このレビューはネタバレを含みます
前作で次は終末から始まる物語が観たいと散々言っていた身からすると、これは傑作と言わざるを得ない。セカイ系の帰結としては反則な気がするけど
日本人という自意識を持たずに観てみたかったけど、それはもう別物だということもわかる。
幸福とは何か、の片鱗を観たり。(ちょうどブータンのチベット仏教徒の幸福度の高さについて考えていた)
日本のシステムに課題があるのは事実として、その背景はほとんど説明されず、ただ彼らの姿をとらえるにしては主張するカメラ。映画の外に目を向けさせるという意味で見応えのあるドキュメンタリー。