映画あるある「哀愁おじさんと若いイケメンの“関係性”」の構図は健在。
・主人公がアウティングをかました事実はやはりモヤモヤするが、そのあとの主人公の変化を描くためと物語の山場を作るためには必要だったのだろう。とはいえ性的マイノリティの立場にある人に対して社会的地位のあるヘテロがアウティングかますことのグロさをいくらコメディでも看過できね~
・キャットファイトがあるので嬉しい
・ぐちゃぐちゃな恋愛群像劇ラブコメとしてふつうに面白い!
・みんなまだまだこれから続く感じも良い。なんだかんだみんなかわいい
エクストームジョブの人だったから面白かったです。一人で笑ってましたー。でもこの人ごモテるのが疑問だったなぁー
gojyappe

gojyappeの感想・評価

3.0
リュ・スンリョンと、オ・ナラと
出てきてビックリのイ・ユヨンで耐えたw
ちょっと長く感じた
隣になる確率の高い無駄に笑い声発する輩に悩まされて残念だった
そんなに面白いかぁ?ってなって興ざめの嵐だった
面白いところは沢山あったんだけどね…
監督のチョ・ウンジさんは2000年から頑張ってきた女優さん。
「私たちの生涯最高の瞬間」
「後宮の秘密」
「殺人の告白」
「ポイントブランク」
「悪女」
他たくさんの映画に出演してきて、2016年に短編、2019年には「今日、私たち」という映画を制作。そしてこれです。
応援で4.0‼️

2021年に韓国で上映されています。

なかなか全部が完璧とは行かないですが、後半のぐぐぐっと畳みかける展開はお見事だと思いました。

お話は・・
なかなか本が書けなくなった作家(リュ・スンリョン)は大学で教えています。その生徒の中に彼を慕う若手作家がいます。彼はゲイなんです。ゲイパートナーには自身監督活動もしているオ・ジョンセさんもいまして、出版社社長にはキムヒウォンさん。
元妻や今妻、息子、息子の恋した隣の奥様だったり登場人物は処理しきれないくらいwたくさんいます。
彼らが悩み、苦しみ、惑いながら、辿り着いていく場所は・・
これがなかなか良かったです。


リュ・スンリョンさんのシリアスもコミカルも包み込むような演技が楽しめます。



ちなみに劇中、息子がウイイレ対決してた時のゴール決めたのはちゃんとトッテナムのソン・フンミン‼️w
作家二人が大好きな映画は「欲望の翼」後ろ姿の撮影
ロケはリトアニアでした。


〈510〉
ふ

ふの感想・評価

2.7
ただのコメディかと思ってたら意外な展開だった
本能的な「好き」
スペシャルドラマみたいな映画。ストーリーもあるし、色々な形のロマンス。
何が物足りなかったんだろ?顔かな?好みの顔がなかった?
やっぱ浮気とか不倫が好きじゃないのかな。
mh

mhの感想・評価

4.2
これすご〜く良かった!
観てない方は是非観て欲しい!
こんなストーリーだと思ってもいなかった。

この作品の監督さんチョ・ウンジさんは韓ドラで女優さんとして見ていた人で、この作品で新人監督賞なんかも貰ってるんですけど、授賞式で観て映画監督もしてるんだとびっくりしたんですよね。
(ちなみに今放送中のカンソラ主演のドラマには女優として出演中)

そういった意味でも気になってた作品でした。

ありがちなストーリーでもなくて、今どきな展開なんですよ!

笑えるのに途中ほろっとしたり、役者も良くてすごく楽しかった!

ゲイの男子学生(ム・ジンソン)がね、この作品のキーポイントと言っても過言ではない。

初めて観た俳優さんなんですけど、この男の子が実にいい😍
キム・ジェヨンとジュノを足して2で割った感じのスラッとしたキツネ目のイケメンでなんとも漂う雰囲気がイイの😍

前半はリュ・スンリョン、オ・ナラ、キム・ヒウォンに笑わせて貰って中盤は、イ・ユヨンとソ・ユビンが好演!後半はただただム・ジンソン😍💕

役者がなんか活きいきしてるのよねぇ、なんでなのか分かんないだけど、やっぱりそこは女優出身の監督さんってことも大きいのかな?

リュ・スンリョンは作家なんだけど絶賛スランプでまったく書けてない。バツイチで前妻オ・ナラとの息子がソ・ユビンなんだけど、ちょっと訳けありでこじらせちゃってる高校生。この子キャラも良かった。

キム・ヒウォンはリュ・スンリョンの担当の編集者というより出版社の社長なのかな。キム・ヒウォンが今回悪役じゃないのもいい😂  

そこに出て来たム・ジンソン=スタイル良のイケメン大学生(ゲイ)

なんか、出て来た瞬間から惚れたよね🤣この子誰?カッコいい!って、
そこからですよ、ますます面白くなってくるんですよ、奥さん。

助演のオ・ジョンセもいい味出してます😆

もうこれ書いたら面白くないから観て!とにかく観て!😂
配信来たらでも良いから観て〜!

こんなに面白いのにTCGサービスデー木曜日なのに入りは普通よ。少なめよ。
韓流スター的な俳優が出てないから? 監督さんが新人だから??

みんなム・ジンソン観に行って〜笑
ちなみに今作で新人賞2つ獲得してます!注目株だわよ!

ラストのオチなんかも最高でした!

これはおすすめです!!
ラブコメ基調だが内容は深い。確かに邦題のとおりだ。このガサツなおっさん達をずっと見るのかと思うと序盤少し不安になった。綺麗なおばさまがなぜこのおっさんに執着し、ユジンが心を寄せるのか?お話が進むに連れてその答えが見えてくる。
この国に儒教的な道徳感がいまだに根付いているのが見えるが、年長者にしてみると変なことできんという気になる。
ただ

ただの感想・評価

4.2
めちゃくちゃよかったー。
なんか主人公が一見ダメダメに思えるんですが、
人情味があふれる人柄で最後は好きになってしまった笑
そりゃみんな憎まれ口叩きながら放っておけない笑

ゲイの作家仲間・ナムのアウティングのようなものを書評でしてしまった、というシーンは「あかんやろー」と思ったけど、
そのあと、共同執筆をすることになるゲイの青年・ジンとの関わりや、ナムの人柄を見て「ムムムムム」と唸ってみたり。
前妻との息子がトラブルを起こすたびに前妻が主人公に頼るのを見てニヤニヤしちゃったり。

韓国版寅さんみたい。

素直でまっすぐ、って生きづらいけど、わたしは好きだな。
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