こさむ

BLUE GIANTのこさむのネタバレレビュー・内容・結末

BLUE GIANT(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ジャズを愛する若者3人がバンドを結成し、全力の演奏をもってジャズに馴染みがない者たちの魂を震わせる。
好きなものに打ちこみ挫折した経験がある者ほど夢中になり、玉田に入れこみ、衝撃を受ける作品かと思う。
観終わったあともずっと映画でのセッションの音が自分の中で広がっていく。
素晴らしい映画体験だった。

他のユーザーの感想・評価

nya

nyaの感想・評価

4.2
やっぱり上原ひろみはすごいなぁ、、、音楽も物語も感動した。
ギリギリ間に合ってよかった。
普段、映画を推してくることのない実弟から強く推薦を受け、原作の内容も知らずに鑑賞。
もう終盤にはいい感じで泣いている...あらためて音楽っていいなぁ、がむしゃらに頑張るって素晴らしいなぁと。
とても良い気分にさせてもらいました。
mata

mataの感想・評価

4.8
まって、、slam dunk 超えたかもしらん。
ジャズに言葉はいらないので、感想はこれくらいに…。。
さの

さのの感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

演奏シーンめっちゃ良かった!

漫画で一通り話を読んでからだったけど、
なかったらちょっと話がわかりづらかったかも。

ちょっとCGが気になったのが残念。

あと、映画館で事故のシーンはびっくりした。
ayu

ayuの感想・評価

4.4
サックスで世界一のジャズプレイヤーを目指し上京した18歳の大。
ライブハウスで目を奪われたピアニストの沢辺をスカウトし、二人の演奏に心を奪われたドラム初心者の友人、玉田も迎え入れ "JASS" を結成🤝🏻
日本最大のジャズクラブでの演奏を目指す🎷🎶

すごく良かったぁああ!🙌🏻
フィルマ内の高評価を見る前は完全にノーマークだったけど、音楽映画はなるべく劇場鑑賞したいので期待値高めでワクワクしながら鑑賞☺️

ラストの演奏はドリンクもポップコーンもそっちのけで見入ってしまった👏🏻👀🌟

最近見た「スラムダンク」に似た感動を味わえたかな。ジャズもバスケもまったく知らないし、アニメもほとんど見ないわたしだけどここまでのめり込めちゃうとは思わぬ誤算😵‍💫✨

ただ順調に上手くいくだけのサクセスストーリーではなく、挫折を味わうシーンも心に刺さった。

自分語りになるけど、わたしは中高のころ英語の成績だけずっと学年トップで英語に関しては常に自信がありました。満を持して外国語大学に入学したんですが、上には上がおり、クラスは下の方。ネイティブの先生にも自分の英語力をなかなか認められず悔しかった経験があります。

そこが沢辺と重なり、苦しかった💦💦

一つのことに夢中になって命を賭ける大。
未経験でバカにされても惜しまず練習を続け、最後はJASSへの思いが一番強かった玉田。
そして、鼻をへし折られても負けずに高みを目指しチャンスを掴もうと努力した沢辺。

なんというか、定番すぎる感想だけど "熱い!" って強く感じた🔥

10代が目標に向かって突き進む姿には元気を貰えたし、ここまでの頑張りはできなくとも、なにかしらまずは人生における目標を立ててみたいと思えました😊🤍

個人的に汗とか涙の水滴の表現が好きだった。
なぜか演奏中だけヌルヌルした作画に変わるのは少し気になったけど😂

もちろん、ジャズの演奏もたまらない!🎶
オリジナルの楽器なんだね〜😳

隣のお兄さんは前のめりになって泣いてたしもう片方のおじさんは終始体を揺らして楽しんでた。

誰にでもオススメできる良い作品🙆🏻‍♀️

映画館によっては轟音上映とかもあるんやね。
そっちでまた見たくなる〜☺️
死人

死人の感想・評価

3.4
評判が良いので鑑賞

思ったほどはハマらなかったなー。音楽映画はなんだかんだで外れないから期待してたのに…

勿論みんな苦労はしてるんだろうけどすごいトントン拍子に成功して練習できる場所もあって、いまいち感動はしなかった

天才キャラのエリート雪祈が唯一壁にぶち当たってそこを克服した演奏シーンがピーク。あそこは素晴らしい

ラストもあるトラブルを超えて演奏するのとかもスーッと息を吸い込んで吹き始める直前で終了の方が良くない??演奏シーンが多くて飽きてくるし、演奏始まって3Dになるのも別人が出てきたみたいでめちゃくちゃ萎える

あと言いたくないけど主人公があんま好きじゃなかったね。ああいう馬鹿で愚直な元気系のキャラ好きじゃないんだよね〜。顔とかも特徴ないし

やっぱりアニメはなんだか入り込めないのよねー
まず、魂を振るわす映画に出会えたことに感謝しなくてはいけない。

友に勧められ、JAZZについて全く知識がなく、原作のバックグラウンドも0の状態での視聴。

この作品は長文でレビューせざるおえないほどの作品だと感じた為、以下ネタバレをしない様にレビューをする。

●音・映像について
映画館でアニメーションと奏でる音楽が素晴らしかった。これには脱帽の一言。
「静」と「動」の使い分け、緩急の付け方、全てにおいて引き込まれた。

JAZZの熱さ、深み、到底熟知したつもりではいないが、魅力を感じたことに間違いはない。

また、ただ音を奏でるだけでなく、キャラクターの動きで音や情熱を表現しようと言う工夫が見て取れて、より多角的に心に刺さる様な作りとなっていた印象。

●キャラクターについて
その男たちは、潔く、真っ直ぐで、不恰好であったが、あまりにも格好良い。
正に「『好き』に一生懸命な奴は強い」を体現していた。

何か一つのものを一途に追求していくには、それ相応の覚悟や強さが必要になるが、それをのもともせず、心から向き合い楽しんでいるその姿は、視聴者の心を掴むのにそう時間はかからなかった。

じっとはしていられない。
止まっていたくない。
突き動かされるような衝動。
時間を忘れるほど没頭する。
そんな感情に正直に向き合い、素敵で濃密な時間を過ごし、成長していくその様は、猛々しいとは違う、芯の強さと立ち向かう勇気を感じ取れた。

●ストーリーについて
直向きに自分の好きなものに向き合う青年たちを描きつつも、運命という残酷さをぶつけていた印象。これは2時間ほどの映画の中で体現するには難しい。急展開や非現実な流れも少々あったが、アニメーションであるが故、許容できる範囲であった。

音や映像、キャラクター、ストーリー構成、総じて非の打ち所がなく★5を贈りたい。

●鑑賞後について
自分に降りかかる景色や音、何もかもいらないくらい、この世にある表現や言葉では見つからないような、そんな感情で溢れていた。

あえてことばにするのなら、もっとあの空間で、彼らの奏でるJAZZに魅了されていたい。そう感じた。

JAZZについて、全く知識が無い人も興味が湧き、いつかJAZZを観に行きたい、そう思わせてくれる様な作品であった。

もし、今何かに夢中になっている人や、一歩踏み出す勇気がない人がいたら、なりふり構わず全力投球する勇気をくれる様な作品。

監督をはじめ製作陣、スタッフの皆様に心から敬意を表して、レビューとする。

Thank you for the Blue Giant.
Takashi

Takashiの感想・評価

-
漫画原作は読まず観たけど、ストーリーはスッキリしていてとても感動した。
でも演奏のCGが微妙すぎる。
mochashake

mochashakeの感想・評価

4.1
音楽に惹かれ観たのですが、とても良かった!
音楽っていいなと改めて思いました。
原作は未読ですが岳の方なので高レベルで担保されてるだろうし、ここの評価が高いので鑑賞。

結果めっちゃおもしろかったです。
仮面ライダーと迷いましたが、こっち見てよかった!
開始5分で面白いこと確信し、ジャズのシーンで全音楽関係者見るべしと思い、最終的には全人類見るべしに変わりました。
音楽って本当にいいものです。
ジャズかっこいいです。

音の演出すごいですね。
音の圧に加え、画の強さもありました。
あと単純にめっちゃ曲が良いのでキャラクターの実力や演奏にも説得力がありライブも盛り上がる盛り上がる。
映画的展開もあるし最後は感涙。

勢い余って映画館の隣の本屋で原作漫画買いました。
というのも映画中、尺の都合で掘り下げきれなかったであろう意味ありげな人たちがちょいちょいカットインしてくるんですよね。
その人たちが原作ではどう絡んでくるのか、どんな背景があるのか気になるし新しい楽しみもできました。

ちなみに今映画化記念で1-4巻がバリューパックでお得に買えるのでオススメです。
これから帰ってよみます。
ありがとうございました。
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