コマ落ちせずにヌルヌルと動いてて凄い…回ったりするときだけ、手描き風の軌跡が残るのもいい…なんと言っても、ディズニーは実写との融合や使い方、アニメへの落とし込み方が上手いなぁ…
この危うさは平成初頭ならでは…。(原作はもっと前のものだが)ホロースーツだけのためのロトスコープだと感じたが、冒頭の虫はトラウマ級なのでアニメでよかった。ラストのメッセージもこの物語には必要な要素でグ>>続きを読む
タイムリープ/ループの違いをどの作品でも説明させる上田さんは律儀だ。平日20:40上映スタートの映画に空腹で挑んでしまい、霞がかった画面、ゆらゆらと動き続けるカメラに船酔い状態。(これは私の問題です。>>続きを読む
早朝散歩したくなる!コロナ禍で上映したことに意味がある。Vlog感こそあれど、私はナレーションの文章が良いと思った。
仕事前に朝イチで観たのですが、朝でよかった…と思えるほど心を奪われてしまった。これが帰り道暗かったら、もっと落ち込んでしまう。父親の明暗が居た堪れない…
ポスターやら、あらすじやらを先に読んで、「いや>>続きを読む
もう、内容云々よりも、宮﨑駿が本気で本当に最後のつもりで完成させた作品。それ以上でもそれ以下でも無い。それを公開時に映画館で観られたことに感動すらしてしまうし、最高な幕の内弁当を食べながら終点に着いた>>続きを読む
生き物に学ぶ生存戦略…動物(人間以外を定義する)・植物の特徴を挙げつつ、人間(俗世間)との対比を見せていく構成が面白かった。カノアがどこまでも動物的な衝動に駆られているのが、置かれた環境から考えれば当>>続きを読む
「企画・プロデュースとは…うーん、うーん。」と思いながら避けてきたが、良いアニメーション映画だった。西加奈子さん「くもをさがす」を最近読んでいたので、彼女の闘病が始まった頃に公開された映画なのか、とか>>続きを読む
登場人物が編集者や小説家ということもあり、言葉のチョイスが面白いし。これはもう一度観て咀嚼しなきゃだ。「黒木十人の女」も気になるし。
そして、競走馬の気持ちがわかるタクシー運転手よかった。愛にも多様性>>続きを読む
妙な後味のある映画でちょっとだけ落ち込んでしまった…アダム・ドライバーのスタンダップコメディは素晴らしいし、操り人形、船上のシーンとか指揮者のメタ的視点+演奏シーン、演出アイデアの宝庫でまだまだ新しい>>続きを読む
みんな若い…。そして、田中泯さんと犬童監督はこの作品で出会ったのだなぁ。バスから降りて中央線もとい境界線を越える描写は分かりやすい。
終始フワッとはしているのだが、押し付けがましい感じがなくて良い
翌日になっても、あれはああいうことだったのかな?と振り返り続けてしまう。
坂元裕二氏が記者会見で、着想は「車椅子横断者を待っていた車に気が付かず、クラクションを鳴らしてしまったこと」と話していたことだ>>続きを読む
音楽的な基礎知識を有していればよかった…。 "CHALLENGE"がどこまで影響を及ぼしているのかは不可解で、これは、そのまま受け取っていいものなのか?昨今の映画はジェンダー問題が必ずと言っていいほど>>続きを読む
分かりにくい箇所こそあれど、警視庁ものの原点って感じがして面白かった。やっぱり画で勝負するよりも脚本が緻密で、寄り道も無駄もない構成。今でこそ珍しい設定ではないかもだけれど、この"ドラマっぽさ"の礎を>>続きを読む
これは柳川に行きたくなる…。"自然と人間の共生"という人類最大のテーマとジブリの根幹が再認識されるような映画で面白い。やってることはアニメだろうがドキュメンタリーであろうが変わらない。丁寧なリサーチと>>続きを読む
各章でタイトルは要らないかもだけど、益田ミリや矢部太郎など昨今のTwitter漫画から芽を出したような作家に繋がる簡易な線とありふれた日常がテーマ…面白かった〜。お義母さんの結婚式スピーチからタカシの>>続きを読む
"映画"とはまた違うジャンルのような気もするが、少なくともこれを観た鑑賞者が、話し合うことでスタートする作品だと思った。
私はすぐに"女"と判断できる名前なのですが、以前、企業に採用の有無をメールで確>>続きを読む
とても楽しみにしておりました。
全編通してヌメっ?サラッ?とした感触。最大の見せ場と言えるであろう場所もそんな感じ。「え?それでいいの?」と不安になったことは間違いないが、ラストカットでその感触の意図>>続きを読む
久々に一点の曇りもない、ストレートな映画を観た気がする。超シンプルで結論も明快、清々しい。テレビ業界入った頃に、ひよこ鑑定士をネタとして挙げたら「いや、それは擦られすぎだから」とピシャッとキレられたこ>>続きを読む
「ザ・スクエア」の尖りと「フレンチアルプスで起きたこと」の分かりやすさを兼ね備えた作品で、やってることがやっぱり変わっていなくて最高に面白かった!知識では測れない、"人間性"が観ている側もずっと試され>>続きを読む
この様々な映画が入り乱れる時代に超絶シンプルな"愛"だけで構成。みんなが容易に想像できる結末へと進んでいく訳だが、それは主人公を追体験することにもなっていたりしていて、画面の使い方(マルチのオンライン>>続きを読む
「友だちのうちはどこ?」の少年とは正反対の少年だったけれど、これが正真正銘のガキ大将って感じ。イランの街並み、人々の暮らしの基礎知識が無いとしても、お母さん的思考(因果応報の教え)は万国共通な気がする>>続きを読む
笑いあり涙あり、歌のタイミングのバランスが最高でストーリーも申し分ないしでまさに傑作。ミュージカル調な割に歌が多すぎる訳でもなく、まるちゃんの心情とアニメならではの創造力が発揮されてマッチしている。先>>続きを読む
クローズドサークルにコースメニュー、先が読めてしまうところもあるけれど、富裕層と貧困層、発注者と受注者の関係性が分かりやすく提示されていたのは面白かった。パンのないパン皿とか、食べるんじゃなくて味わっ>>続きを読む
始まり方が不安すぎたけれど、結果すごく意味のあるシーンだった。寝ても覚めてもハリーポッターなダニエル・ラドクリフにやらせるというところでもう笑ってしまう。基本コメディで進んでいく物語と要所要所で織り交>>続きを読む
私はA24のインスタをフォローしていて、一時期、目玉のシールとよくわからないブヨブヨのゴム手袋のようなグッズがストーリーで大量に流れてきて、これのことだったのか!と点と点が線で繋がった。個人的には編集>>続きを読む
元風俗嬢でも、元風俗嬢じゃなくても隠したい過去はある。ただ、貞操観念は確実に狂ってしまったであろう(あくまでも想像上)ちひろさんが本当の愛を追求して揺れているのがいいんだよ…。「愛がなんだ」フリークと>>続きを読む
The中国な映画。「破壊」と「再構築」までのスピードが異常なほどに速い国というイメージがそのまま表現されている。色々と象徴的なカットもあったりして、特に綱渡りは良かったし分かりやすかった。酒、タバコ、>>続きを読む
上映時間もっと長くても全然観られる。むしろ、観たい。色々削ぎ落とされて、まさか、完成までに9年もかかったとは思えない仕様になっていたので、もっと泥臭さを感じたかった!
私の地元にはゴミ処理場の熱を利用>>続きを読む
大学3年生の時に「パンチドランク・ラブ」をゼミで観た。私は「これは雰囲気を楽しむ映画だと思います。」なんて感想を放ったのだが、ゼミ生の1人である男子が終始イラついていて、今作を観て、今なら私もそのイラ>>続きを読む
ホ、ホラー?SF?
少なくともそれらは根源のテーマではなく…マイブリッジの話が出てきている時点で、監督は確実に写真論を意識したし、勉強しとるやないか!と思った。「明るい部屋」とか読んだのかな?(私は中>>続きを読む
「好意と労力を返せ」って言いたくなる時確かにあるよね、。映画の始まりもYouTube仕様になってて、成功し始めた辺りで髪型が変わったり、使用カメラが変わったり、部屋が変わったり、変化がみんなで共有でき>>続きを読む
私はMBS制作の「きほとみずき」というドキュメンタリーを何度も繰り返し観ている。きほさんは脳性まひで歩くことができず、車椅子生活。
ある時、美容専門学校のオープンキャンパスに行ったところ、「ここはプロ>>続きを読む
森田さんの演技凄いね…
演劇内の役と演技していない時の役と重なるものがあって、サイコパス。
ワンカットと聞いて、三谷幸喜「大空港」を想像していたが、現実で進んでいることと、演劇内で進む物語と2軸である>>続きを読む