カッコーの巣の上での作品情報・感想・評価 - 3ページ目

カッコーの巣の上で1975年製作の映画)

One Flew Over the Cuckoo's Nest

上映日:1976年04月03日

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「カッコーの巣の上で」に投稿された感想・評価

きたむ

きたむの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シャイニングの時とは打って変わってジャックニコルセンクソかっこよかった。完全に精神病棟のカリスマだったよね。途中からニコルセンが主役のアドベンチャーかのようにすら思えた。遊び一つにしろ、看護長との喧嘩にしろ全てにカリスマ性があって他の人たちを惹きつけていた演技だった。彼がきてからみんな生き生きとしていた。

ハンサムではないけど何故か女をたらし込んでいたり、終盤に逃れる場面でもビリーを自殺に追い込んだ看護長を殺しにかかったり男気あふれるホントかっこいいやつだった。

最後はロボトミーを受けさせられて人格が変わってしまった。前みたいにふざけてるだけだろ!戻ってこいよ!って何度も思ったけど残念だった。チーフが自分の手をかけたのはマクマーフィーへの最大の愛であり、尊敬だと思った。自分たち精神病患者の生活を180度変え、社会への反発の象徴だったマクマーフィーをあんな状態で病院に置いておくのは自分らの敗北を認めたことだし、今までのマクマーフィーに失礼。驚きはしたけど、意外とすんなりチーフの行動に共感できた。


タイトルのOne Flew Over the Cuckoo's NestのCuckoo's Nestは頭のおかしい奴らの巣=精神病棟の意味であり、そこを飛んで行った「One」とは精神病患者を装った者たち。すなわちチーフであり、反発の象徴として世をさったマクマーフィーのことでもある。参考サイトを頼った笑
精神病患者が社会からどう扱われていたかの背景とかたくさん知らないことがありました。    

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった

病院のみんなが明るくなっていく感じ
同時に彼らは死から生きるに変わっていって、それを病院側は抑えようとしている対比

しかし病院側はすでにシステムや圧力の中で死んでいてそれを気づかせてくれるマクマーフィーの行動

ラストはとても衝撃だったけど、チーフのあの行動は見世物となってしまったマクマーフィーをそんな姿では以前の彼の姿ではないと殺すシーンはグッときました、、、

とにかく人と違うとは何か、我々が思っているものは本当に万人に通ずるのか考えさせられました
衝撃のラスト。傑作
マサ

マサの感想・評価

4.1
泣くやつ
LODGE

LODGEの感想・評価

5.0
70sの反体制思想が色濃く反映された映画。
アメリカンニューシネマの代表作。

刑務所から逃れる為に、精神異常を装い、精神病棟に入院する事になったマクマーフィー(ジャックニコルソン)。
それまで、管理主義的な婦長に統制されていた病棟に"マクマーフィー"と言う異分子が入り込む事によって、次第に患者達も現状を疑う様になってくる。
マクマーフィー主導で、ワールドシリーズを見たり、病棟を抜け出したりと好き放題にやらかす。

そんな中、喋れないネイティブアメリカンのチーフとも仲良くなり、脱走する事を計画する。

あるクリスマス夜に、、、


マクマーフィーのA-2にシャンブレーシャツ 、リーバイスにアイリッシュセッターと言う出で立ちが普遍的にカッコいい。。。
雑に着ているのがカッコいい。。。
刑務所での労働を逃れる為に詐病を使い蔑称でカッコーの巣と呼ばれる精神病院に入院した男(ジャック・ニコルソン)。
彼が収容された病棟は大人しく過ごす男ばかりが約20人。管理者の看護師(ルイーズ・フレッチャー)は口調や表情は穏やかだが規則を盾に患者達を上から抑えつけている病棟だった。
彼らを人として大人として扱わず患者として小人として扱っているとんでもない管理病院。
病院だから自由がある程度制限されるのは致し方ないが看護師のやり方は度が過ぎていて弱い者いじめに近い。

当然のように怒りを爆発させた男は看護師に反則チョーク攻撃を仕掛けたが、弱者の行く末は恐るべき頭脳改革であり"人間"を奪われてしまうことになる。
男と友達になった同じ病棟の大男のインディアンは男をただ生きているだけになったこの世から解き放ち自らも巣から逃亡した。

管理されてたまるかという男は人間にはQOLがあるのだということを端的に見せてくれる。
私がその男だったとしても多分看護師をぶん殴っていた。
サンディ・コーファックスが投げているドジャース対ヤンキースのワールドシリーズのTV観戦を規則だからといって理不尽に禁じられて黙っていられるか?
人に普通に在って然るべきQOLを守る為には戦うか逃げるかしなくてはならい場合があると教えてくれる作品。

ジャック・ニコルソンとルイーズ・フレッチャーの演技が凄い。
出来が悪いが弱い者には優しい男を演じさせたらジャックはピカイチ。
ルイーズのこんなに憎々しくてムカつく女にはなかなかお目にかかれない。
Makame

Makameの感想・評価

3.8
ワシントンが松島幸太朗選手。
YK

YKの感想・評価

4.5
精神疾患患者をどう捉えるのかという点で強いメッセージ性を感じた。しかしながら、特に最後の展開の解釈が難しい。今の自分に感じ取れたメッセージが非常に抽象的だったのが観賞後に気味悪い感情をもたらした所以か。もう少し具体的な(隠された本当の)メッセージを探りたくなる優れた作品。