くすくす

BLUE GIANTのくすくすのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

立川監督の演出、脚本の構成力、言わずもがな音楽、キャストの馴染みかた、何より玉田のソロドラムシーンの作画は120点ぐらい付けたい!!!
とてもよかった!!!
だがしかし、CGモーションが酷すぎてマイナスです。NUTは反省して、CG周りを強化してください。
もったいなさすぎる。
ドラムの玉田の腕が重力なさすぎて、ソーセージフィンガーになっとる!!!!

他のユーザーの感想・評価

Ryo

Ryoの感想・評価

4.3
これはあかん。音楽とその熱に流されてしまう。話は正直ありきたりなサクセスストーリーのような感じだから、漫画読んだことない俺からしたら、漫画はどういったところが面白いのか気になるところなのでいつか読みますが、この映画の演奏シーンは涙なしでは見れない。

自分がまがいなりにもバンドやってた経験が少しはあるから、悔しくてまた練習して、またミスってみたいなところはすごい感情移入してしまった。玉田の演奏は震えた。
熱かった、人生をかけてなにかに熱中できる人間は少ないから、その人たちの物語を見せてもらうことで生きる活力を得たい。そしていつもおもうのが、映像化はすごいことだがまず、漫画があるということ、漫画ってすごいなとなる。
mio

mioの感想・評価

4.7
めちゃ泣いた😭号泣
ストーリーは割と王道?だし、現実ではあり得ないと思うところもあるし、ちょっと3DCG残念なところもあるのは、それはそうなのだけど、でも何故か超泣けた😭
がむしゃらさも、追い付けない悔しさも、器用が故に上部で立ち回ろうとするところも、青春で…アキコさんと共に泣く私。
(それ以前のシーンでもずっと泣いてたけど)
映画中の演奏も本当に素晴らしかった…
あと雪祈って漢字かっこいい
TKP

TKPの感想・評価

4.5
最高でした。
漫画読んでるから、展開分かってんのに
鳥肌ぶわっなるし、映画史上一番泣いたかも。
借りパクしてる漫画もっかい読んでから返そ。
んで僕も本気でアツくなれるもん探そ。
nebu

nebuの感想・評価

3.7
ユナイテッドシネマとしまえん
スクリーン7 E-08
ほぼベストな席。

原作漫画のファンなので鑑賞。
実写、アニメを問わず音楽ものは毎回どう映像で表現するんだろうってワクワクしながら観に行きますが。今作はめちゃくちゃ上手く描かれてます。また声優陣ってか俳優が抜群です。JASSの3人が原作からのイメージどうり過ぎて、キャスティングした方天才です。
また楽曲もオリジナルをちゃんとつくってるんだと思うんですよ、それも何曲も、それって凄いなと。キャラクターもちゃんと音を出してるんですよ。当たり前かもしれないですが、それが凄くて。だだ残念なのが演奏のとこに3DCGぽいのが使われてるだ思うんですが、そのパートだけ骨格がね違う感じがしちゃうんですよね。なんか肩幅デカって。それが勿体無いなぁて。後、動きも少し違和感がね。アニメーションとかカットで押しても良かったのかなと。わかんないですけどなんか違うなぁってとこが演奏のとこにね。
しかしそれくらいです。傑作の部類です。是非劇場で。
りさ

りさの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

終始泣いてたら体感5分で終わった
非常に満足、、、何かに打ち込みたくなった

片手演奏の対比?同じ片手でも最初と最後であんなに違うとは、、、むき出しの自分、かっこよかった
ヨハク

ヨハクの感想・評価

5.0
まさか泣くとは思ってなかったけど、気づいたらボロ泣きしてた。

初めて映画館で泣いた😭
原作が好きすぎて、抜け落ちてる要素が多くて悔しかった

けど、原作が好きすぎるので4あげちゃう
1

1の感想・評価

4.0
アツい。とにかくアツい。
あそこまでのめり込んで夢中になって全てをかけられる姿はあまりに眩い。

このレビューはネタバレを含みます

良かった!!!!!!!!!
流れを思い出しながら感じたことを書きます。文章めちゃくちゃです。

冒頭、風景描写から潔く入るのが良かった。主人公が唇切れて血が出ても普通に練習を続けるところも良かったな。猫ちゃんの使い方も良かった。ああ、夢を追う作品なのね〜と思った。
上京して、友達と新婚ごっこするところも楽しかった。わかりやすいキャラクターって良い!
喫茶店のおばちゃんとの会話が何気にとても良かった。ジャズを信じているという語彙がスッと出ていたのは詩的すぎて浮いてるような感じもしたけど、原作ではすでに出ている言葉なのかも。
雪祈を見つけるシーンも良い。鳥肌の立つシーンで斜線を肌に通らせる表現が良かった!

TAKE TWOで初めて主人公の実力が見れるシーン、私は音楽の良し悪しを判定する自身がないので、アニメーションで場の動きや流れをわかりやすく伝えてくれるのが良かった。セリフ無しに主人公の過去を語らせるのも上手い。
何より良いのは雪祈の、ジャズを初めて3年の主人公に対する驚きと戸惑いと、感動の描写。「才能か…?」から「どんだけ練習したんだ」に着地するのがすごく良かった。劣等感とかで終わらせないところが、すごく真っ直ぐで。。

ドラムが必要!という流れになり、真剣にやりたいサッカーサークルに満足できずにやめた玉田がジャズに惹かれる流れもかなり良い。青春っぽかった。いや、本当に、何かに真剣になりたいという動機はすごく良いなと思った。真っ直ぐで…。
その後の玉田の努力が大好き!本当に好きだ!凡人の話が大好きだと思った。自分の弱さと向き合い続けて、それを乗り越える人って本当にかっこいい。
初めてのジャズを披露するシーンも良かったな。チラシを見てきてくれたお兄ちゃんがキラキラした目で見ていてすごく良かった。ジャズとの出会いを描いているのが良かった。ドラムが浮いているとか、そういう部分も音でしっかりわかったのが良い。この時の玉田を見るのがすごく辛かったけど、これがあったからこそ、このバーにいるおじいちゃんが常連になってくれたんだよなー。
自販機での打ち上げシーンも良かった。135回の失敗、でも思ったより良かったというのも。玉田が爆食いして自分を励ますシーンも。眩しいなと思った。。
その後バンド名が決まって、ファンがどんどん増えていく。雪祈を見て女性ファンが増えたり、主人公のサックスで男がハッと惹きつけられるシーンも、いいなーと思う。ソーブルーに出るという縦軸の目標設定が出来上がるのもこの辺りだったような気がする。「10代で」という設定の仕方が若々しくて眩しい。

フェスに出る話に移る。「10代キラキラバンド」というタイトルをつけられて、舐められたことに対していつもの圧でやり返す主人公はあんまり好きじゃなかった。なんか本当に挫けたりしなくて怖いんだよな。
フェスのステージはもうずっと、ずっと最高だった!ああ、N.E.Wきいちゃお!
サントラで完全に追体験できるの最高すぎる。
サックスの迫力を表現するところマジで最高すぎる。最高すぎた!
キラキラがメガネや瞳に反射するシーンめっちゃ興奮した。色も線も大きく歪んでいくのが気持ちよかった!音楽を絵にするのはできなくても、音楽によってどんな気持ちになるのか、その演者はどんな顔をしているのかを動きにすることはできるんだなと感動した。
ドラムがかなり成長して本当泣ける。
レコード会社の人に声を掛けられてめっちゃ喜んでる玉田かわいい。雪祈が「月旅行」の例えを出すところ好きだった。月が好きなんだなー雪祈。好きだ…。玉田を「切符の買い方もわからない」と言うところも好き!

ソーブルーの人に繋いでもらうように知り合いに頼む。5回もメールして、その熱意をかわれて無事聴いてもらえるようになる。雪祈はブレインとしてめちゃくちゃ活躍してくれてて、でもそれをズタズタにされちゃう。そこで「ここまで言うか。いや、言ってくれるのか」って言えるのがすごい。マジですごいよ。そのあと最初に雪祈がすることが、2日間の猛特訓なのもすごい。いや本当にすごいよ!真っ直ぐだ…と思った。好きだ。真っ直ぐすぎる!

解決できなくて仲間に相談しに行くのもウジウジしてなくて最高。その後の主人公の対応はあんまり好きじゃないけど、こういうやつだから面白いんだろうなとも思う。慈悲の無いまっすぐさが…。「下手でも世界一だと思う」が正義の世界なんだよな。玉田が自分にも怒るべきだと、声を荒げるシーン最高だった。こんなにバラバラで俺らジャズなんてできんのかよ。も良かった!ここすごい岡山天音くんだった。岡山天音くんのこういう演技に惚れたんだったなと思い出した。その後結局、雪祈の努力でしか解決できない、と流れていくのも正しかった。
この後の流れあんまり覚えてないな。ソーブルーの人が、結局雪祈への対応を悩んでいたんだっけ。それで主人公と会って、話して、また雪祈にチャンスを与えてくれる。ここの主人公は本当に主人公という感じですごかった。仲間を信じるって真っ直ぐでいい。傲慢で無慈悲で、それがかえって優しさになっているんだな〜。
雪祈が、バンドを離れてピアノをやってもいいかと聞くところも、良かった!

この後の、偉いバンドのゲストとして呼ばれた雪祈のシーン最高だった!偉いバンドのサックスのクオリティの高さみたいなのもわかったし、その中でも雪祈が目立っているのも音でわかった。
ソロパートのアニメマジで最高だった!!かっこよすぎた!!もう気持ち良すぎてよく覚えてない。興奮した!

その後ソーブルーで演奏できるようになって、やったー!ってしてるうちに雪祈が事故に遭う。は?
え?
ありえん。😭
ぐちゃぐちゃの腕、ありえん😭ふざけんな!!😭

その後すぐ、練習を始める主人公、マジですごい。努力というか、進む「力」がでかすぎる。

ソーブルーの人の開演前の挨拶も良かった。ずっと楽しみにしていました。と言ってくれるのが…。この作品で一番優しいのはこのおじさんかもしれない。

ドラムとサックスのデュオ!!完璧!!完璧だった!!!!もう最高だった!!!サックスはもちろんだけど、玉田が…玉田のソロが!!!!凄すぎる!!!!うおーーーーーー!!!!!!
サックスやピアノと違って、カメラが全然動かないのが良かった!わかる、ドラムって世界が動いてるんじゃないんだよな、でもめちゃくちゃ良いんだよなー!玉田のファンのおじいちゃんが泣いてて、泣いた。マスクびちゃびちゃになった。

そのあと、雪祈がおる、シーンで、ありえなくなった。解散になるのも、うー!嫌だ!玉田が泣いているのに耐えられなくなった。
ボロボロの体で、左手だけで弾く雪祈、冒頭の舐めプをこんな良い伏線にすんの!?とびっくりしすぎた。
左手だけなのにソロパートが本当に素敵で、本当に素敵だった。静かなソロで、ああやっぱ左手じゃ激しくは弾けないのかな…と思ってたのに後半めっちゃ盛り上がるから泣いた。
最後に三人で一緒に演奏できて本当に良かったな。音楽もすっごいかっこいい。愛している…。
最後のステージに地元のみんなとか、雪祈の幼馴染の女の子とかいてすごく良かったなあ。
最後、最後に音楽が終わって、エンドロールに潔く入るのも良かった。あー良かった。
最後の最後にタイトル回収するのもアツすぎた。全部がアツかった!!熱くて激しい、本当にその通りの映画だった。

エンドロールの主題歌が多分「BLUE GIANT」で、雪祈がラストシーンで書いてる曲なんだよね。めっちゃ良かった!愛している。

この映画は、葛藤よりも達成に重点を置いているように感じた。
人間性や等身大な悩みよりも、努力とか全力とか、前に進む力の眩しさで惹きつけてくる感じだった。かなりサクサクとハードルを踏み越えられていくけれど、それでもあっさりしているとは感じなかった。
最近色んな映画を観たけど、漫画ってこうだよな!と思った。人に力を与えるためのストーリーだと感じた。
あとジャズって最高だと思った。ほんとありがとう!原作も買いたいなー
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