このレビューはネタバレを含みます
2023/01/22鑑賞。60点。
ワンカット撮影＆メタルギアやコール・オブ・デューティを実写化したような映像重視の作品。ストーリーはシンプル、オチは酷い笑。
〈あらすじ・ネタバレあり〉
CIA長官に命じられ、分析官・ゾーイ(演. アシュリー・グリーン)は【ブラック・サイト】で拘束されているテログループの協力者・マンスールの身柄をワシントンDCへ移送することに。
ゾーイは任務遂行のため、ハリス大尉(演. スコット・アドキンス)率いるネイビーシールズの小隊と合流する。
【ブラック・サイト】とは、アメリカ政府がその存在を認めない軍事収容施設。
ゾーイとハリスらが【ブラック・サイト】に着くやいなや、施設は大物テロリストであるシャレフ率いる武装組織の襲撃を受ける。
シャレフらの目的は、マンスールが製造に関わった核爆弾を手に入れること。
ゾーイとハリスらは施設の中に立て篭もり、施設長であるヨーク(演. ライアン・フィリップ)と合流する。
ゾーイによると、「CIAは、医療機器の放射線を使った核爆弾【ダーティーボム】がワシントンDCで使われる計画を傍受した。医療機器メーカーの重役であるマンスールは、我が子をアメリカ軍のドローン空爆で亡くした過去があり、それが動機となって【ダーティーボム】の製造に関わったらしい」。
マンスールは、「息子を亡くして失意の頃、テログループの接触を受けてマネーロンダリングに手を貸した」と白状するが、【ダーティーボム】の製造に関わったことは否定する。
マンスール率いるテログループの攻撃は激化し、爆弾ベストを着た青年が施設に入って来て自爆。ハリスとマンスール以外は死亡し、マンスールは負傷したハリスを見捨ててその場から去る。
ゾーイは息を引き取る直前、ハリスに1枚のエコー写真を渡していた。
その写真は、マンスールの妻が妊娠4ヶ月であることを示す証拠で、彼をアメリカに協力させるための切り札になり得る。
孤立無縁のハリスは、テログループのメンバーを次々と射殺し、肉弾戦の末シャレフを刺殺する。
施設から脱走しようとするマンスールに、ハリスは「マンスールの妻が妊娠中で、ワシントンDCで保護されている。そして、このまま【ダーティーボム】が爆発すれば妻子も巻き込まれて死ぬ」と説得する。
マンスールは【ダーティーボム】を仕掛けたことを認め、どこに仕掛けたかを自白することに合意する。
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マンスールがなぜ同胞であるテロリストたちに命を狙われていたのかが最後まで不明。
