SNSD3320さんの映画レビュー・感想・評価

SNSD3320

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ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.4

ROCKだ。
予想を遥かに超えてROCKだ…

題名と冒頭からクラシックバレエの映画だね。と思いきや。

苦難を乗り越え第二の人生を踏み出すヒロインの物語。エリーズが美しい。美の表現者としての美しさが
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.7

山って何なんでしょうね。

山登りを始めてから本当にそう思います。行きたくなるし、行かなきゃいけないような気にもなったり。道迷いや遭難、熊やスズメバチとか危険がいっぱいって知りつつも、あの雄大な景色を
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

勉強不足でこんな事件があったなんて知らなかった。

第一印象は俳優陣の方言とか言葉遣い、発音が凄い。それによる臨場感というか没入感も凄く、アッという間に見終わってしまった。

日本人は悲しいことに感情
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

3あるやんけ。

過去に類を見ない痛いくらいの低音のシャワーは、自分が身震いしているかのように錯覚するほどの重低音の連続。

1を見ていないと絶対わけわからん奴だけど、1を見た上での期待値は充分クリア
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怪物(2023年製作の映画)

4.2

多感な小学生の心模様を取り巻く大人たちの勝手な偏見と思い込み、先入観。ちょっとした偶然による思い込みが折り重なって事態はとんでもない方向へ。

教師がいなくなり教員ばかりになってしまったのは、時代が作
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.6

わかってたよ。戦争を舞台にした泣ける系だろうって。

しかしここまでとは。過去一泣いたかも。もう涙で袖がびしょ濡れ。俳優陣の凄まじい演技に泣き疲れました。ニノ氏は相変わらず凄かったけど安田顕氏も凄かっ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

なんだか話題になってたから借りてみたけど…なんだこれ。

言いたいことというかやりたいことはなんとなく見えてきた気がするけど、引っ張りすぎ?間延びし過ぎ感、やり過ぎ感が否めない。

はちゃめちゃの見せ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

コレはアートとしての点数。

何を観たのか観させられたのか。整理がつかない…

ブッ飛んだサイコ外科医に弄ばれた女性の成長?冒険?いやそんな簡単なもんじゃない気がするけど言葉が見つからない。

1本の
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

こんなに意識して深呼吸した映画は初めてじゃないだろうか。

ど迫力の音で観たくてSONYのハイレゾプレーヤーで見た。偶然ついこないだ日産本社の会議室にも行った。身近な事が多くてもうなんだか他人事じゃな
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マーク・ストロングがアデランスしてる!


そういうこと言わない。
誰がこの言葉を聞いてどう思うか考えなきゃイカン。クスッとしてもらいたいのが意図でも、全員がそう思うとは限らない。

マエストロとして
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.9

見る前からストーリーは予測できてたものの、緊迫感と臨場感があってテンポも良く世界観に引き込まれた。

犯行動機をもうちょっとハッキリさせて欲しいというか、原因が説明不足な感じが否めない。

アトピーを
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

とんでもねぇの見ちゃったな…

やっぱ1は越えられないよね。1を越える為に大袈裟にしすぎ、頑張り過ぎ。無理が出過ぎ。なんか無駄な演出多いし。あと不思議なのがカメラワークが酷いと思った。普段そんなに気に
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1

ジブリストとしては避けては通れない宮崎駿監督作品。10年ぶり。今回も「の」無しのタイトル。原作知らずに鑑賞です。


オープニングの青のトトロがスクリーンに登場しただけで一気に高揚。

想いが多すぎて
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.4

なんでこんなに評価高いんだ?
序盤は食後のテーブルの片付け方に衝撃を受けた位で後はのらりくらり。3/2位過ぎた所からちょっと面白くなってきそうかな?と思ったけど肩透かし。まぁ自伝的作品だから仕方ないか
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ある男(2022年製作の映画)

4.2

演技とは思えない、もはや神技、安藤サクラ氏の涙。序盤から一気にこの涙で世界観に突入。

在日とか犯罪者の息子とか本人には関係ない偏見でイライラする。自分は安全圏内だからこその発想。甚だ迷惑な自己中的思
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.3

TSUTAYAで3.7って書いてあったから借りたのに…

何コレ?
何が言いたい?
昔の人は権力抗争ばかりってか。とりあえず暗すぎるシーンが多くて何が何だかわかんねぇし。そりゃ電気もない時代だから仕方
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ザリガニって…鳴くの?



それはいいとして。
原作は知らず丸腰鑑賞。裁判の部分はもし有罪死刑だったら、ダンサーインザダークみたいじゃないかとドキドキ。
無罪放免、余生も美しい自然の中に身を置き幸せ
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キル・チーム(2019年製作の映画)

3.7

戦場の生々しい心理状況がヒリヒリして辛かった。

戦争は良くない。誰も幸せにならない。

民間人を殺したから殺人罪?敵の軍人ならOK?おかしくないか?民間人と軍人との差は?服装?銃を持ってるか?

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メランコリック(2018年製作の映画)

3.5

人生には何度か一生コレが続けばいいのにっていう瞬間が訪れる。何もかもが完璧で幸福で、この瞬間の為にオレは生きてきたんだ、そう思える瞬間が、本当に何度か。そしてボク達はまさしく、その瞬間の為だけに生きて>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.2

辛かった…重かった…

たった一度の過ちでこんなにも辛い人生になってしまうなんて。悪気がなくてもこんなにも辛い思いをしなきゃいけなくなってしまうなんて。

俳優陣の素晴らしい演技にどっぷり浸かってしま
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.7

点数高いから観たらジェレミー氏じゃないですか。ハートロッカーからジェレミー氏はかなり好きですが今作も素晴らしいですね。なんて表現すればいいのか、どんな雰囲気の映画にもピッタリハマる感じ。それは演技力の>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

宇宙へ行く映画は色々と観てきたけど、思い通りにならない操縦や機体のきしむ音、想定外に汚れた窓とか臨場感や細かさは凄かった。

ブレッブレの手ブレカメラ撮影も効果的だったシーンはあったものの、不快感を抱
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素っ晴らしい。
ハラハラドキドキしっぱなし。

犯行動機の浅さが気にはなるけど、目が見えないからこそ見えてくる手掛かりやヒントを手繰り寄せていくスピード感がたまらない。靴下になった犯人から弟さんのキー
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初恋(2020年製作の映画)

3.7

ベッキーやるじゃん。驚いた。

前情報ゼロだったんでまずベッキーに驚き。ジャケットからラブストーリーじゃないな。とは思ってたけど、まさかのヤクザと中国マフィアの抗争とは…

計画通りに話が進むストーリ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

未知の危険な存在の描き方が素晴らしい。わからない怖さ、得体の知れない怖さ。そして怖いのに知りたくなってしまう性。

前半は危険なほど退屈な展開だったけど、後半からグイグイ進展して引きずり込まれる。OJ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.6

ただの自己満足の所有欲を愛情のように見せかけて支配する恐怖。そして人生を奪われた復讐が始まるラスト。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.6

鍵泥棒があまりに良かったんで内田監督作品を連チャンで。

今回は笑いの要素はなかったものの仕掛けの凄さったらもう…
ラストの「そうゆうことか!」は素晴らしい。ただやっぱ鍵泥棒の方が好きだなぁ。

鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.7

なんだコレ⁈
いい意味での想定外。ちょっと笑える映画かな?と思いきや、なんて爽快で内容の濃い完成度の高い作品ですか。

笑える部分の見せ方も好みだし、話の展開からラストのオチまでわかりやすくテンポもい
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

私は扇風機になりたい。



ぃゃそうゆうことではなく。
色んな家族としての繋がりを描いた作品という意味では万引家族やベイビー・ブローカーとは全く違う、暖かく心寄せ合う姿が心地いい作品でした。

ずっ
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

3.0

ノーコメントにしようかと思った位スッキリしない。

トモダチは誰なのか。第一章からギリ見せずに引っ張って引っ張って引っ張って…

最終章でドーン!と正体が明かされ「マジかよッ!」ってなるのを期待してた
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20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.1

なんだコレ。
第一章と打って変わってヒドいな。間延びし過ぎて苦痛でしかなかったぞ。最終章までの繋ぎでしかねぇじゃねぇか。なぜ3部作にしたんだ?2部で十分じゃん。コレで最終章が尻つぼみだったら目も当てれ
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.6

ちゃんと見たことなかったので改めて。

そこいらの空き地に秘密基地作って…
ホント懐かしい。今の子供はやらないし、やれないよね。怪我するかもしれない、違法かもしれない。でも誰にも邪魔されない自分たちだ
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.4

スゴッ!
認知症になりつつある老人が一通のメモのような手紙だけを頼りに大冒険


みたいな話かなと思ってたら徐々に雲行きが怪しくなり…まさかまさかの展開と結末。ほのぼのヒューマンドラマでは全くなくゴリ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

「そんな、まさか」と「いや怪しい」の比重が少しずつ逆転していく雰囲気が怖く、テンポも良くグイグイ引きずり込まれる。素晴らしい展開。ドキがムネムネ映画。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.8

普通でいいのに壊してしまう男と壊したがってしまう女。
自由気ままな田舎の独り身が羨ましかったけど、前の奥さんとの再会時での号泣は痛いほど気持ちが伝わった。オダギリジョーの演技力故か。
幸せって…何なん
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