ぽんこさんの映画レビュー・感想・評価

ぽんこ

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一月の声に歓びを刻め(2024年製作の映画)

4.0

刻まれたそれぞれの記憶を、印象的な音や身体で観客にも刻んでくるような体験だった。
第一章カルーセル麻紀の水の中の長回し、枠からはみ出した化粧、娘の眼差し、
第二章太鼓と汽笛の音、鉄パイプの凶器さ、交通
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.0

この広い世界でどこにでも起こっている男女のすれ違いを、映画を通して見るとどうしてこんなに愛おしく感じるんだろう。
遠い国の他人ではなくて、ずっと話を聞いていた友人のような、そんな気持ちにいつの間にかな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

アカデミー賞視覚効果賞ノミネート🏆

ゴジラだけずっと怖い
お涙頂戴とゴジラの相性は良くないことがわかった。分離されてた気がする。

最後、ゴジラに敬礼した?と思ってしまって、そこで????が頭の中い
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

こんなふうに生きていけたなら
って思いが湧き出てくる瞬間がいくつもあった。早朝の箒の音で目が覚める。外に出たら空を見上げる。その日のカセットテープを流す。木漏れ日を見ながらサンドイッチをほおばる。小さ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.0

自分が大学を出て世に放たれたとき、何が普通で何が外れた行動か考えて道を選んだだろうか。そもそも大学に行ってその先の未来を考えて学べていたのか。自分の心の動く方の道を選んでいたなと、この映画を見て思い出>>続きを読む

屋根裏のラジャー(2023年製作の映画)

-

子ども丸呑みおじさん怖すぎわろた。
自分のイマジナリーがいつの間にか消えて、ああやって吸収されてしまったらやだな。
イマジナリーが直接子どもの生死を左右したり運命を変えることはしないけど、一緒にいたと
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東京上空いらっしゃいませ(1990年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

最後の歌うシーンが最高と聞いたので鑑賞。
死んでるのに生き生きしていて面白かった。
花束をむしりながら私一歳、生まれた。赤ちゃん。と
歳を重ねる実感を噛み締めている姿が、
死んでしまって気づいた自分の
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、自分なりに考えて受け取った意味が宮崎監督の描いていることそのものなんだよと声を大にして言いたい!
誰かに意味付けしてもらうのは楽だけど、それに頼ってばかりで考えて感じることをやめたら、どんな映画
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

捕食されてる人間を見るジョーンズのアップのカットがおしゃれすぎて、もうそこだけでも観る価値あったな…

宇宙船の内装もめちゃくちゃスキ

サメストーカー(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

サメ部分最初だけかと思いきや、全体的に出てきてただのストーカー映画じゃなくてよかった

CG感すごいので怖くはないです

人が怖い

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

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何も考えずに見れる日とか、元ある場所にすべて戻ることに意味を感じる日とか、自分のコンディションによって受け取り方が変わるな〜と思った

ざ・漢のロマン〜

びよんびよんは終始可愛かったです

怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

坂元さんの生きづらい人の描き方が今回も散りばめられていて胸が苦しくなった

一幕では母親に感情移入し、二幕では堀先生、三幕では感情は自分自身に帰ってきて静かに子供二人の時間を観察していた

勘違いされ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アカデミー賞とか多様性とかよくわからんけどよお、私はめちゃくちゃ好きだこの映画

全部中途半端だから選ばれたんだよのところが刺さった、エブリンはADHD設定だったのはあとで知った

あなたはあなた、私
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

映画館で見たのは初めてで、音と視界が広がることで新しい発見がすごくあって楽しかった
雫が等身大に見えた
ムーンの歩く音かわいい
聖司くんのイキリ中学生度が最初カンストしてた
地球屋の地下で演奏するとこ
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

原作の世界観そのままでずっと暗くて深い海の底にいるみたいだった
2人が惹かれ合うまでの触れそうで触れない体と心の距離感も良かった
明るい映画が好きだからシンプルに作品は好きになれない

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

普通じゃない、想像がつかないことはものごとを考え抜いた結果だという言葉

見た目だけで判断してほしくないけど、そうやって考えながら生きてきた人がいざ世間に期待されたような姿に納得したフリをして振る舞う
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さかなのこ(2022年製作の映画)

-

かわいい映画だ〜
さかなクンの自伝も読みたい
好きを突き詰めてる人って自己肯定感とか、理想が高いとか、言葉で表せるようなものじゃなくて、最短で自分を表してるだけなんだよな

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

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ひとりひとりの名前呼ぶとこが家族の真髄だなと思った
お金とか血のつながりが無くても、顔を知っていて名前を呼んで笑い合えていたら家族なんだよな

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

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シンクロ攻撃の時にウソップのお父さん知らなくてええ?親子なの?と思ったけど漫画のはじめの方で全然出てきてわろた

ウタちゃん…

オールド(2021年製作の映画)

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配信者のウォッチパーティで鑑賞。

ツッコミながら見たからハラハラはせず。マスクメロンまじであんな感じなのか?

プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分の勝手な行動とか想いが人の人生に少なからず影響を与えていて、でもそのアクションがないと本当の意味での独りぼっちになってしまうから、人と関わるのはめんどくさくてもしていくものなんだろうな。

想いを
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

4.0

マイキーのいくぞおらぁを聞くためだけに2回観たのですが、まだ聞き足りないのであと5回は行こうと思います。そこにお金払ってる。
普通にエンタメとしても盛り上がってて面白い映画でした。邦画!

少年の君(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

面会の時の表情だけで会話してるシーンがすごくて、2人の時間の大きさを想像以上のものにさせられた。言葉なんていらないとはこういうことだ。繊細な感情の変化の表現がうますぎてどこからも目が離せなかった。今年>>続きを読む

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