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BLUE GIANTのmakoのレビュー・感想・評価

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.0
《二度とないこの瞬間を全力で鳴らせ》
◎80点

原作: 石塚真一の同名漫画。
監督: 立川譲。「モブサイコ100」シリーズ。劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』
音楽: 上原ひろみ。
アニメーション制作: スタジオ・NUT。

【あらすじ】
主人公は、ジャズに魅了され、テナーサックスを始めた仙台の⾼校⽣・宮本⼤(ミヤモトダイ)。
卒業を機に上京。
同世代の凄腕ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と出会い、大の高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)と3人でJASSを結成。
トリオの⽬標は、⽇本最⾼のジャズクラブに出演し、⽇本のジャズシーンを変えること。

ジャズに関しては全く分かりませんが劇中音楽はとても良くて迫力がありました。
テナーサックス、ピアノ、ドラム。成長していく過程、目標に向かって各々頑張っていて私も応援しながら観てました。
JASSのメンバーを応援し、成長を見守る周りの人達もよかったです。

面白かったけど、不満な所が2点ありました。
それ以外は良かったです♪

ここからネタバレが含まれます。
鑑賞前の方はご注意ください⚠️




①アニメーションに関して。
演奏シーンの3DCGのクオリティが低かった。そこだけ浮いていたというか違和感でした。
最近のアニメの質が高いだけにそこは残念でした。
テナーサックスの演奏シーンは上下に揺れる場面が多く、もっと他の構図もあればいいのになと思いました。
クライマックスシーンでは、観客のカットの使い回しも気になりました。
実写における演技、演出が本作のアニメにおいて不出来に感じました。

②最近思うことですが、事がうまくいきそうになると何か不幸な出来事が起こる。
盛り上げる為なのは分かりますが、そこに至る前にもすごく頑張っていたし挫折も経験してるからもうそれでいいんじゃないかと思いました。
原作がそうなってるから仕方ないけど。
普通にハッピーエンドじゃダメなのかな😅







観客 14人
劇場鑑賞 #21
2023 #23
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