omizuさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.5

全体的にブルー

丸の内ピカデリーの爆音映画祭で鑑賞
爆音なのかはちょっと分からなかったが
小さなノイズのようなものまで拾えたのはこのおかげ?

ライアンがブレードランナーとして
日々淡々と旧型を捕ま
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

3.2

エゴンシーレは好きな作家の一人
28歳で他界するまでの生涯を
4人の女性と辿る

懐かしいような
哀しさが漂って
笑っていても長く続かない儚さがあって
見終わった頃には
部屋の暗さもあいまって
悲しい
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タンジェリン(2015年製作の映画)

3.2

女って

トランスジェンダーだからとかでなく、あいも変わらず女の友情話がベース
妬み、嫉み、優劣つけたりしながらも結局はあんたが一番説をかます

舞台は雪も降らないロスのクリスマスイブ。
シンディは出
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.3

面白い
でも 説明できない

ある離島で首を吊ろうとしていたハンク
吊ろうとした目線の先に波際に打ち上げられていた死体 メニー
メニーのオナラで水上スキーの如く海上を走り、故郷に近づく。
のっけから意
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生きる(1952年製作の映画)

3.8

何のために

10年ほど勤めた会社を辞める決意をし
これからの明るい未来を語らい
酔ったホームで思い出しました

これほど生きることを
切々と教えてくれた映画を知りません。
これを思い出すときは
転機
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パターソン(2016年製作の映画)

3.1

ニュージャージー州の田舎町が舞台
主な登場人物は
バスの運転手パターソンと
ポジティヴシンキングワイフと
太めで嫉妬深いブルドック

日常で会う人々

だいたい同じ時間に起きて
だいたい同じ時間に出
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

水の怖さったらない

ノーラン監督だからもあるけれど、
知り合いが軒並み良いと言うので
見たくなり、いざ行ってみたら
予想外に良く、きちんと泣き帰宅。

一番の印象は水が怖い。
押し寄せる水
穴から侵
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アベンジャーズ(1998年製作の映画)

2.5

スタイリッシュ スパイ

ユマサーマンの美しさに尽きる
ピタリ、すらりとしたボディースーツや
スリット深めチャイナドレス
女優しか似合わない形のサングラス
それだけでも目の保養でした
ガタカの美しいア
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天才スピヴェット(2013年製作の映画)

3.5

アンニュイにも理由がある

4歳から科学的な実験をし、科学雑誌にも寄稿する10歳のT.S
彼にはカウボーイの父の遺伝子をコピーしたかのような双子の弟が。
彼を溺愛している父を少し悲しみを覚えつつ弟とも
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僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)

3.9

ピンチはチャンスのお手本

仕事で来年の春夏の服はどうでしょう会議の時に思い出した今作。

レンタルビデオ屋のビデオがあるアクシデントではちゃめちゃになって、普通は謝るとか他から買ってくるなどの方法で
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

気になってた映画で、天気も良かったから
ドライブ帰りに見ました

ある事故がきっかけで、耳鳴りが音楽を聴かないと止まない寡黙で優しい、天才的なドライバーのBABY
ケビンスペイシーが画策する強盗の逃し
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.4

タンクトップにサスペンダー

今期トレンドのサスペンダー いち早く取り入れてたわって思い出し

マチルダのボブにマルチボーダーのホットパンツにチョーカー
体臭を消すために毎日牛乳飲むジャンレノも全てが
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茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

4.2

遠くへ行きたい

盆休みに山形まで行ってきたばかりなのに
もう遠くへ行きたい
ペダルでもアクセルでも何でもいいから
踏みまくって
遠くへ行きたい

解雇の危険、元恋人が兄と結婚
逃げたくなる衝動も
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.7

等身大なヒーロー

普通の高校生で 特に人気者でもなく
特に頭がいいわけでもなく、
大きな野望があるわけでもなく
最初は自己顕示欲とか目立ちたいとか
それも高校生なら普通あるところから
徐々に
目覚め
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聖の青春(2016年製作の映画)

4.1

いいって聞いてたんですが、同じく一生付き合う持病を持ってるので避けてました

でも、観て良かった。
将棋だけじゃなく、少女漫画が好きで素敵な恋愛して結婚したいとか、一度でいいから女を抱きたいとか、普通
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モディリアーニ 真実の愛(2004年製作の映画)

4.0

頭を使いながら結構酔った帰り道に
思い出した映画

「きみの魂が見えたら、瞳を描くよ」
目の中の瞳がない女性画が多いモディニアーニ。学生の時から好きな画家。
顔が良く、気位が高く、浪費家で酒と薬と女に
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.6

トランスフォーマー的な夢を見て、うなされたのでちゃんと続きみようと。

キャストが一新していて、男臭い発明マニア役に猿の惑星のマークウォールバーグ。
発明マニアだけど、白いTシャツから逞しい腕。娘役の
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お嬢さん(2016年製作の映画)

4.0


見終わった後とても疲れてることに気がつく
何だったんだろう、恋愛もミステリーもエロスもバイオレンスも全部のせ。
トーンは静かで一定。
目が印象的な演技が多い。

全体的に蒼く、儚い悲しさが漂っていて
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続・深夜食堂(2016年製作の映画)

4.1

「タビビトノキ」

疲れた旅人の喉を潤してくれる役割りを持つ木が、ジャングルにはあるという その話を思い出し。

前作と変わらず淡々と行き交う人々とひとつの料理とのエピソードで話が展開していく
蕎麦屋
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深夜食堂(2015年製作の映画)

4.0

「温かい吹き溜まり」

漫画は読んでるけれど、実写はちゃんと見てなかったのでまず映画版から。
12時〜7時新宿のゴールデン街にある深夜から営業している食堂で、小林薫扮するマスターやそこに来る客の浅くも
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

-

「巨人より、フェラーリより」

開始10分で寝落ちし、エンディング前5分で起きたので何ら観てないんですが、
華やかで豪華で主役ばっかりより
一点豪華か、もしくはストーリーから浮かび上がるのが好み
もっ
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.7

【娯楽超大作】
ジョニーデップ超大作、ディズニーらしい誰と観てもAll🆗ジェットコースター映画

土曜日に1日があたるのは珍しいから映画に行こうとなり、明るく楽しい映画ってことでパイレーツ。
安定のス
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これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.8

【30以降の女性におすすめ】
小さい頃から画才を発揮し、イタリアを飛び出し世界をまたにかけ
建築士としてこれから!のある雪の夜に母国に帰ることを決め。
そこからバイト先のオーナーのナイスガイゲイやその
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

「触れ合って育つ」

UR賃貸住宅の名キャッチコピーを
鑑賞後よぎる。

母子家庭だけれど、不自由なき生活大人にはまだ早い、子供ではみに余る年ごろ15歳boyからの視点から、それぞれ登場人物の視点へ。
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

【再生の物語】
ある夜妻をバス事故で亡くしてしまう 崖っぷちの物書き幸夫と真逆のトラック運転手同級生と2人の子供との交流から濁った目がだんだんと澄んでいく物語

「自分の幸せの尺度で、計らないでよ」
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.6

【ファンタジー】
ある夜自分の部屋の窓から見える木が化け物として歩き、三つ物語を聞かせる代わりに四つ目は少年に話せとささやく
少年は大病患う母親と二人暮らしの日常に怪物が現れることで、自分自身に向き合
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

4.0

【夏の娯楽超大作】

呪われた海賊が呪いを解くためには全ての奪った金貨を元に戻さなくてはいけない
奪われたブラックパール号、出生の秘密、仲間との友情、秘めた恋心などテーマてんこ盛り娯楽超大作
誰と観
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.5

【ファッション】

16歳になったばかりのジェシー、
一見うぶで冴えない垢抜けない
ファッションの世界のありそうを
無さそうな展開で物語は進む

観終わってまず、悪夢を見そう
女の美への執着心と憧れが
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サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ(2006年製作の映画)

4.5

【ファッション】

モードの帝王
カールラガーフェルド
シャネルアトリエでのオートクチュールまでの約三カ月を追ったドキュメンタリー


カールの帝王ぶりもさることながら、お菓子を食べまくりながら
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ディオールと私(2014年製作の映画)

4.3

【ファッション】

世界的なファッションブランドの
デザイナー交代
その1STコレクションを迎えるまでの約二カ月位の密着ドキュメンタリー

ラフが
自分の思うように
デザインが
スケジュールが
周り
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薬指の標本(2004年製作の映画)

3.8

ファミリーセールの
係にへとへとの
後のビールで
フェチの話になり
この映画を思い出し

記憶 感情など普通標本には
不可能と思えるものを
標本にできる
錬金術師のような
標本技師
標本技師の手によっ
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THE FORGER 天才贋作画家 最後のミッション(2014年製作の映画)

3.9

紙と鉛筆さえあれば
きみは自由だよ

中学生の頃
絵に描いたような
品行方正を心配した
美術の先生に言われた言葉が
蘇り

祖父、父、息子の三人が
織りなす空気が
モネの絵画のタッチに
重なり
モネ
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

4.0

スーツを買いに
弟の買い物に呼ばれ
伊勢丹メンズ館に

スーツと言えばな
映画トークに花を咲かせた
あげく
キアヌに落ちつき

ストレッチ無し!
の布で大立ち回りな
007もいいけれど
細いタイの
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.2

怒りのデスロード
NICEタイトル!

前々から気になってる
仕事先の眉毛無く
がりがりで
黒しか着なくて
髪長い
アシスタントさんは
コスプレして観に行ったそうな
白塗りにシルバー歯で
私も二回劇場
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.6

ヘビースモーカーで
ぴたぴたのスーツで
寡黙の仏頂面で
優しいが故のデリケートで
仕事はできても
プライベート孤独系の
おじさまに
無条件に弱い方ならばっちりです
NICEカール


三作目なので
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

2.4

三人の女性の
どれにも共感はできず
共感しようとも思えず
ただただ不思議な気持ちで
冷静に鑑賞

前夫とのことでアル中の女性
その前夫と結婚し一児の母の女性
その子供のベビーシッターを
している女性
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