みさキチさんの映画レビュー・感想・評価

みさキチ

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美しい星(2017年製作の映画)

3.0

平沢進の金星のために見た。
「作詞も作曲も私ですけど」ってセリフ聞いた瞬間、いや、作詞も作曲も平沢進ですけど!?ってなった馬の骨です。
原作は三島由紀夫。
まだ読んだことないので、原作も読みたい。
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

なんだ、この、マトリックスとバービーを掛け合わせたようなバニラ・スカイなストーリー!!
他人に人生をインセプションされ、完全にコントロール下に置かれるなんて……
いやすぎる。
無精髭に鬱陶しい長髪、い
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π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

5.0

全てが好きだ。
最高の一言に尽きる。
216桁に取り憑かれた男、男を追い詰める頭痛と音楽、天才と狂気、蟻(バグ)と株式市場、フィボナッチ数列とモーセ五書、我々が従事するもの全て、らせんで満たされている
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

4.5

ケイレブ・ランドリー・ジョーンズの圧倒的な存在感、濃密なノワールと耽美。
穢れなき初恋のシェイクスピアが、エディット・ピアフやマリリン・モンローの曲が、犬たちと共に壮絶な過去をも乗り越えドッグマンの人
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アウトフィット(2022年製作の映画)

4.5

50年代のシカゴを舞台に、断裁師の男がギャングの抗争に巻き込まれ、騙し合う、ワンシチュエーションものの静かな作品。
あまりにも最高だった…!!
淡々とスーツを縫っていく男が、最後、腕捲りをしてハサミを
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

音楽が不愉快な使われ方してて最高。
観客誰一人として共感させない(なのに陪審員の席には座らせられる)、主人公の女性を演じたザンドラ・ヒュラーの繊細な演技…!!
後半の裁判では証人の数だけ真実が出てきて
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.5

ノーラン監督が描いた『ダンケルク』でのダイナモ作戦を、政治側から、どのように決定されていったかを描いた作品。
地下鉄に乗り国民の声に耳を傾け、勝利のVサイン(クソ喰らえ)を掲げる言葉の魔術師。
言葉を
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クイック&デッド(1995年製作の映画)

4.0

最高…!!
女ガンマンのシャロン・ストーンが超カッコイイ。
元ガンマンだったが改心し神父となったラッセル・クロウ(ヴァチクソじゃないです)も素敵だったし、若さ溢れるキラキラしたレオナルド・ディカプリオ
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シャレード(1963年製作の映画)

3.5

スパイものでありながら、リズムの良い会話からはコメディ要素もありつつサスペンスもある。
ジバンシィの衣装を見に包んだオードリーと、彼女を子供扱いしながらも惹かれていくスタンリー・ドーネンの恋や裏切り、
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ジェヴォーダンの獣 ディレクターズ・カット(2001年製作の映画)

5.0

髪を靡かせ戦う気高き戦士のマーク・ダカスコスに惚れました。
あんなカッコイイ戦士、他にいる?
いねぇよな!!
みたいな、出てるシーン全部ずっとカッコイイ。
後半、復讐のスイッチが入った博物学者の主人公
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ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

3.5

途中、役所広司(早崎)と役所広司(ドッペルゲンガー)とユースケ・サンタマリア(君島)の三角関係ブロマンスみたいなのが始まって、何を見させられて…いいぞ、もっとやれ!という気分になりました。

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