がぶりえるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.3

最高。これぞアメリカンホラーというものを久しぶりに見た気がする。血の洪水と肉片とゲロに取り憑かれたアタオカ血ミドロ万歳映画。目を覆いたくなるようなドギツイグロ描写と引き裂かれていく人間関係を見ることの>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.9

ハイスピード、ハイテンション、ハイクオリティのエンタメど真ん中。
アニメーションならではの映像の面白さに富んでいる。
ちょっとブラックユーモアの効いた笑いも良い

おとなの恋の測り方(2016年製作の映画)

3.6

シンプルにいい映画やった。
周りなんか気にすんな!!
見た目なんか気にすんな!!
2人の間に確かな愛があるかどうかだけが大事なんや!!って声を大にしていってくれる作品。
全編通してポップだけど力強いメ
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ドラえもん のび太の宇宙開拓史(1981年製作の映画)

4.2

このノスタルジーたるや…癒される。80年代アニメ独特のタッチの画と懐かしの声優キャスティングというだけで何だか涙がでてきそうな感覚になる不思議な包容力のある作品だった。ストーリーは王道そのもの。子供の>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

1.5

ただただ



_人人人人人_
> 不 快 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄


そして、


_人人人人人人人_
> 面白くない <
  ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄



バーホーベンよ、君は何がしたかったのだ
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

5.0

やっぱりめちゃくちゃ面白い。この気持ち良さと喪失感の入り交じった感覚は何なんだろう。本当に好きな作品。
なんと言ってもこの映画の疾走感が良い。全てを捨てて真っ直ぐに破滅に向かっていく二人の爽快さと恐ろ
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.4

これぞ映画のロマン
夢と希望に満ち溢れてる
見るたびに僕を童心に返してくれる色褪せない傑作

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.0

正直分からなかった。この映画の何が革命的でどこが名作なのか何も。お洒落といえばそれまでなのだろうが、そのお洒落が分からなかった。
疾走感のある淡々とした独特な語り口と詩的な言葉遊びに満ち溢れた会話劇は
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.6

なんたって過剰なまでのスプラッータ描写が爽快。あり得ない量の血しぶきと肉片が派手に舞い、画面を華やかに彩る。両腕を引っこ抜いて、それを相手に叩きつけて攻撃するなどという到底常人には思い付かない様な惨す>>続きを読む

氷の微笑(1992年製作の映画)

4.2

語り継がれるのはシャロンストーンの美貌と例の股関チラチラシーンばかりなので何となく敬遠していたのだが見てみてびっくり、脚本がとても秀逸でサスペンスとしてとても完成度の高い作品だった。

なんとかもうず
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.7

お年を召されてもこんなに力強い映画を撮ってくれるバーホーベンの巨匠っぶりたるや。単なる女性映画だと思って見たらフルカウンターを食らう。とある修道女の超パワフルな痛快逆転劇に心奪われる。
ベネデッタは女
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

正直なところ結構難しかった…
とてもヘビーな内容。
でも凄く引き込まれるし、揺さぶられる作品だった。

あみ子の純粋さが美しくもあり、残酷でもある。時に人を勇気付け、時に人の心に深い傷を負わせる子供と
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

よくわからん

斬新だし、予測不能だし、ワクワクするんだけど未回収の要素が多すぎて結局なんのこっちゃよくわからん。映画をみただけじゃ理解不能。

でも、ラストのでっかいカーテンみたいに変身するUFOは
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

ニコラスホルトぉぉ!!!

お前格好いいじゃん!!!!

男やなぁ…痺れました。

女は女である(1961年製作の映画)

4.2

「悲劇か喜劇かわからなかったが、ともかく傑作だ。」
観客の気持ちを代弁してくれてありがとう、エミール。なんか凄かった、というのが率直な感想。一言で形容できない強烈なオリジナリティのある作品。とても刺激
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

3.5

ガンの映画はとにかく楽しい
音楽最高
映像最高
笑い最高
これぞガン節
もう楽しくて楽しくて

でも本当に終わっちゃったな…
なんで解散しちゃうんだよ
終わんなくていいじゃん
今終わらせる必要あるの?
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四月物語(1998年製作の映画)

3.8

めっっっっちゃ4月だ。
4月のあるあるが詰まってる。
不安と期待の入り雑じる季節。別れの季節である3月の頃の気持ちをまだ若干引きずりながらも、新しい生活に溢れるたくさんの出会いを経験する、という不思議
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ロイドの要心無用(1923年製作の映画)

3.8

文字通り要心無用のロイド。
手段は選ばない!尻込みしない!
どんな危険を犯しても決して折れない!全ては恋人のため!!ロイドにとっては愛こそ全て!!

好きな人の前で良い格好をするために必死になる所とか
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.9

映画のロマンここにあり 
スペクタクル映画とはまさにこのこと。とにかく物凄い迫力。あまりのスケールの大きさに圧倒される。広大な砂漠を駆け巡る、大量の馬!馬!馬!!人!人!人!そして、アラブ民族間の正気
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.5

どうやって撮ったの!?
ずっとこれ。
今の映像技術に全く劣らない、素晴らしいアクションシーン。というか、昨今のアクション映画のクオリティを余裕で上回るレベル。CGでゴリゴリ描きまくったアクションと実写
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.6

派手やかな悪夢
アニメーションにおける映像体験の極地といえる。それほどに鮮烈で、狂気的で美しい。情報量の多さと、色彩の豊かさと、動きの面白さがとにかく快楽すぎる。
夢という抽象的でよく分からない概念を
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.5

シリーズ通して、回を重ねる毎にだんだんとキャラクターから気持ちが離れていく。

ヤクザが好き勝手大暴れする時代は終わった。時代の流れにそぐわない者は、徹底的に叩かれる世の中。時代の変化という暴力に打ち
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レディ・イン・ザ・ウォーター(2006年製作の映画)

3.2

最近になってようやく自分がシャマランのファンであることに気づき始めた。

シャマランの映画は、愛と人間の信じる力の大切さを教えてくれる。「例え小さな変化に見えても、君の一歩が世界を大きく変えるんだ!」
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.6

シリーズ四作目。ここに来てまた違った色を見せる。毎回少しずつ作品のテイストが異なるのがこのシリーズの面白いところ。

本作は、組織同士の睨み合い、ぶつかり合いが会話劇メインで進む。直接的な暴力描写はか
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愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

2.6

果たしてこれは映画なのか!?
もうほぼセクシービデオでは?
それくらい濡れ場が多い。というか、濡れ場で全てが組み立てられてる様な映画。104分ずーーーっと…さすがに観てて疲れてくるし、頭おかしくなる。
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

これまた前二作と違った方向性で面白い。
三作目にして、いっきに話のスケールが大きくなる。広島を飛び出して大阪、そして神戸へ。登場人物多すぎて覚えるの大変だけど、より泥沼に、よりマズいことになっていくの
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.2

素晴らしい

この映画の監督に「ショーシャンクの空に」とか観せてみたい。きっと、あまりの面白さに目玉飛び出て、口から泡吹いて、気絶すると思う。

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.4

そうきたか!!
全体の荒々しい雰囲気は一作目と同じだが、ストーリーの方向性は前作と大きく異なる。僕は本作の方が好き。

というのも、本作は山中という1人の男に焦点を絞ってストーリーが展開していく。彼が
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.8

激しい!!!
とにかく激しい!!
冒頭、赤い墨でデカデカと殴り書かれたタイトルと耳をつんざくあのテーマ曲。ヤバい映画が始まった!!と一瞬で分かる。ガタガタ揺れまくる手持ちカメラの映像に、男たちの怒号、
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.6

日本が世界に誇る「KAIJU」の原点。今観ても素晴らしい作品。全く色褪せていない。  

まず、あのお馴染みのテーマ曲でテンション上がる。
ドゥーンドゥンドゥンドゥンドゥンドゥーン…
ダ
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.9

楽しい映画
踊れ!歌え!弾けろ!どんちゃん騒ぎ!
剛健男達も、美女達も、歌って、踊って、戦って、元気ハツラツじゃあ!!
もうこれは映画という名のお祭り。
これがインド、これがラージャマウリ。
テンショ
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