これは実話である、というデタラメな「嘘」から始まるのは映画と同じ。映画と無理やりリンクさせるようなくだりは、なんだか恥ずかしくなる。『ファーゴ』だけではなく、コーエン兄弟の二次創作のような場面やキャラ>>続きを読む
30分の喜劇なドラマ。いつでも前を向き、ジョークと信念(己と皆を信じる強い心)で、環境や関係性を変化させていく。
どん詰まりの閉じた状況に一風変わった「異物」 が混じり、凝り固まっていた心は溶かされ、>>続きを読む
まあまあ。バカ金かけて、作りはしっかりしているから最後まで付き合ったが、物語としては目新しさなく平凡。閉じ込められた場所での犯人探し。悪そうな人が、ひねりなく悪人。大きな謎も次に持ち越し。原作は未読。>>続きを読む
私たちの日常と地続きでありながらSF的な世界観。好きなジャンルだし、序盤はワクワクもさせられた。失望や記憶をいじくり人間を描くシリアスコメディを期待したが、段々とその構造、システムの謎を探るサスペンス>>続きを読む
そもそも操る実体(黒幕)が飛行機内をそこまで把握してない(出来ない)なら、ここまで大事にする必要もないような気もするが…ハイジャック犯が真面目すぎる間抜けなのか。
薄っぺらな役職を場面ごとに配置しての>>続きを読む
『24』と『ボーンシリーズ』が大好きなので期待したが、ジャック・バウアー的な中心の青年がそれほど活躍しない無双しない。閃きのような言動がそれほどないのに、結局はその女性とイチャイチャしたりして冷める。>>続きを読む
追い詰められた癌教師が狂えば狂うほど面白くなる。人殺しにも一切のためらいがなくなり、ようやくキチガイのエンジンがかかってきた!と思ったら次シーズンでラストなのね。過去にとらわれてウジウジしている相棒も>>続きを読む
四、五年かけてようやくシーズン3まで見終わった。
問題のある天才シェフがダメな店を立て直す、それなりにうまく行きゴールが見えてくるとそのシェフのろくでもない面が顔をだし、その姿勢にうんざりしたスタッフが去っていく。どの国でもこういうのって『王様のレス>>続きを読む
惑星を巡るあれこれはやり尽くしたのかシーズン2はタイムトラベルとか感情が生まれるロボットとか古典的なSFの題材を現代的な解釈で描いているエピーソード多め。人間関係のゴタゴタが物語の中心になってくると若>>続きを読む
俺は『スタートレック』には馴染みがないけど、数々の異様な星を巡る宇宙冒険漫画、藤子Fの『モジャ公』は大好きなのでワクワクしながら見てしまった。映画ではなくドラマのチープさが心地よい。暴力的な笑いも飄々>>続きを読む
五話の黒沢清しか興味が無いので。これのどこがモダンでラブで東京なのかよく分からないが、溢れ出る浮浪者や生者のような幽霊、さまよえる森に現世とあの世の境目にある川。黒沢清の過去作のパッチワークと言ってし>>続きを読む
ヘイリー・スタインフェルドが最高。フローレンス・ピューも最高。つまり二人が共演してコメディしてアクションしているだけで大満足。「エコー」を片足義足で聴覚障害の役者アラクア・コックスが演じてるのも格好良>>続きを読む
マーベルドラマ一作目の一話目がシットコムのパロディで、「これは映画ではない、TVサイズのドラマが始まりましたよ」との堂々とした宣言込みの挑発と仕掛け、もちろん「そのお茶の間サイズで映画並みのスペクタク>>続きを読む
10話の『1分間700円』が異様に好き。あと青山真治の回だけ評価してる。この二作のみで4点。
善悪曖昧なまま、かつての苦しみも過ちもすべて背負ってなんとなく生きていくピースメイカーのラストが良かったなあ。自分自身を受け入れる、私の人生を私が認める物語こそジェームズ・ガン。あと、絶対にガンは『寄>>続きを読む
中田秀夫が二本、黒沢清が一本。黒沢清作品『廃校綺談』の評価で3.5。黒板に書かせるよく分からない数学の図式、話しながらの横移動撮影、廊下に積み上げられたダンボールに突っ込む人物、恐怖の存在に引き込まれ>>続きを読む
ぬるくて欠伸が出る。小悪魔少女だったリュディヴィーヌ・サニエが草臥れた中年女性を演じていて時代を感じる。佐久間宣行の「面白かった」ほど信用できないものはない。
天才(ヒーロー)と戦い敗れ去った者たちが最後には仲間となり巨大な敵を倒すために団結する。スポーツマンガの王道。『柔道部物語』も『ピンポン』もNetflixで大金使って実写化ドラマしてもらおう。ほぼ一人>>続きを読む
何年か前にゲーム版ウィッチャーを楽しんだのですんなりと世界に入っていけたが、なにもない状態だと混乱するような気がする。三人を柱に物語を進めているが、それぞれの時間軸を無駄にいじってるいるので尚更分かり>>続きを読む
それなりに面白いけど序盤が最高で徐々に失速していく。人間もスーパーヒーローもそれほど違いなく、弱さに溺れていくのか、それともその弱さを克服できるかで揺れているドラマ。もっとそれぞれの立ち位置をゲスに描>>続きを読む
散々言われていると思うけど、よくできたスティーブン・キング。都合よく強引にねじ伏せているくだりも結構ある。シーズン2を見るかは微妙。
「週刊マーダーケースブック」『アメリカン・バイオレンス』を経てからの『マインドハンター』。『アメリカン・バイオレンス』でも語りまくっていたエド・ケンパー(役の俳優)が最高。捜査官と恋人とのくだりになる>>続きを読む
シーズン1だけ全部見たけどビックリするぐらい演奏しない。様々な人間ドラマがオーケストラ演奏のカタルシスへと昇華される、みたいなのは全然ない。これ以上は見ないと思う。