大学4年

ヨナグニ~旅立ちの島~の大学4年のネタバレレビュー・内容・結末

ヨナグニ~旅立ちの島~(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ばちらぬんでは与那国島の歴史・文化など過去をテーマとして映してたが、ヨナグニでは今を生きる与那国島の子供達にスポットライトを当ててる。この2本は二つ見て、ようやく完成する!
高校がないから本土に移る子供達と、反対に与那国に戻ってきた一人の少年?少女?を中心に展開していく。

子供たちは与那国関係なしに現代っ子だけど、全員どっかで島を思ってる気持ちを強く持ってる。遊び尽くして指スマやり始めるとことか、都会を想像して会話したり、他愛ない恋バナしたり、見ているこっちがニヤけちゃうほどに純粋で青臭い。旅立つ時は空港に何人も送別会に来てくれて、島の暖かさがわかる。こんな故郷が欲しかった。

公民館みたいなとこで10人も居ないけど、島の言葉を無くさないように勉強している老人達の姿がめちゃくちゃ輝いている。あんな小さい輪だけど、時代の波に抵抗しているカッコいい姿勢が見える。
何よりラストシーンのツンデレ女の子が東京に行った友達に、物凄い遠回しに応援してる姿はめちゃくちゃ食らった。。切った後少し泣きそうになってるの見て、こっちも泣くわ。
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