イバさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

#あのこは貴族 鑑賞。

予告から勝手に自分の境遇に嘆き憤り、社会に広がる固定概念に反発して、精神削ってく感じの映画と思ってたけど、違った。もっと馴染みやすく、心落ち着く映画だった。
状況を受け入れて
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銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.0

笑いも涙も堪えるのに必死。
該当部分の原作未読で行ったけど、銀魂が好きなら行っても問題なかった。もちろん読んでた方がより楽しめると思うけど。

アクションシーンはカッコいいし、ダレるとこない。
とにか
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.7

ラストの演出がズルい。セリフもズルい。インセプション並みの余韻。ズルい。
けどそういうの好きです。

チョ・ジヌンさんが動け出来るチーム長ということで、それだけでファンには美味しい作品。

ジヌンさん
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フィードバック(2019年製作の映画)

3.0

ラジオ局などの防汚密室で起きる事件は、どんな作品でもハラハラする。

ただこの作品の犯人は少しお粗末で、それが残念ポイント。

「事実」なのか「偽装」7日わからなかったのもモヤっとした。

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.3

90分という尺でサスペンス、ミステリー、ロマンスの要素を盛り込みながらも、「盛り込みすぎ」と思わせないストーリーが良かった。

大どんでん返しはないが、囚人を探すにあたり、緊張感のある映像や演出が光る
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聖なる犯罪者(2019年製作の映画)

4.1

ダニエルは正しいとは言えないが、人を助け救ってもいた。
町民の若者を失った悲しい気持ちも、ダニエルの他人だからこそ不条理と思う気持ちも経験がある。
ただそこから「正解」や「正しさ」を導き出すのは難しい
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

「あゝ、無常」

映画「ヤクザと家族 The Family」を観終わった直後の感想だ。

作品は良くも悪くも安心して観れるものだった。ストーリーラインは大体予想出来たし、わっと驚くようなことはない。し
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.6

今年最後の洋画大作として鑑賞。

冒頭からアマゾン族がかっこよくて痺れる。もっと見ていたい、この素晴らしい女性たちの活躍を見ていたい。
というところから始まり、ワンダーウーマンの活躍が始まるともう虜に
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天外者(2020年製作の映画)

2.9

五代の人生を描くにはインパクトがなかった。
彼が稀有な存在だったって伝えたいんだろうけれどそれがあまり感じられなくて、のめり込めなかった。
恐らく30年ぐらいの彼の人生を描く為にエピソードを削った為だ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.9

ドルビーシネマで鑑賞。
30年以上前の作品とは思えないクオリティ。面白いものはずっと面白いんだな、と実感。

【作品】
冒頭からの掴み、場面とストーリーの展開、緩急。
どれをとっても一級。
ストーリー
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.6

終始「ムギュッと抱きしめたい」という気持ちで見てました。
可愛い…癒される…という気持ちが溢れ出し止まりません。

万引き家族(2018年製作の映画)

3.7

是枝作品とは相性が合わず避けてきたが、友人に薦められて鑑賞。観てよかった。

観てよかったと思う点に俳優の演技がある。
一番の功労者は子役の二人。これほどまでに我々大人は子供を傷つけているのかと胸を抉
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きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.6

美しい映像美の中に、美しい人たちの、美しい物語。

横浜流星のキックボクシングシーンを楽しみに映画館に向かったが、総合的満足度の高い作品だった。

●映像
映像は遠近に偏りがなくバランスが良かったし、
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ見易くてわかりやすくて、面白い映画でした。

ストーリーは次に何が起こるか、分かりやすいのだけれど、緩急の付け方がうまくて飽きが来ない。
しかも多分に人情味に溢れていて、グッとくる。

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星の子(2020年製作の映画)

3.2

俳優・芦田愛菜を意識した映画でした。

幼い頃の演技は舞台演劇っぽいなと思っていて、その印象はこの映画で芦田愛菜の演技を観ても一緒だった。
でもそこに等身大の表現が乗っかたというか。より「自然体」と思
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.2

家族と災害との向き合い方を見直すきっかけとなった映画だった。

東日本大震災が起こった日のシーン。
3月11日にしか思い出さないようになっているけれど、今でもあの日テレビに映し出された光景、その日自分
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.2

女性が何故「生きづらい」と感じるのかが端的に表現されていてわかりやすかった。無駄な諍いがない。
自分と家族と社会と。成長するにつれて向き合わなければならないものが多くなっていく。
闘いたくても闘えない
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.6

マキアスに感情を持っていかれる。「苦しい」も「悲しい」も、今まで一番近くにいた人に言えない。
一番理解してくれてると思ってた人が遠くに行ってしまったと感じるあの瞬間をどう飲み込めばいいのか。

マティ
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小説の神様 君としか描けない物語(2020年製作の映画)

3.0

ストーリー構成は王道というか、分かりやすくてよいのだけれど。演出に面白みがなかった。一番好みじゃなかったのが、上半身アップが多すぎること。距離が近すぎて疲れるし何より画面に緩急がないから飽きる…。もっ>>続きを読む

望み(2020年製作の映画)

3.7

映画「望み」試写会で鑑賞。
ずっと緊張してて観終わったあとにヘトヘトに。
家族がある日突然犯罪に関与しているかもしれないと知らされる。加害者か被害者か。生きているのか死んでいるのか。不安の中で家族はど
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.0

序盤がすごく大事。序盤をちゃんと観ておかないと、主人公の重要性と海軍人の価値観が掴みにくい。
(疲れてたので序盤でうたた寝して後悔した…)

核戦争の危機に陥る流れも現実的で、思いの外ずっしりした映画
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.8

登場人物みんなズレてて、途中から劇場全体が笑いに包まれた(笑)
アクションかっこいいし、ビジュアルも素敵なのにそれを放棄するコメディ色。
カッコよくしたいけど笑って欲しい!って気持ちが強くて力が抜ける
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.1

理解できなくても面白いんだ。これが。
思考は止まったけど知覚は最大限に働いた。そんな感じ。

確立されてる世界観を堂々と大胆にみせるから違和感がない。
奥深さも感じる。

本当に理解できないことが多す
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.0

癒しを求めて決めた映画。映画館で観た予告のみが唯一の情報。

思春期の子供が主人公の作品はつらいことが多いのだけど、今回は穏やかで温かくてたまに苦しいけれど優しい時間を過ごせる、本当に癒される映画だっ
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狂武蔵(2020年製作の映画)

3.4

やっと鑑賞できた。ワンカット殺陣中、どうしても人数が限られるからパターンがわかってしまうこともあった。
それが分かっても圧倒された77分。
そして最後の圧巻の殺陣。
7年の経験と重みがすぐにわかる。
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.4

今では主役級の若手俳優が揃った豪華映画。少し暗い映画かと想像していたのだが(「ライチ⭐︎光クラブ」と同じ路線かと思ってたので)、いい意味で裏切られた。
菅田将暉の有無を言わせない存在感、野村周平の怖い
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

4DXで鑑賞。公開時から何度も観ている作品だが、改めて作品の奥深さと演出の妙を感じた。
好きだ〜何でこんなストーリー思いつくんだろう〜好きだ〜

ぐらんぶる(2019年製作の映画)

3.5

予想以上に狂ってた(褒め言葉)。
この振り切れ方が爽快で、考えることを早々に諦めさせてくれて、だからこそ作品を大いに楽しませてくれた。
よくぞここまで脱いでくれたと拍手してしまうほどの役者陣の脱ぎっぷ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.4

ノオミ・ラパスの7人の演じ分けが凄い!
同じ容姿なのに全くの別人にしか見えなくて混乱が一切生じない。
ノオミ・ラパスだからこそのめり込めたといっても過言ではない。

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.5

「最強のふたり」が大好きだったのでアメリカ版はどうかな?と鑑賞。
こちらはこちらでコメディ要素が多くて笑えたし、楽しかった。
要所で流れるアレサ・フランクリンの歌声が最高でした!