りょうすけ

イニシェリン島の精霊のりょうすけのレビュー・感想・評価

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)
4.5
邦題:イニシェリン島の精霊
原題:The Banshees of Inisherin
制作年:2022年
監督:マーティン・マクドナー
キャスト:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン
上映時間:109分
鑑賞方法:ユナイテッド・シネマ前橋 スクリーン4 F-10
メモ:
テスト期間中だけど、これだけはどうしても観たかったので上映30分前に家を出て爆速で自転車漕いで観てきた。鑑賞のお供はUCの「チョコ+ ポップコーン」この前「アバターWOW」を4DXで観た時も買ったんだけど、クセになるほど美味しい。

オスカーで多くのノミネートを受けた本作。2018年のベストながらもオスカーを取れなかった「スリー・ビルボード」監督の新作とあらば、僕の期待度はマックスなわけでして…

あらすじとかキャストとかについては紹介するまでもないレベルなので、敢えて紹介しませんが、一言で言えばとにかく感情を揺さぶられる映画。

音楽も彼女に使われることなく、物語自体も非常に地味で単調。時々すごく大きなことが起きるけど、それも過度すぎず、他のシーンとの調和がすごく心地いい。

ファレルとかはわからないけど、ブレンダンはオスカー取りそうだな。5人中4人の演技は見たし、願わくばキー・ホイ・クワァンにとって欲しいけど、ブレンダンにとって欲しい気持ちもかなり強まった。

サーチライト作品なのですぐにサブスク入りしちゃいそうだけど、圧倒的な映像とこの静けさは映画館でこそ堪能すべきものなので出来るだけ多くの人に劇場で観てもらいたい。

と、色々思いながら劇場を後にしたら外では雪が降っていました…
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