pyonsさんの映画レビュー・感想・評価

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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.4

たった1日早朝から夕方にかけて島を往復しただけだけどたしかにこれは旅だ。旅ってこういうことだね。環境のせいで大人びた竹本も、全力で子どもしてる久ちゃんのおかげでちゃんと子どもになれていた、「またね」が>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

あの歌声はアイナにしか出せないけれど、元々ハスキーの人に声が出ない役をやらせるのはちょっと無理がある。アイナジエンドを裸にしすぎ(物理的に)(地震中の下着シーンいる?)。キリエの馬鹿女っぽい喋り方は演>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.8

宇宙空間にいるときの全く音がなくなるあの感じ、映画館で観たらもっと良かっただろうな。ミラー星の高波、宇宙船を降りた先のたった1時間が宇宙にとっては23年の経過でロミリーが老け込んでいたこと、最後にアメ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

ハラハラしつつサクッと観られる90分、良くも悪くもテンポが良いのでサイコスリラーの中では薄味。子離れできない毒親の話かと思ったけどもっとぜんぜん狂ってたし、そもそも世の中にこの病が実在することが狂って>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.6

難解。1.古川琴音はいつもこういう役 2.佐々木ウンコ 3.こわいはなし

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

旦那の作画鳥飼茜っぽいと思ったらやっぱりそうだ〜〜〜。妄想と現実行き来して最後まで結末が読めない。ケロッとしたサイコパス編集担当のおかげかよくあるドロドロ不倫ものとはまた違う感じなのもよかった。柄本佑>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

小児性愛者がその衝動と向き合う話かと思ったら回想シーンで出てくるのが母親と植物で「???」となっていたけどなるほどそういうことか〜。映画尺に収める構成としては充分成立してるけど登場人物全員トラウマにな>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.4

原作読了済。もうこの手の映画にエモさも共感もないくらい自分が大人になってしまったことが少しかなしい。それでも上京していかにもな大学生活を送る世界線を、就職して刺激と疲弊の間で日々にしがみつく世界線を、>>続きを読む

GO(2001年製作の映画)

5.0

好きすぎて感想言えない。映画を2回以上観ることがほとんどないこの私が5回くらい見ている。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.4

ネタは笑えるし師弟愛や千春との関係は泣けるし感情詰まった映画だった。柳楽優弥も大泉洋も芸のシーン上手い。VFX気になる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

むずかしい〜。カンヌ〜。見応えはめちゃくちゃあった、緊張感も、そこからくる疲労感も、ウワッていう展開も。映画館でお金払って見る映画という感じ。公開当時家族で観に行ったので金持ち夫婦が乳繰り合うシーン絶>>続きを読む

マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.8

みんなお顔が良い。悪ふざけでキスシーン撮らされるみたいな触れ込みだったし薬のシーンから始まったのでてっきりマティアスがやべえ5人組の最後の良心的なポジションなのかとおもったらなんのなんのマットが一番や>>続きを読む

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー全然違うけどセブンシスターズを思い出した。ダーク寄りのテーマでぬるっとした邦画が好きなのでけっこう好き。きたろう先生の闇堕ち展開すごくよい。結局良い人だったけど。定点カメラで撮ってる他の曜日>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.5

テンポいいしそんなにシリアスな展開にはならんだろうと思って何も考えずにサクッと観れます。現実離れしたアクションだけど映画はそういうもんなのでOK柳楽優弥がまたいい演技〜

フタリノセカイ(2021年製作の映画)

3.6

FTMを本当の男性が演じるのを初めて見たけど実際見る側はどちらがしっくりくるんだろう、作品である以上違和感は少ないほうが良い。食堂で急かされた母親がリウマチで手が動かないんですって唐揚げひっくり返すと>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.5

ド派手な演出があるわけでも治療薬とハッピーエンドが待っているわけでもない。あ、この人死んじゃうんだ。え、この人も死んじゃうの?って感じで淡々と進むので公開時にリアルタイムで見てたらよくある伝染病SFだ>>続きを読む

ライアー×ライアー(2021年製作の映画)

3.3

もりなな目当てで見たけど北斗沼。少女漫画の実写化だなという展開だけどビジュアルと演技が良いので最後まで鑑賞〜原作の絵のタッチはなんか意外。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.9

養子縁組を決意した夫婦の話と並行して産んだ母親の転落ぶりも詳細に描かれていてよかった。妊娠を知った彼氏に突き放されてひかりが泣き崩れるところがリアル。森のシーンは綺麗だったけれどあんな淡く描いたところ>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.6

いかにもなキャスティングと香ばしい雰囲気邦画臭。花咲かず消えていくひとたちってきっとこんな感じなんだろうね。ライブハウスの楽屋なつかしい〜。正直刺さるも刺さらないもないけど唯一無二な小松菜奈のご尊顔と>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.2

血の繋がりもないのにあれヤダこれヤダパパに会いたいと泣く子供にブチギレそうなところ一切怒らず常にハッピーな梨花さんには最初から何か理由がありそうだった。森宮さんも優子ちゃんも他の父親もみんな良い人。隠>>続きを読む

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

2.9

東大全共闘の方を先に見てしまったから900番教室のシーンで少ししらっとしてしまったけど森田必勝の人となりや総監拉致から自決までなどドキュメンタリーにない部分もあったのでこれはこれで。満島真之介兵士役す>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

最大の論客として赤ん坊肩車で登場する芥正彦性癖にドン刺さった。煙草ふかしながら学生運動するインテリの皆さん最高。誰かが言った通り三島は決して学生を言い負かしてやろうなんて思ってないし学生側も相応の知識>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

序盤の内輪ノリが過ぎて挫折しかけたけどそういう取るに足らない毎日の積み重ねが彼らの青春でそれがまた後半に効いてくる映画だった。男子のこの感じはいつになっても羨ましい。畑掘りながらヒロナリがヨシオさんの>>続きを読む

男と女(2016年製作の映画)

3.3

フィンランドとか建築物とか出てくる画が上品。内容は無い。失う覚悟と失えない理性、無分別か腰抜けか。邦名ダサいなと思ったけど的を射てた。まあ所詮不倫なのでどちらが良いも悪いもないけどね。息子がギホンのこ>>続きを読む

マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

犯人がウーン。女の人が男役やるのをオチに使うのはあんまり好きじゃない。声も低くて男にしか見えないってなれば別だけど実際そうもいかないので現実に引き戻されて萎えちゃう。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.6

劇的に何かが起こったり特別面白い展開があるわけじゃないけど邦画っぽ〜い2人の掛け合いが心地よかった。諦めたり無理したり苦痛を伴いながらも身を護る術だと思って普通を選び取るような人間には先生の言葉が鋭く>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

1の方が好き。大上の存在は大きかった。裏社会を収める刑事を務めるには日岡はなんかまだ青い。2は主にカーアクションと暴力。チンタの泣き笑い顔切なかったな〜。上林が日岡のこと調べさせたり遺体に火付けさせた>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

3.3

映像美。小栗旬を堪能する映画なので内容やセットの安っぽさは目をつむる。富栄みたいな女が太宰沼にハマるのは想像に容易いけど太宰は彼女の何がそんなによかったんだろう。いつの時代も強かな静子みたいな女がブレ>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.1

間宮が見たいだけで借りてきたのに予想外に良くて泣いた。変なオムニバス〜って思ったら4コマ原作なのねー。メイン以外の話はピンとこなくて流し見したけどメインはラスト含めてとても好き。放課後って感じの光の入>>続きを読む

トリガール!(2017年製作の映画)

3.7

土屋太鳳の優等生イメージ良い意味で崩れる。すごくよい。2人の掛け合いが軽妙でおそらくアドリブっぽいところも面白かった。矢本くん筆頭に裏方のみんなもキモくてかわゆい。ですねですね。音楽のバランスが悪いの>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

「主役お前かい」。たしかにカメラワークはすごいけどなんでこんなに評価高い?

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.8

俳優陣の顔面偏差値が東大。吉沢亮がどのシーン切り取ってもイケメンで大優勝だった。闇堕ちマイキーでご飯3杯はおかわりできるよ。強いて言えば線細めの俳優が多くて「テメェこの野郎」のトーンがみんな高かったの>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

華子が本当に嫌味なく傲ることなく自分がその階級に生まれたことや形成された価値観を宿命としてただ受け入れているのが素敵だった(面食いではあったけど!)。グッと来たのは顔合わせの席で躙るところ。きっと幸一>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

3.8

漫画原作かと思ったらオリジナルなのねそして原画は古屋兎丸〜!手に汗握れて面白かった。最後の尾行カットで終わるところも後味悪くてよい。辺見怖すぎ。深瀬の演技がバンドマンとは思えなくて上手だった。声も顔も>>続きを読む

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