ミャクロッタさんの映画レビュー・感想・評価

ミャクロッタ

ミャクロッタ

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ダブルボーダー(1987年製作の映画)

3.5

ウォルター・ヒル監督、ニック・ノルティは『48時間』以来のタッグです。国境レンジャーと麻薬組織の攻防を描いた作品ですが、ノルティが想像通りのキャラでカッコいいです。善と悪ながら友人関係、そして同じ女を>>続きを読む

ウォリアーズ(1979年製作の映画)

3.8

レビューしていないってことは10年くらい観てなかったということなんですが、昔は好んで何度か観てたので内容わりと憶えてましたな。いちばん好きなのはキッスみたいな白塗りメイクの野球チームです。他のチーム感>>続きを読む

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

2.9

いっつも難易度高めのミッションをこなしてるジェラルド・バトラーさんの中東脱出映画。『エンド・オブ・ステイツ』『グリーンランド』に続いての監督/主演コンビとなりますが、今回はちょいイマイチでしたね。アク>>続きを読む

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.4

ドリュー・バリモア、トニ・コレット主演、何十年にも及ぶ女性同士の友情を描く感動作。トニ・コレットの夫、ドミニク・クーパー演じるキットが出てきた瞬間からクソ野郎認識してしまったが全くもって良いやつで良い>>続きを読む

ニューヨーク、愛を探して(2016年製作の映画)

3.2

豪華女優陣共演、ニューヨークを舞台に、親娘、親友、仕事、恋愛、出産等をテーマに描く群像劇。流石の女優陣で画が持ちます。内容は原題の通り、基本“母と娘”のテーマが強く、様々な事情を抱えた親娘のわだかまり>>続きを読む

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

相変わらず美しき女優を美しく撮ってくれます。30年代のゴージャスなハリウッドを舞台に、ふたりの女性、、、というかクリステン・スチュワートに翻弄されるトホホなジェシー・アイゼンバーグを観る映画です。ギャ>>続きを読む

映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)(2023年製作の映画)

4.1

非常に現代らしい内容のドラえもん。古沢良太の脚本が冴えまくってました。“みんな違ってみんな良い”というメッセージ性、宗教団体を思わせる展開、そしてなんと言っても、『魔界大冒険』を思わせる、そうだ、これ>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.4

ぜんぜん共感できね〜なんて思ってたけど観てるとムズムズしてくるのは人間誰しも持ってる大なり小なりのプライド心みたいなモンをくすぐられるからか。趣里、千葉くんのトコの話がお気に入りだったけど上手かったの>>続きを読む

ジャン=ポール・ベルモンドの 恐怖に襲われた街(1973年製作の映画)

3.8

ジャン=ポール・ベルモンド主演の刑事アクション。いっちょフランスでも『ダーティハリー』作っちゃうぞ、みたいな内容です。犯人に迫る後半、ベルモンドが体を張ったアクションを見せますが、まあこれがトンデモな>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.9

悲しいけどこれにて完結の4作目。シリーズ通してずっとワクワクさせてくれたシリーズだった。最高傑作はサモハンの2、インパクトは3のマイク・タイソン戦と、最後となった本作はここでスコット・アドキンスかぁ、>>続きを読む

エイリアン・ネイション(1988年製作の映画)

3.7

『リーサル・ウエポン』『張り込み』『シカゴ・コネクション』『デッドフォール』等、当時流行ったバディポリスアクションにSFを乗っけた佳作が生まれました。それが、『ヒドゥン』と本作であります。地球に流れ着>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.5

中井貴一のコメディセンスが光りまくる現代パートが最高だったので、もう少し、時代劇パートと現代パートを入り乱れた展開を見たかった気がします。題材とその表現方法はとても面白く観れたのでもう少しね、笑いたか>>続きを読む

モーターヘッド/ラウダー・ザン・ノイズ(2021年製作の映画)

3.7

ドキュメンタリーかと思ったら完全なライブ作品でした。レミー、フィル、ミッキーの3人しかステージに居ないのにこのど迫力よ。ホントカッコいいジジイどもだわ。サラッとオシャレなこと言うMCがまたカッコいい。>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.2

ブッキーパートはミステリー展開、サクラパートは家族ドラマ展開と、ふたつの違う見え方が出来て興味深い。ブッキーパートにはレクター博士か、『バックドラフト』のD・サザーランドか、という柄本明が登場して楽し>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.4

馬場ふみかの馬場ふみかが冒頭からすごい。これまで乃木坂時代を含めても西野七瀬に魅力を感じたことがなかったんだが、これは良かったですねぇ。まさにキラキラ光ってましたわ。顔も変わる前で。メイン4人がそれぞ>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.0

『Mi』シリーズよりもライト感覚で観れるエージェントチームムービー。ステイサムだけに『ジェントルメン』よりアクション重視であちらも面白かったが好みはこちらです。あれはチャーリー・ハナムが抜群に良かった>>続きを読む

聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.1

マッケンはお顔もアクションも画になってとてもよろしい。マーク・ダカスコスにアクションと見せ場を用意するのは仕方ないとは思うがこと聖闘士星矢の登場キャラクターとしてのハゲサングラスにアクションと見せ場は>>続きを読む

禁じられた遊び(2023年製作の映画)

3.4

ハシカンの表情がデカすぎて困りましたね。シソンヌ長谷川とのシーンはコント寄りになってしまうのは仕方なしか。うーむ、しかしあれで美雪たんに付き纏われるハシカンは可哀想な気もするが、遠い場所に居れば居るほ>>続きを読む

チンプイ エリさま活動大写真(1990年製作の映画)

3.2

藤子・F・不二雄先生の作品の中でいちばん好きなキャラと作品は?と聞かれればこの“チンプイ”を挙げます。理由ははっきりと答えられないけど、最後の連載作品?だけあって、これまでの作品群を昇華させたようなキ>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

1作目と同じ感想だけどもこの作画アニメーションでこの情報量でも全く破綻しない内容がトンデモナイです。全シリーズのテーマである“運命”を真っ向から描ける脚本が素晴らしい。受け入れるも否定するもまた運命。>>続きを読む

ガンマン大連合(1970年製作の映画)

3.1

相変わらずフランコ・ネロはカッコいいんだが、ちょっと話にノッてけなかったかな。トーマス・ミリアンの方が目立つというか、ジャック・パランスとの闘いもそう。違うんだよ。結局ガトリングガンが出てくりゃもうな>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.2

『チャイルド・プレイ』に近年の良作ホラー感を纏わせたオモシロ人形ホラー。各キャラクター設定が良い具合に話を転がしてたね。ちゃんと場面場面でそれ言っちゃアカン、それやっちゃあアカンとホラーな展開を産む言>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

スピンオフの『スーパーコンボ』はお気に入りだったが、本筋に話が戻るとやっぱりポール不在を引きずるシリーズ10作目です。当たり前と言える面白さは兼ね備えておりますが、6や7のようなワクワクは8以降薄めで>>続きを読む

ワイルド・アパッチ(1972年製作の映画)

3.6

老兵バート・ランカスターの渋みが満載の西部劇。脱走したアパッチ族を追う騎兵隊の追跡劇。極悪非道なアパッチ族のインパクトよ。こいつらに出くわしたら一巻の終わり的な描写はなかなかエグい。ニューシネマに通ず>>続きを読む

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.6

『インサイド・ヘッド』というクソ映画のせいでこの概念?というか物質?系のキャラクター造形に敬遠してましたが、思てたのと違ごうて普通に観れました。まあ、民族が違う、文化が違うという価値観の違うもの同士の>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

始まってピーチ姫と合流する辺りから、“こんなん面白くないワケないよなぁ”って思いながら観てました。もう60代辺りからはみんな様々な“マリオ”に接して少年少女時代を過ごして来たんではないかと。マリオブラ>>続きを読む

豹/ジャガー(1968年製作の映画)

3.1

フランコ・ネロ×セルジオ・コルブッチにハマりそうな気がしたので本作を鑑賞。まあ、ちょっと期待しすぎたかな?わしのジャンゴの余韻はどこへやらという。ジャック・パランスの冷酷な悪役ってのがビシビシ伝わって>>続きを読む

続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.2

“続”というタイトルじゃが、イーストウッドのそれとはなんも関係ありまへん。オープニングからね、激アツ。沼地で棺桶を引き摺るフランコ・ネロに「ジャンゴーーーー」の主題歌よ。この時点で傑作の予感がプンプン>>続きを読む

65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.4

なんとしょうもない。人件費(出演者)こそ少ないがしっかり金掛かってそうなのに、こんにもしょうもない画になるとはね。まあみなさんのレビュー悪かったから期待はしてなかったので傷は浅いです。全然熱いポイント>>続きを読む

荒野の用心棒(1964年製作の映画)

3.9

マカロニ・ウエスタンの原点と言えばコレ。セルジオ・レオーネ、エンニオ・モリコーネ、そしてイーストウッド。鬼に金棒的な最強トリオですね。元ネタはタイトル通りもちろんあの作品。イーストウッドがあっちにこっ>>続きを読む

カラーズ 天使の消えた街(1988年製作の映画)

3.3

一時期日本でもエセカラーギャングみたいなん流行ったけど、これはモノホンのLAのカラーギャング抗争と警察との日常を描いた映画。デニス・ホッパーが監督、ロバート・デュバルとショーン・ペンがバディを組む制服>>続きを読む

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

3.9

斎藤工監督作。面白買ったですね。窪塚くんキャラや使い方には『来る』みたいなブッ飛んだ展開も想像しましたが、思いの外わかりやすい直球サスペンススリラーで見応えありましたし、こういうのでいいんです。ただ暗>>続きを読む

インディアン・ランナー(1991年製作の映画)

3.6

ショーン・ペンの初監督作品。初監督作にしてその色がモロに出たような雰囲気のあるノアール作品。傑作と語られるのも充分に納得出来る。まだ新人と言ってもよい、兄弟を演じた主演のデビッド・モースとヴィゴ・モー>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

2.3

こりゃいかん。ちっとも面白くない。弱ったポアロに幽霊話。ひたすら暗い。そりゃあ人が死ぬサスペンス、ミステリーに陽気さを求めちゃねぇが、終始辛気臭いし、字の如く、画面が暗い。もう途中から犯人なんて気にも>>続きを読む

パニック・イン・スタジアム(1976年製作の映画)

3.5

人々の日常が描かれる中、彼らが目指すのはアメフトの試合が行われる10万人を収容する巨大スタジアム。ライフルを持った1人の男がスコアボードの上に潜む。飛行船カメラにたまたま映ったその男は何者か。警察、S>>続きを読む

TELL ME hideと見た景色(2022年製作の映画)

2.4

どう観たらええんかわからんね。ドキュメントとして真実を伝えたいのか、美談として伝えたいのか。なんか内容も演技もテレビ番組の再現ドラマにしか見えなかったのは残念です。レコーディングシーンなどは事実がどう>>続きを読む

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