子供達の相次ぐ失踪事件に主人公フィニーが巻き込まれ、監禁先にある鳴るはずもない黒電話が突如として鳴り響き…というあらすじ。
全体的にはホラーという割には明るいタッチで
ソフトな描写が多く見やすいなと感じました。
タイトルでもある黒電話なんですが
先に犠牲となってしまった子供達が
逃げるためのアドバイスをくれるという
チート的アイテムの役割を担っており
そこが逆に怖さを緩和しているような？
気がしました。(どの子もみんな優しいしw)
その他にもちょっとした能力がある妹とか
色々と問題のある父親などがあるのですが
どれも中途半端な説明となっている感は否めず
もっと深く描けたらより面白い作品になってた、と感じてしまうのが勿体ないかなと。
その他は犯人の動機も正直な所よくわからず
色々と惜しい！が多い作品でした。
