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オッペンハイマーのse16のネタバレレビュー・内容・結末

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

本作は原爆を題材としており、主人公が兵器を作った責任と向き合う姿が映し出されていた。自分も学生の頃、授業で発明責任について考えたことがあった。科学が生活を豊かにするか、あるいは兵器となるかは人間の道徳心に委ねられており、科学者もその事は理解をしておかなくてはならない。改めて考えさせられた。
1番印象に残ったのは核兵器の実験シーン。爆発の瞬間無音になり、音と爆風が遅れてくる演出は恐怖を感じた。
あとアインシュタインが一目で彼だと分かるビジュアルだったのが良かった。
一方で本作は好みの映画では無かった。室内シーンが多く、期待していたノーラン作品ならではの壮大な映像は控え目であった。SFを観る気分で行ったのが良く無かったのかもしれないが、3時間の長さを体感した。
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