“終わりにできない事もある。”
マーティン・マクドナー監督最新作。アイルランド付近の小さな島で暮らす小さなコミュニティの人々を背景に、長年の親友から突如 ”友達を辞める”と言われた事から紡がれる物語。前作に引き続き今作もアカデミー賞の数々の部門にノミネート。
監督作品だと“スリー・ビルボード”が好きだから、なんだこのよく分からないあらすじ、からの大傑作ってのを今回も期待していた。でも今作はイマイチ自分には刺さらず。どれだけ孤独であろうが、それを愚痴りながら争いながら生きていく方が死ぬよりマシ、という事なのだろうか。退屈すぎるのに離れる事ができない、という気持ちが分からない…。20年後独身だったら観てみよう、泣きそう。
ビール片手にオドオドするコリン・ファレルが可愛い。バリー・コーガンは今回もナイス存在感。