このレビューはネタバレを含みます
原作を読んでないので分からないですが、第5層の要素としてあれもこれも入れなきゃといって要素をモリモリにした結果、話がとっちらかっちゃったのかなと思いました。ブルーベリーパイの件とか後で活かされるのかなと思ったら全く出てこなかったり、ミトがアスナとの勝負に勝って、それでもやっぱり私は戦えないってなった後に割とあっさり助けに来たり、もやもやが残る感じでした。
映画のストーリー展開として、攻略は進んでるけどギルド同士がギスギスしてる。大晦日に合同パーティーをしようと計画してる、と思ったら実はバックれて先に攻略しようとしていた。衝突を防ぐためにキリトとアスナたちだけで先に攻略しようとなる。という大まかな流れの中に別にアルゴとミトが出てこなくてもいいっていうのがこんなにとっちらかっちゃった要因なのかなって思いました。
ただ面白くない訳ではなく、前作に引き続き音響効果は素晴らしく作画も良かったので、勢いでぐいーんと持ってかれた気がしました。1つの映画としては気になることも多かったですが、元はラノベだし、深夜アニメだしと考えたらこれでいいのかとも思いました。