バス行っちゃったさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

バス行っちゃった

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

話としては似ている作品としてFilmarksのページに紹介されているやつらと同じっちゃ同じだけど、こんなんなんぼあってもいいですからね。

主人公の身体的ダメージなどの痛みを伴うリアリティの積み重ねが
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画やらが好きで自分が作り手に回った世界線を妄想してしまうような当て所のない人にとってはたまらない疾走感をもたらしてくれる最良の乗り物だろうし、どこか居心地の悪いまま生活をしている人たち、要するに大多>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見始めてからしばらく経つまでモータルコンバットとピットファイターがごっちゃになっていったので、てっきり残虐行為手当とかカトゥーといったバタ臭え肴がくるのかと思いきや、出てきたのはもっとクッセェ異世界対>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小説最終巻における結末を知らないひとにはネタバレになるかもなのでここでおつかれっした。ウィキペディアとかも見ない方がいいす。


小説は読んだには読んだものの、もう何年も前で、しかも富野由悠季は文体が
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マンディンゴ デジタルリマスター版(1975年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

昔の話と思いきや、見たいようにしか世界を見ようとしない、人を人とも思わない自己中心的な愚かさは未だ蔓延していて、ときに自身の中にもその片鱗が首をもたげてきたりするので、こうした作品は定期的に見て己を戒>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

負け犬からの立身出世ものからチーム犯罪もの、貴種流離譚からのダークヒーロー誕生などなど様々なアガる物語をこれ一本で味わうことができたので、なんかもうサービス精神の塊、コスパめちゃくちゃ、みたいな。>>続きを読む

狂猿(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「お前、口の中で蛍光灯割れるか?」

プロレスというのは段取りのあるショーであって、勝ち負けやチャンピオンベルトの行方すら観客を楽しませるための仕掛けに過ぎないため、往々にして真剣勝負をしていないとか
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ファーザー(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

認知症の世界観を物語として表現した時点でじゅうぶんではあるのだけれども、個人的にはだったら終わりもフィクションとしてケジメをつけて欲しかった感じ。

物語の手法でもって現実をより明確に浮き彫りにすると
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スタイルウォーズ(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

他者の自由や権利を侵害しない限り人は自分の心のままに生きたらいいと個人的には思うものの、たいていはそんな鮮やかに片付けられるわけもなく、どんな種類のものであっても一時的にはそうした侵害を起こしてしまう>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

いまさら取るに足らない一個人の感想なんて書いても仕方ないのでグッときたところだけ書くと、有村架純の脱ぎたてブラジャーでした。以上です。

ちょっと面白かったのが現実との遊離の加減で、日本のテレビドラマ
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

きんぐ・おぶ・ざ・のーすはXVIDEOをないと・うぉっちしている、と。…やれやれ。

まあ上のようなハンドルネームや、実際に姿を現した彼らの成人とは思えぬ間の抜けた言動を見るに、要するに連中はロリコン
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

同じような展開のアクションが続いたり、同じような色味が続いたためたまに眠気に襲われたりはしたものの、戦車級BETAなんかも彷彿とさせる怪物としてのマリガンの造形や、たとえばヘルメットの中の人間としての>>続きを読む

ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たまには蛇腹剣だけでなく機甲界ガリアンのことも思い出してあげてほしい。いや、わかるよ、顔も声もマシンも終わり方も変だったよ、けど設定は(略

最初の魔界村開始時のマップ紹介みたいな世界紹介がちょっとも
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アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これまで応援というのにピンときてなくて、たとえばサッカーでサポーターは12人目の選手だ的なものを聞くと、まあそうやって集客しないといけないしな、などとクソゴミみたいなことを思って隅でニヤニヤしていたし>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんで実際のお肉の駅弁ってあんなわびしいんだろうなあ。

見てわかることをいちいち言葉にするなという底の浅いシネフィル気取りみたいなことをぬかしてマウントを取る類のスモールディッシュな人間なので、能力
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

泣いて救われるのは自分だけだとシンジパイセンはおっしゃっとったので、これからは動物の動画で泣きまくったあとに宝くじを買うことでゼーレの計画に無い形で自分を救済していこう。

丁寧すぎるくらい全部セリフ
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ウィッカーマン final cut(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これがカエサルの書いていた木製ゴッドマーズか。素晴らしい。

残念ながらいまだ宗教と人種は分断の根っこにあるものの中でも大きな要素で、その脂身を溶かしたものをどぼどぼと流し込まれた感じ。
この問題は宗
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ヨコハマメリー(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

劇場に着くまでで見てきた道や建物と、もうこの世にはない道や建物とがひとつの景色として映されていたためか、劇中ずっと漂ってくるのは喪失感だったり死の気配で、空の病室でそれが極に達したところでのあの最後の>>続きを読む

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ただでさえ涙腺連続爆撃機なのに、テーマのひとつとして過去の罪とその償いを、謝罪ではない形で取り上げているものだから、あの悲劇の中からこれを作るという志に胸が熱くなりすぎてしまってまともに見られなかった>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

通報前に藤子不二雄マンガの話しなんかはじめたら絶対ダメだよね。子どもが風呂に入る前に金ローのラピュタ見てしまうのと同じくらい致命的なミスではないかえ。

未来がわかってしまうことによる出来レース感をワ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こいつらがアオハルしてる映画よりもこいつらがピラニアに喰われる映画の方が好きだななどと思ってしまって軽く自己嫌悪しながら見ていたら、あれよあれよとピラニアにはむはむされた方がそこで終わる分だけまだよか>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

比較的丁寧に犯人の可能性について描写していってくれたので、ミステリ的な面白さはともかくとして、見えている側といない側の断絶であったり、見えないものを見ようとしないことの危うさや恐ろしさといったことを思>>続きを読む

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドニー兄貴のシーフーを一度見れば、以後一生自分の両拳を胸の前で構えて前へくるくると回すだけでその勇姿を脳内再生することができるようになるので、そのコスパを思うとこんな少ないチケット代でいいのかしらんと>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

時系列の並びにクセがあるけど、姉妹の中で最も変化量の大きいエイミーがしっかり描かれているのでさほど混乱しなかったし、この時系列の往復が無いと最後の「どちらが実際だったのか感」や、ジェンダー問題も含めた>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あのクマのダメ着いいよね。あれさえ着てれば、ダラダラしてんじゃねえって怒られたときにこの映画を見せて、動かないんじゃなくて動けないんだって説得できるし。できねえよ。

最高のベッドシーンからはじまるい
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰もシラットを使えないザ・レイドがはじまってワクワクしてきたところで終わってしまったのがちょい残念。

警察側の豚が何かにつけて雑だったのがすべて悪いんだけど、そも子どもがライオンを盗んだことがはじま
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帰郷(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実在感のある最高峰の画面だと思えたし、まあ作り物の腕がごろりとそのまま転がってきたりとかはあるものの斬り合いの壮絶さを担保させるべくゴア描写にも挑んでいたりして志をびんびん感じた一方、シナリオはそれら>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポスターめちゃくちゃかっこかわいい。

アニメーションは比較的アウラ的なものを感じやすい芸術表現ではあるものの、それでも複製できる系の芸術作品ではあるので、そうなるとどうしても社会的な意義の有無やその
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あらすじに書かれていること以上のことは起こらないが、そこはプロレスの対戦カード発表と同じで、結果が見えていても内容で夢は見られるので問題なし。チョコレートドーナッツを見たときに食らったダメージもまだ残>>続きを読む

幸福路のチー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まさかガッチャマンのテーマで泣かされそうになるなんて、コックピットがパソコン用チェアだったゴッドフェニックスでお馴染みの実写版ガッチャマンに触れてしまったあのときには思いもしなかった。

台湾について
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大人はある時点でずっと静止していて溜まったままの水のように腐っており、子どもは次へ向かって進もう、または逃げようとするために腐り水の溜まりへとはまり込んでいってしまうという、最近でもTwitter界隈>>続きを読む