Arisa

カッコーの巣の上でのArisaのレビュー・感想・評価

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)
3.9
ネタバレしてます。。




感動のストーリー。

決して大泣きする映画ではないが、観た後に何かしらの跡を残してくれるであろう作品。


ーあらすじー

主人公・マクマーフィーは、強姦の容疑で逮捕・刑務所に入れられる予定であった。
しかし、精神異常者のふりをして人里離れた精神病院へ入院することに。

この施設にいる患者達は皆、
婦長に徹底的に管理されていた。


そんな彼らをみて、マクマーフィーはもっと楽しいことをしようとみんなを誘い出す。

マクマーフィの影響で、だんだんと元気を取り戻し生きる楽しみを見出していく患者達。

しかし、病院内へ女の子を連れ込んで乱痴気騒ぎをした事を
婦長に知られ、叱責され脅された1人が
恐怖のあまり、自殺をしてしまう。


それを知ったマクマーフィーは婦長に激怒し手を出してしまうーー


マクマーフィは決して素晴らしい人格者ではないが、
とても人間味がある。

そもそも、人を管理する権利なんて誰にもない。

それを訴え続けた、マクマーフィのラスト……

あのラストは、絶望ではなくチーフと共に自由への旅に出たんだと、清々しく嬉しい気持ちになりました。

ラストの受け取り方は、色々あると思いますが
個人的にはあれで良かったと思っています。

書き直しました

2014.7.8鑑賞
Arisa

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