ブラック・フォンのけんけん３号のネタバレレビュー・内容・結末

パッケージをパッと見て、こてこてのホラーかと思ったらサスペンスだった。まぁ、ホラー？オカルト？要素もあるが、最後は少年の成長物語になるのかなぁ？
連続誘拐殺人犯、監禁、黒電話から声、予知夢の妹、これらがうまく絡まって最後はひとつになる珍しい展開。ちょっとガサついた画面も不気味な雰囲気があったし、犯人のサイコな感じの恐怖、脱出のハラハラ・ドキドキ、死者からの声、妹の能力、父親の葛藤と、てんこ盛りの割にサラッと見せるのが上手かったと思う。後半の盛り上げ方も上手いし、こうゆうタイプの作品にしてはスカッとする決着も好みだった。パッケージのインパクトが強すぎかな？違ったアプローチなら、もっと違う客層も観てくれるんじゃない？サクッと鑑賞出来る、切り口の面白い作品だと思う。