きういさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-(2013年製作の映画)

4.0

このときはまだライアンのこと、派手な当て馬としか思ってませんでしたね…

ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

シスターフッドの物語で、バチクソ強い女たちが、ヴァージニア・ウルフの本から銃を取り出して戦うんですよ!?!?!?こんなに最高なことってある!?!?
ばったばったと敵を薙ぎ倒し、ちぎっては投げちぎっては
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ハート・ショット(2022年製作の映画)

3.2

途中まではよくある感じ。あーはいはいそういう感じね、と頬杖をついたあたりでとんでもねえ方向に行く。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

陰キャのロバート・パティンソン、大変よい。終始具合悪そうな顔してるのに戦うと強い。食が細そうだがその筋肉は何でできてんの?主食プロテイン(粉)か?
その一方でこのアルフレッドはブルースに無理やりでもご
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

後味が悪すぎて、一周回って爽快。一種のカタルシスさえ感じるラストシーンで私はめちゃくちゃ好き。

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.5

陰謀論がどのように生まれ、それに人間はどうやってはまっていくのかわかる映画だった。それからマッツ・ミケルセン演じるマークスと、社会不適合者のサイエンティストたちが揃いも揃って狂人。倫理観をママのお腹の>>続きを読む

トールガール 2(2022年製作の映画)

3.0

木箱くん、3ヶ月で垢抜けすぎじゃないか?
何度見てもハイヒールのエピソードは素敵。

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

3.8

ストーリーに粗が目立つが、それを補ってありあまる面白さ。2008年の作品ながら、登場人物に多様性があるのも良かった。
最初は冷凍食品を調理することしかできなかったジノスがちゃんと料理ができるようになっ
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.1

前半は仲間との絆を深める爽やかお仕事ストーリー。後半は…。
こんなに見るのがつらいエンディングはなかなかない。

ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

4.2

当時のドイツでのヒトラーへの熱狂が生々しい。「反ユダヤのために投票するのではなく、ドイツの未来のためにヒトラーに投票する」とは言っても1票は1票で、ヒトラーへの票は反ユダヤ主義の肯定になってしまう。政>>続きを読む

ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.8

最後にはエスティも自分の意思で自分の選択ができたことが良かった。人生ままならねえ。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

21分という短編じゃなきゃこんな重い映画見ていられない。
人種差別の根深さと再生産について考えさせられる。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

90分間ずーっと舞台は緊急通信指令室から変わらないのに飽きない。映画における叙述トリックのお手本。

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.6

イ・ジョンジェはなあ!!!こういうキレた役が似合うんだよ!!!!!!!!
イカゲームのぽやぽやおじさんもいいけど、やっぱりイ・ジョンジェにはアウトローを演じさせてこそだと思います。
内容的は邪悪のピタ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.6

真面目なキングスマン。キングスマンといえばポップに悪趣味なごきげんムービーだが、もう少しシリアスにしたのがこちら。舞台が第一次世界大戦で、明確に反戦メッセージが込められている。戦場シーンは「1917」>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

現代の我々が懐かしんだり「レトロ」ともてはやす時代の煌びやかさが、女性を踏みつけ搾取してきた上に成り立つことから目を逸らしてはいけない。
冒頭から、タクシー運転手のセクハラや下品なナンパなど女だからと
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.2

引退直前の殺し屋殺して退職金ふんだじめようなんて、死亡フラグしかないだろうよ。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.0

寝たきりの人間1人連れて行くのは合理的ではない。
それでもオボァガードが怪我をした女性を連れて救援を求めることを決意したのは、孤独さゆえに他の人間の存在が心の支えになったのかもしれない。彼女を見捨てか
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.0

この執筆環境は普通に人権侵害で草。無事に翻訳が終わったとしても出るとこ出たら勝てるぜ。

作戦がバレないように多言語で作戦会議をするシーンが大好き。イタリア語・ポルトガル語・スペイン語は似ているのでお
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シングル・オール・ザ・ウェイ(2021年製作の映画)

3.7

主人公の家族が、主人公がゲイであることを知っていて女性の恋人をあてがおうとするのではなく、恋人がいないこと自体を心配してきちんと男性を紹介しようとするのがいい。時代はより良い方に確実に進んでいる。
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.0

これラブコメじゃん、ラブコメじゃん!
ヴェノムとエディが痴話喧嘩して、距離をおいて初めてお互いの大切さに気づいて最後ハネムーンに行く話だよこれ。
ヴェノムとカーネイジのアクションは大迫力で最高だが、そ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

いわゆる“無敵の人”の話。社会からも福祉からも見放された人は、暴力行為によってしか自身の存在意義を認められず、またそれによって初めて充足感を得られるというのがしんどい。

毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.2

潜入捜査時のウォンホのカメレオンっぷりが良い。
ラストシーンが非常に好き。韓国ノワールらしくクソデカ感情と哀愁に満ちた作品だった。

めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

3.5

インド映画らしいド派手さや華やかな歌と踊りはなく、良い意味でインド映画らしくない静かな雰囲気の映画。
主演の演技がとにかく凄まじく、セリフは少ないが雄弁だった。

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.0

ジョナサン・ラーソンを寡聞にして知らなかったので、まずRENTを見ます。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

見終わってからじわじわと良さがわかる作品。タイトルが本当に秀逸。
それからフランシスを安易に男とくっつけて雑にハッピーエンドとしなかったのも好き。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.5

テンポよくサクッと見られる楽しい作品。ライアン・レイノルズの“軽薄だけどやるときはやる”感はみんな大好きだよね。

アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.5

Netflixの需要マーケティングが完璧。
『アーミー・オブ・ザ・デッド』の金庫破りにフォーカスを当てたスピンオフ。
金じゃなくて名誉と腕試しのために金庫破りに挑む職人気質なとこがいい。

エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.5

大人が揃いも揃ってダメすぎる。
エイブの葛藤は「ユダヤ教のことをするとアラブ側が怒って、イスラム教のことをするとユダヤ側が怒るし、宗教的なことをすれば父が怒って、何もしなければ母が怒る」というフレーズ
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ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.2

王道of王道。
オールデンはクソだが、クインはめちゃくちゃ良い。なんの説明もなくクィアの登場人物がいるの羨ましいな。

プロムを題材にした作品は見るにはいいけど、日本にこんなパリピの煮こごりみたいな文
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ピザ!(2014年製作の映画)

3.4

子ども特有の無知と純真さでピザのために奔走するスラムの兄弟の話。
インド社会の断絶する格差社会を考えさせられる。