ろくちゃん

ノースマン 導かれし復讐者のろくちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
まず、色々な音が重なり合って画面を神話的に演出しており、すぐに作品に引き込まれた。

そして、特に戦闘シーンで実戦さながらの長回しによる演出がとても臨場感があった。(川を通過する船を茂みから捉えているカメラが、2艘目の船に乗って180°回転するのが好き)

シナリオは10世紀の北欧を舞台にシェイクスピア的な復讐劇になっており、脚本に参加してるショーンさんは『LAMB/ラム』も手がけているから、神話的なシナリオが得意なのかな。

気の休まるシーンがほぼない、緊張感のある作品だった。