sugarさんの映画レビュー・感想・評価

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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.4

大味ドタバタスパイコメディ。
キャスティングがいずれも見事にハマっているのがたまらなかった〜

ヘンリー・カヴィルのごりごりスパイもサム・ロックウェルのゆるイケおじスパイもデュア・リパのやり手スパイも
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.8

1985年版を観てから。テーマやメッセージはそのままに、台詞も描写もすごく分かりやすくキャッチーになっている感じがした。音楽のパワーがすごい。

本作がそもそもキリスト教的な考えに基づいている物語であ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

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ミュージカル映画として素晴らしかった…!物語は1961年版とほぼ同じながら、こんなにもパワーアップするとは。1961年版はやっぱり舞台的というか平面的な印象がどうしてもあったんだけれど、とにかく画面が>>続きを読む

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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最初はなんだこの世界観は…と圧倒されてしまったが、気付いたら手に汗握っていたし前のめりで観ていた。楽しかったし、我らがシャーリーズ・セロン姐さんに完敗。フュリオサをアニャが演じるって大納得&とても楽し>>続きを読む

ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

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華麗なるギャッツビー、エルヴィスはわりと好きだけれど、本作は想像を上回るくらいには破茶滅茶(!)で、かなり癖のある映画だった。私が先に観た2作は時を経て大衆向けに作家性を抑えた(丸くなった)作品だった>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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ジュラシックシリーズのうちの一本としては平均点くらいに面白かったけれど、最終章としては期待を下回ってしまった感がありました…🫨前2作は好きなんだけどな〜

シリーズ最終章の名を掲げるのであれば、前作の
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.4

フィルマークスの表示を鑑賞日順にしているんだけれど、自分のページの並び順、はちゃめちゃだな……
男性支配的なシステム(ファーム)に挑む女性殺し屋たちによる荒唐無稽なアクション。『ハーレイクインの華麗な
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.5

初鑑賞。めちゃくちゃ良かった。台詞は多くないのに、誰かが誰かを見る表情、目線の取り交わしで、愛しい気持ちや苦しい心情がすごく伝わってくる丁寧な映画。すごく好きだな〜

ストレートに気持ちを表し未来を見
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フレーミングホット!チートス物語(2023年製作の映画)

4.0

米国スナック菓子メーカーに用務員としてなんとか入社した学歴なしメキシコ系主人公が、故郷の味にインスパイアされたホットチリ味スナックを開発して大成功する物語。まさにどストレートど定番なサクセスストーリー>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.0

あらすじだけ読んでロマコメかと思いきや、理想と現実のギャップや過去に囚われながらも、あがいてもがいてなんとかプライドを保って自分の生き方をみつける女性の人間ドラマ。痛々しくて見ていられない!となる部分>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

3.0

ロサンゼルス映画だときいて!

時代を感じるめちゃくちゃなCGがもはや面白かったです。これはこれでレガシー。

ビル・マーレイの出演がないのはすごく寂しかった。彼の人たらし(失礼)ボズレー、めちゃくち
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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怖いもの見たさでしかないチョイスです…
ヨルゴス作品過去に遡るほどに娯楽性が減ってエグい部分の濃度が上がってくる感じがする… 謎ルールに縛られる人々をずっと撮ってるんかなこの監督は。特に今作は人体実験
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ボトムス ~最底で最強?な私たち~(2023年製作の映画)

3.7

こんなにバカバカしいクィア映画は初めて観た、最高〜
学校のマドンナ(チアリーダー)に近づくために少年院あがりだと大嘘をついてガールズ・ファイトクラブを立ち上げるスクールカースト下位のレズビアン2人の下
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.4

結構楽しめた!ミュージカル化もしているようで、そちらもいつか観てみたいな。たしかに既にミュージカルコメディ感がある。
ビートルジュースが主役かと思いきや、わりとうざめでなんならヴィラン。彼の魅力がいま
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ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

3.0

半分くらいまで観て放置していた…

今回は入れ替わり設定があり、キャラクターの中身が入れ替わると、ちゃんとそれがわかる役者さんたちの演技の変化が面白い。やっぱりジャック・ブラックのベサニーが大好きです
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ロブスター(2015年製作の映画)

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気持ち悪かった〜。
社会的圧力を風刺するブラックコメディ?男女カップルにならないと罪。かといって独り身の社会に行けばパートナーを見つけたら罪。この世界の不条理ルールは極限までいってるけど、現実社会は果
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

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glee S2にでてきたので!ウォールフラワーにも引用されていたので気になっていた。

ストーリーはまじ意味不明、不謹慎ジョーク、際どいシーンもあり。観る人を選ぶけれど、歌が脳にこびりつく。

すっか
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

何が起こるかわからない前半はとても怖かったけれど(いちばんは納屋のシーン)、後半はガラッと空気が変わり楽しかった。クローバーフィールドとかメッセージなど、未知との遭遇もの?に近く、私みたいなホラー(オ>>続きを読む

シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.3

演劇サマーキャンプを題材にしたモキュメンタリーコメディ。短いしテンポも良いのでさくっと観られます🙆‍♀️

曲者揃いの講師陣、これまた癖つよのシアターキッズ、さらにはキャンプ経営者である母の代わりに突
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カラーパープル(1985年製作の映画)

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すごく痛ましかったし苦しい描写がいっぱいある。家畜のように娘の結婚の取引をする父親とセリーを見定めるミスターの視線に吐き気がした。後半はコミカルなシーンも多少あってところどころ息抜きになった。父親の言>>続きを読む

スタンドアップ(2005年製作の映画)

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セクハラ集団訴訟を起こした全米初の事例をベースにした物語。描写は非常に胸糞悪いので鑑賞は要注意です…

脚色もあるだろうけれど、先人の行動のおかげで今自分が一人間として働けているということは知っておか
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.0

こういう真面目な人たちを誠実に描く作品、とても好き。単に英雄談にせずに記者側、新聞社側の責任まできちんと描いているのが好ましい。

無垢な子供たちの歌声のシーン、直接的には描かずとも彼らに対する残虐な
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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第二次世界大戦を、ナチスを、こんなにポップに描くという批判されかねない演出、戦争映画を大衆映画化するぎりぎりのラインを見事に操るセンス。タイカ監督が半分ユダヤ系と聞いて、確かに全くの部外者が撮っていた>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

拍子抜けた〜。好きなところも、納得いかないところもあった。

冒頭のWelcome to Rosasが良かった。いろんなルーツの人が集まるロサスという国、ああ、この映画は私たちの世界を舞台にしている!
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ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.2

2003年版は、ホーンテッドマンションというのは名ばかりで、子どもながらにがっかりした記憶があり、本作が私が当時期待していた映画だった、と思った◎美術や衣装が凝っていてよかった〜
アトラクションのテー
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メイド・イン・マンハッタン(2002年製作の映画)

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Jloの活躍する映画をもっともっと観たくなった〜〜彼女の映画はすごく元気がもらえます。本作も、働く女性として、シングルマザーとして、マイノリティとして、ロマコメが中心ながらいろんな視点も含んでいて良か>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.4

3人がチームアップしていく過程、入れ代わりを体得していく描写が楽しかった〜。未成年且つ新人ヒーローであるカマラを全力でサポートする先輩2人(この2人もこの2人で確執あり)という関係性も面白かった。>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

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信仰心にもグラデーションがあって、信者を画一的に描かないのが良いなぁと思った。考えてみれば当たり前だけれど、でも私はそんなこと考えたこともなかったので…。決して自分から遠く離れたところの話ではないなぁ>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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個人的には面白いとかではなかったけれど、独自の世界観をこんなにも確立しているのはたしかにすごい… (宇宙船のデザインをこれでもかと見せつけてくる…)こんなに世界観や細かな設定があるファンタジー(これは>>続きを読む

夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

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ウォンカ(2023)のとっても良い復習になった。あのルーツがあったから、このシーンか!この台詞か!となって面白かった◎ (逆だけど)楽曲も数曲はここから引用されていたのか。

オズの魔法使いを思わせる
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.5

クリスマスに家族で観るのにもぴったりなファミリームービー!『パディントン』シリーズみを確かに感じた

音楽もどれも楽しくて、WISHと合わせて12月はこのサントラを聴いています。Scrub Scrub
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ゴッホ:天才の絵筆(2009年製作の映画)

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ゴッホ真実の手紙(2010)と比較すると、いまいちだった。
ゴッホが語り手となって進むけれど、ゴッホ美術館について言及したり、監督について言及したり、しかもただ事実を述べるならまだしも、それに対する彼
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ゴッホ 真実の手紙(2010年製作の映画)

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SOMPO美術館の展覧会に行ったので復習に……
ゴッホの生い立ち、画家人生、死に至るまで、時系列でわかりやすく学べる。台詞はすべて実際の手紙から引用されているようで、歴史ものドキュメンタリーとして信用
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