ほり本こう大

BLUE GIANTのほり本こう大のネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

遅ればせながら鑑賞してまいりました。
とりあえず、めっっっっっちゃくちゃよかった……。
目や耳にしてきた下馬評も高すぎる期待値も、軽く余裕でぶち乗り超え凌駕してきた。
さすがのDolby ATMOS、楽器だけじゃなく小便の音まで音質よかったよ。

ジャズバンドに限らず、吹奏楽やら軽音やら何かしらの音楽経験がある人は号泣不可避やろこれ。音楽経験がなくても神作品やと思うけど、特にドラムかじってた身としてはぶっ刺さりすぎてえぐかった。
他の人の涙腺を刺激するかどうかわからんようなシーンでも、めちゃくちゃ我慢しながら泣いてた。数えてないけど多分7回くらい泣いてもうた。
我慢しては涙引っ込め、を繰り返してたけど、終盤So Blueでの玉田の努力の賜物ドラムソロで涙腺崩壊した。ティッシュ使わなあかんくらい映画館で泣いてもうたの久々すぎる。
ドラム初心者が経験者に追いつくため必死に練習頑張って、ライブでくそほど緊張して本番のミスも指摘され、それでも高みを目指して頑張る。他のメンバーも毎日孤独に、努力を誰にも見られることなく練習に励む。その結果の不運な二人での強行演奏。からの三人揃っての激アツ展開。こんなん泣くに決まてるて。

仲間って素晴らしい。楽器って素晴らしい。JAZZって素晴らしい。音楽って、素晴らしい。