ハルさんの映画レビュー・感想・評価

ハル

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逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.8

久しぶりに鑑賞。
もう言うことはないね。
観たら何もかも吹っ飛んだ。
明日からまた頑張ろう。

ファンシイダンス(1989年製作の映画)

3.0

懐かしいーな〜、
久々に観たくなる。
TSUTAYAにあるだろうか?
借りに行ってみるか!

わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

台本、作品の構成、カメラワーク、音楽、この作品の主題、全てが最高!

父の秘密(2012年製作の映画)

5.0

途中で観るのをやめようか真剣に考えるほど父と娘の生々しい孤独が被さってきた。
父と娘が耐えながら探りながら生き抜こうとする。
父と娘が異常に仲良しに見えるのは錯覚ではなく、しかし、お互いに踏みこませな
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たまたま(2011年製作の映画)

4.5

場所やひとに居心地の良さを感じたりすることがありますが、この映画もそんな気持ちにさせてくれる映画でした。
ひとは皆生き方が違うけれど、同じ世界観を共有していられるような思いで、
ずっと観つづけていたい
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ホウ・シャオシェンの レッド・バルーン(2007年製作の映画)

4.8

アルベール ラモリス『赤い風船』のオマージュ。大好きなジュリエットビノシュやイポリットジラルドが出演している。赤い風船のたゆたう動きは、定まらず、不安定でそこはかとない人々の生を、と勘ぐってしまうがな>>続きを読む

獅子座(1959年製作の映画)

5.0

誰にでもある幸運の兆し。これで、全てうまくいくと楽観的になってしまうことが人生の中にはよくある。自分もそういったタイプの人間だからよく分かる。舞い込んだ幸運は一転して不吉な方向へと向かいだす。しかし、>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

5.0

23歳の若手女性カメラマンを起用し、主演のマリーリヴィエールも含めてわずか四人の若い女性スタッフとひと夏の避暑地を訪れて撮影しているこの作品。どこまでが台本に書かれているのか、即興なのか、分からない領>>続きを読む

フェリックスとローラ(2000年製作の映画)

4.8

観おわった後、ハッピーエンドなのに 深く 重く ずっと、心に残っていて 1ヶ月経っても忘れられないでいる。
初めて観たのが10年くらい前だけど まだ残っている。
この映画の力はなんなんだ。

ユキとニナ(2009年製作の映画)

4.7

諏訪さんとイポリット ジラルドの共同監督による作品。 諏訪さんならではの即興アドリブのドキュメンタリー的な演出が効いていて、他の劇映画とは見方がだいぶ変わってくる。 このように映画の中の事物がリアルに>>続きを読む

サクリファイス(1986年製作の映画)

5.0

君は暗いんだ。物事を深く考え過ぎる。待っててはいけないが、待つしかできない。実はひとはより深く奇妙なことを絶えず考えている。奇妙なのは自分だけではないのだ。独白のような詩、台詞。永劫回帰だとすると、人>>続きを読む

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.8

数年ぶりに、ギドク映画を観た。社会の陰を潜ませながら愛を描いていく。無駄のない台詞と描写。激しく揺さぶられる親子、ガンドとミソンの魂の奥底をもっと観たかった。配給的な問題もあるだろうが、もっと長尺でも>>続きを読む

タイム・オブ・ザ・ウルフ(2003年製作の映画)

4.9

衝撃的なラスト。人間を冷徹に描き出すスタイルは見事です。人間というものは歳を重ねるごとに罪深くなっていく。では何故、人間は存在し続けるのか?純真無実の少年が背負う、大人が背負わせる十字架から絶対に眼を>>続きを読む

ヤーチャイカ(2008年製作の映画)

4.0

ヤーチャイカはかなり昔に観ました。写真映画なので、賛否両論あると思いますが、まず、スライド写真を観ながら、語りを聞きながら想像すること、それ自体おもろいと思いました。映像は動いていること自体意味がある>>続きを読む

KOTOKO(2011年製作の映画)

4.7

ドキュメンタリー的観点からと、塚本ワールドならではのフィクションの要素が絡まり合った秀作です。人間の皮を剥いていくとここに辿り着く。そんな感じですかね。塚本さんのカメラ最高に良かったです。

100万回生きたねこ(2012年製作の映画)

5.0

再び映画館へ二度目の鑑賞。佐野ようこさんの語り、詩、生き様に綴られそれに共鳴する人々と自分。生きることに答え合わせはできない。しかし、この映画には、導いてくれる何かがある。孤独な眼?問い続けることの多>>続きを読む

2/デュオ(1997年製作の映画)

4.8

ドキュメンタリー的、即興、アドリブ、長回し、空気感、普遍的で、ある恋愛に関する物語。重く、きつい映画でした。演技も演出も間違いなくそこに流れている時間そのものでした。また、キャストも素晴らしい。

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

4.8

ホーリーモータースの影響か、しばらくカラックスを振り返り、原点に。
老いることへの恐れ、若さたる所以の憎悪。手話のシーンが好き。

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