あゆみさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あゆみ

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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.1

『ベイビードライバー』のエドガー・ライト監督の過去作ということしか知らなかったが、まさかのゾンビ映画!
これはB級映画になるのか?ゾンビ映画の正しい見方、楽しみかたがあればぜひご教授願いたいものです。
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希望の国(2012年製作の映画)

3.3

私「希望の国観た!」
友人「どうだった?よかった?」
私「よかったというか・・・なんというか・・・園子温っぽかった」
友人「すべてが過剰な感じ?」
私「・・・!(言い当てられた)」

やり過ぎて胡散臭
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

-

「このカレー、一晩寝かせてめっちゃうまなってるで」
「それラタトゥイユやけどな」

たった二時間でハッピーアワーのあの感じを出せるはずもないか。何でもない日常を醸しきれずに、珍妙な空気で終わった名台詞
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トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

4.5

真実を追求し、世間に是非を問う。そして法律まで変えた映画。
弱い立場につけこむ卑劣さ、えげつない理不尽に、観賞後しばらく息苦しくなった。
時に、観たい、観たくないという嗜好を超えて、観なければならない
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ミックス。(2017年製作の映画)

3.0

台風の夜は家でおとなしく映画鑑賞。
チャイナ服&麻婆豆腐激辛アルヨの優さまかわいすぎた~!!!!玄関にラー油撒いとけ!
『ピンポン』ほどの興奮はないけど、ラブコメだしそんなもんかな。
スポーツ全般に興
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なみのおと(2011年製作の映画)

3.7

紛れもなく濱口監督の作品。
壮絶な被災体験をした人にしか語れないことと、濱口監督にしか撮れない空気感が合わさって、浮遊しているような不思議な映画体験。

「嫌なことがあったら妻に当たっちゃうんだよ。一
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サッドティー(2013年製作の映画)

3.0

青柳文子かわいい~
「着ると、こんな感じです」があざとかわいすぎ。これは会いたくなっちゃうよ。しかたない。

フジコ・ヘミングの時間(2018年製作の映画)

4.1

譜面通りに弾いたって意味がない。正確さを追求するならロボットにやらせればいい。そしてフジコさんは、歌うように弾く。
クラシックには疎いけど、これは劇場で聴けて至福のひとときだった。いつかコンサート行っ
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.2

治療という名目で、患者の人権を無視した管理体制を敷いている精神病棟。
そこに飛び込んできたはちゃめちゃな受刑者によって、受動的に従っていた患者は、思考することを取り戻す。
何が正義か。何が悪なのか。悪
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.0

NHK京都発の地域ドラマ『ワンダーウォール』が素晴らしすぎて、心がずっともっていかれてる状態で鑑賞。
心ここにあらずのわりには、本作も騒々しくて普通に面白く観られた。頭悪いヤクザのお父ちゃん好き。泣か
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.3

電気、ガス、水道が完全に使えなくなったら、私は何日間、前向きに生きられるだろうか。災害が起こるたびに都市の脆弱性が恐ろしくなるけど、喉元過ぎれば熱さを忘れてしまう愚か者でして。
フィクションやコメディ
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.0

あれ?渋谷すばる、歌うまい!?
関ジャニ∞を知らないのでわからないけど、普段はもっとアイドルっぽいのでしょうか。演技が上手なのか、普通にただのチンピラで違和感なかった。
しかも今年いっぱいでジャニーズ
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ハッシュ!(2001年製作の映画)

4.5

わからないことがわかる。
足りないことと向き合える。
余分なことが落ちていく。

見るたびに台詞の一つ一つを噛み締めて、泣きそうになるな。
ことしの夏の締めくくり。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

3.9

技術の進歩とともに、表現の可能性は格段に広がっていくけれど、そのときにしか撮れない映画もまた、確かにあるんだと思う強烈な作品だった。
いつかきっとスクリーンで観よう。

潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

4.1

言わずと知れた名作。見終わって、改めて『潜水服は蝶の夢を見る』という邦題の美しさの余韻に浸っている。
脳溢血で全身が麻痺し、唯一動かすことができた左目の瞬きだけで、文字を伝え、本を書き上げた男性の実話
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

2.6

一体これはなんじゃったんじゃろう。劇中迷子で疲労困憊。
あいかちゃんのシーンのみ意欲的になれました!麗しい!

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

冒頭から吐き気がしたけど、アドレナリンが出るような映画は最高です。バイオレンスかつシリアスでありながら、ナレーションはじわじわくるし、半笑いできるさじ加減が絶妙。
役所広司渋すぎ。松坂桃李活躍目覚まし
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ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.9

ピクニックシネマで『スクール・オブ・ロック』上映後に、キノ・イグルー有坂さんが、「この映画が気に入った人におすすめしたい映画」として紹介していた本作。
拗らせた中古レコードショップを経営する、最低な中
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ウォルター少年と、夏の休日(2003年製作の映画)

3.4

時に、それが真実かどうかより、真実だと信じるべきこと、信じるに値することがある。
言葉なんて砂漠の砂。行動こそが真実。
私も背中で語る年の重ねかたをしたいし、喜劇的な最期を迎えたい。

ネバーエンディ
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.8

恵比寿ガーデンプレイスでのピクニックシネマにて。
ずっと観ようと思いながら、機会がなかった本作。念願のキノ・イグルーのイベントで、夜風に吹かれながらの鑑賞は野外フェスのようでとっても幸せだった!

かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.6

「あの国では、理由には意味がない。決定は絶対でそれに従うだけ。考えてたら頭がおかしくなるから、何も考えない。思考停止。考えるのは、どうやったら生き延びれるかということ」
在日韓国人のことも、日本から北
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オー!ファーザー(2013年製作の映画)

2.9

原作が好きだっただけに、キャストがイマイチでややがっかり

THE3名様 春はバリバリバイトっしょ!(2006年製作の映画)

3.3

たまに無性に見たくなるthe3名様シリーズ。オレオレ詐欺ならぬ、オレオレ奉仕したい📱

ミックマック(2009年製作の映画)

3.4

戦争兵器を作り出す企業には、こんなふうに鉄槌を下せたらいいのに!

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.8

知りたくもない感情のなんと多きこと。
抉られるぐらい強烈に感情を揺さぶられる映画が観たいと思いつつ、揺さぶられるためには、観る側の人生経験に依るところが大きくて沈黙。🙏

ラジオ・コバニ(2016年製作の映画)

4.5

「戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」
トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人の街・コバニ。
冒頭から、人々はクレーンで瓦礫の中を忙しそうに掘り起している。出てくるのは、干からびたり焼けたりし
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.1

誰の目から見ても決して誉められた母親ではないけれど、それは本当に全部、彼女だけの責任だと言えるのか。
定職に就いて、日々の暮らしが安定していて、子どもにまっとうな教育を受けさせる。そんな最低限の当たり
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未来のミライ(2018年製作の映画)

2.5

がーん。淡々としながらもくどい演出に飽きて、早く終わらないかなぁと思って観ていた。

くんちゃんの声も、「好きくないのー」等々の言葉遣いも、無駄におしゃれないい家に住んでるところも、いちいち気に触った
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

場所や時代は違えど、民主主義社会という当たり前の暮らしを求め、命を懸けて戦った人たちがいる。それをことある度に思い出し、その尊さと脆さを噛み締めなければと思う。

90本目

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「この先の人生が見えたら、選択を変える?」
「自分の気持ちをもっと相手に伝えるかも」

いやぁ、美しく素晴らしかった。これは映画館で観たかったな。

幼な子われらに生まれ(2017年製作の映画)

3.7

三島監督は好きな監督の一人だけど、これは疲れてるときに観る映画ではなかった。
家族ってしんどい。親だからって完璧なわけじゃなくて、腹も立てば、傷付きもするのに。思春期、反抗期の子どもには、そんなことわ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.4

評判通りのヒューマン&ゾンビ映画で、さすがに泣けはしなかったが、そこそこ楽しめた。ゾンビも怖いが、非常事態で本性が見える人間はもっと怖い。