そういちろうさんの映画レビュー・感想・評価

そういちろう

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罪と罰(1983年製作の映画)

3.7

尖ってるカウリスマキさん!
カッケー作品作るぜーー!感が強い。
音楽と、やっぱり最初から滲み出ているマイノリティに寄り添う優しさが最高。
笑いシーンは最期のチョップくらいですが、シリアスな展開も楽しめ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.1

映画館でカウリスマキを観れる幸せ。お金がなくても大丈夫、悲劇も喜劇になり得るので前を向いて、日常の小さい幸せを感じて生きていきましょ!みたいな気持ちになります。観ていて本当に好きなシーンばかりで贅沢な>>続きを読む

プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

*決してシラフでは観ないでください!
*お酒を飲みながら観ると超楽しめます!
たぶん。

酒飲みながら観れば良かった・・・

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

お正月っぽい大作を!お互い不器用な父子が冒険を通じて一歩踏み出す系ムービー。2回くらい泣きました!

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.7

作る側の「「「これがやりたいんだよ!!」」」がすごく伝わってきて良かったです。やりたいこと重視なので、細かいアレコレにこだわる人には不向きかも…。単純な攻撃力ではなく、体力にここまで振り切ったアクショ>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

3.9

溢れ出る小津安二郎感がたまらん!
最初の路面電車シーン(バックに音楽)からして古き良き邦画感が強かったですが、
淡々と、かつコミカルにときにしんみりと進んでいく感じも小津安二郎みが強い!
希望のかなた
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

魔球の伝説ファンとしては、キーホイクァンさんの活躍に大満足でした!仔犬のような眼差しで愛らしいなぁ、と思っていたらタキシードビシってめっちゃカッコ良い姿もあるという。役者さんってすげー!
ギリギリ生活
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

冒頭にこんな映画ですよー、って説明が入るので、終わってみれば結末含めてあーそうだよな…って感じですが、不穏で不可解な展開に、観ている最中は謎の緊張感が続きました。2人の監督が、絵や立体的な作品を用いて>>続きを読む

(2021年製作の映画)

3.5

おしゃんな一本でした。ストップモーションの手本のようなショートムービーで、オオカミの家、を観る前の作品(入口)としてはなかなか良かったです。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.9

音楽が特に好きでした。重低音がズーンズーンときて、不穏な感じが続く感じの、いつものクローネンバーグ感。
ストーリーも、見終えるといつものクローネンバーグ感。単なるエログロではなく、芸術、肉体的進化なの
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.1

初っ端からフルスロットルで面白すぎる!脳みそからっぽにして楽しめるところがやっぱり最高!!カーチェイスは、音楽も相まってスターウォーズ感めっちゃ強。終始テンポが良い。シメもスパッと、頭が吹っ飛んでから>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

過去作(特に魔宮の伝説)に思い入れがあるので、気持ち的には5億点!!冒険出発するまで若干間延してる感じがあったけど、後半の捲し立てがスゴイ。インディらしさがてんこ盛りでカロリー過多!!

インディ「こ
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ビデオドローム 4K ディレクターズカット版(1982年製作の映画)

3.8

まさかの4Kディレクターズカット版。みんなクローネンバーグ先生大好きなんだね(私もです…)。初めて観たときはストーリー全然理解できなかったけど、今回は何となく理解できた気がした。割とガッツリと孤独なヒ>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

3.8

見終えた後の疲労感たるや!すごいパワーだった!!3時間あっという間。バーフバリと比べながらの鑑賞になってしまったので厳しめな採点だけど、このパワフル感は見て損なし!!

長屋紳士録(1947年製作の映画)

4.0

あー、しんみり良いなぁ。このときの情勢をかなり反映している内容だったけど、整ったひとつひとつのシーン、そして分かってたけど最期はウルっときてしまった。所々コミカルでクスッときちゃうのもやっぱり良い。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

死体との対話を通じて「変わっててもいいじゃない」「こんな自分でも大丈夫」と自己肯定感を高めて、過去のトラウマ(=故郷)へ立ち向かうハンクさん。死体方位磁針などしょうもなくて最高なネタをもっと大量に盛り>>続きを読む

いぬ(1963年製作の映画)

3.8

ストーリーも演出もいい感じで面白い!シブいノワール。ベルモンドはカッコよ過ぎ。ノワールはこういうので良いのよ、こういうのこそ、良いのよー感!

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.7

期待値低めで見始めましたがなかなか良かったです!好きだったのは3バカがやられるシーンと、最後らへんで窓突き破って逃げる敵をパスパス撃ち殺すシーンです。

クラッシュ(1996年製作の映画)

3.6

気持ち悪り〜!!(最高の褒め言葉)フェティッシュ過ぎて訳がわからないよ…。特殊な性癖をもつパートナーに惚れると大変ですね

汚名(1946年製作の映画)

4.1

かなり好きでした。終始ハラハラ。スパイモノだし紳士が美人に惚れられて、って辺りは007を彷彿としたり。ヒロインが不憫すぎてキツかったけど、シリアスで緊張感が途切れることない感じはまさに名作。

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.6

盲目を上手く脚本に活かしたサスペンスでした。全ての灯を消すと、本当に黒闇!ってシーンが特に良かったです!

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.1

完全版、映画館で初鑑賞。やっぱ父バーフバリカッコ良すぎる!男でも惚れちゃう男らしさ。筋トレします。

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

3.8

よくあるジャンルムービー的な感じですが監督のクセが強めで良い出汁が出てます。カット割りとか、カメラワークとか。しかしジョージ・クルーニーイケメン過ぎる。。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.7

殺し方のバリエーションが豊富で魅力的!地味に好きだったのは足の小指を撃ち抜いて、前屈みにさせて殺るところ。ホテルが謎の殺し屋マンションみたくなってたり、カッケェー設定が多い!犬、、からの犬!には笑った>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

えーなぁ。熟練の一本的な。時代も国も全然違うけど小津安二郎感を感じました。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.8

ほとばしるデビット・フィンチャー感!丁寧なクライムサスペンスで良かった。ブルース・ウェインのキャスティングですでに成功してる説。正義とも悪ともとれる不安定さ。続編も期待。

WAR ウォー!!(2019年製作の映画)

3.6

なんだかんだ、バーフバリと比べてしまった!前半良い感じだったのが、intervalを挟んで若干失速(および迷走)してしまった感。けど長さはあまり感じなかったし、思わず見入ってしまい熱くなる場面多数!

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像も良いし、音楽も良い!最期、ピノッキオが生身にならなくて木のままだったのもデルトロ監督らしくて良かった!限りある生命だから、大切に生きようね、ってことかと!

驟雨(1956年製作の映画)

3.6

原節子さんの美貌が不憫さに拍車をかけるやつ。結婚4年後、倦怠期。お互い嫌なところばかり気になり嫌味の応酬、終始観ていて居た堪れない気持ちになる…。特に旦那は「勝手が過ぎるのでは!」と思わずイラッとして>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.7

キャベツの芽とチーズのパイの場面、パターソンも犬もめっちゃ不味そうな表情で笑った…。でもカップケーキで挽回できて良かったね!詩的な内容はほぼ理解出来てないけど、ジム・ジャームッシュ的ないつも通りの優し>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

優しさに溢れた映画やなー。マイノリティでも良いじゃない。何か楽しさ、喜びを感じて日々を慎ましく生きていけば。*ただし神父置き去り野郎、オメーはダメだ!

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

のっけから、ミステリー感満載で入った割に、どこはかと無い「それだけじゃない感」。良いっすね〜!吐出物の出てくる映画にハズレは無いってお婆ちゃん(年齢不詳)も言ってた気がする。

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

3.7

満島ひかりさんが「中の下」という事だけは最後まで納得出来なかったけど、ポジティブなパワーに満ち溢れてる後半は良かったなー。満島ひかりさんと、彼氏の子ども(かわいい)の関係性が良い感じ。2人のシーンずっ>>続きを読む

ロストボーイ(1987年製作の映画)

3.9

※B級ホラーのしょうも無さに耐性のない人には全く推奨できません
まず主演2人?(兄と吸血鬼ディビッド)が美しすぎて目に優しい…。よくこんなアホな話(褒め言葉)にこれほどの美男子を組み込んだよな…。クラ
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.7

夢、叶わなくてもそれなりに楽しむこと、身近なところでも幸せってあるかもよ。って「桐島部活辞めるってよ」っぽい雰囲気を感じました。低予算でも全体の雰囲気が良く音楽も良く纏ってる。良作で楽しめました!

コロンバス(2017年製作の映画)

3.8

小津安二郎彷彿とさせるシーンが多いなー、と思ってたら締め方もまさに!でやっぱりそうか、となった。全体的にメタファー多め、薄味の濃い味系。別にベタベタしなくても素敵な関係性があって、それも素敵よなーって>>続きを読む

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