バス行っちゃったさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バス行っちゃった

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ライオン・キング(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アニメの中のキャラクターから実際の動物に近づいていくことによって、それまでは寓話であるということでかろうじて隠し切れていた、動物に人間らしさを押し付けてしまっている面というのがあらわになってしまったな>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

現実という縛りの中で車たちにどういうストーリーテリングやミッションをさせるか、ときに天国へと向かっていくその姿に感動させられ、でもたいていはもはや狂気のバカらしさと紙一重のそのアクションのアイデアこそ>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スタンドライトに照らされた押し入れ内の映像化を強く求む。

すれ違いというか、見たいようにしか他者を見ることができない人の愚かさみたいな話だということが、基子の想いに気づかない、そもそもそういうものが
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新聞記者(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

褒めても貶しても政治色が出てしまうしどの側にも与したくないのでとりあえず、なんか下半身がぬるぬるしてる、という伝説の一行が焼き付いて離れないことだけ記録しておくこととする。


というのではアレがアレ
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ペット2(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ピクサーなど3Dアニメは画面やらテーマやらなにかと実際を再現しようとしているような印象があって、まるで本当の水みたいだとか、あの子とこの子の関係はあの時代のあの文化になぞらえているだとか、あれはこれの>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

正しくないが故に美しかったりなんだりと心惹かれていってしまう人としての性や、犠牲が無ければ止められないシステムとしての社会など、期せずして直近に見た天気の子との共通点がいろいろとあって劇場で映画を見る>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まさに主人公と鏡像関係にあり、なおかつ君の名は以前の新海誠作品の主人公たちの成れの果てのようにも個人的には思える須賀の視点を置くことで、前作にあったような展開を把握するために最低限必要なSFだったりフ>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これはなかなか気持ちの悪い告白なのだけれども、もう自分でもわからなくなるくらい加齢な臭が濃いお年頃なのに外に出かけるときにはスヌーピーやプーさんといったぬいぐるみたちやガチャガチャで当てたデッドプール>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今度はSFだ!(発音は家なき子映画版の「今度は戦争だ!」と同)

前作でも、せっかく成長したと思ったら、新たな事態に遭遇すると少し退化してまた叫ぶ、当たり散らすというのの繰り返しがあって、鈍重だなあな
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こいつは殺されても仕方ない、と思われてしまうまでにはそれなりの過去と理由があって、だから本当は殺されてもいい人間なんていないんだよ、ただし人を殺そうとするような奴以外はね、みたいな? おそらく。

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凪待ち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

はじまりからひとつまたひとつと不幸のタネが撒かれていって、どのプロットが動き出しても絶望行き確定の中、案の定それらが、それこそ人の力をあざ笑う巨大なうねりになって襲ってくるので、これはどうやって着地さ>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分を持て余すという感覚を絵的に描写しつつ、わかりにくい部分はまるでないという語り口には感心したものの、彼女ほどの常時賢者モードならばそもそもわからないことがわからないという状態だろうという気もするの>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

スーツの色味の移り変わりでピーターの葛藤があらわされていたり、それでも変わらないレスキューアクションに彼のヒーローたる精神性が見て取れたり、様々な仕様のスーツが昨今のスパイダーマンシリーズの裏テーマの>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

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奇をてらったり派手派手にしたりといったことをしなくてもすごい映画は作れるんだななどという当たり前っちゃっちゃなことに感動したという毒にも薬にもならない鑑賞記録。

トゥレップ〜「海獣の子供」を探して〜(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

海獣の子供のことよりもグレンラガンの螺旋力について考えてしまったがこの作品とは関係ないので略。

本当にあった呪いのビデオばりの隠された音声だったり、インタビューのとなりに元ハローバイバイの関がいたら
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

シリーズの途中にある作品だったらなあとは。

アクションについては見たかったものをほとんど見せてくれたものの、クイックシルバーの隠し子話が放置されていたり、せっかくジーンの事件でサイクロプスも出したの
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旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

コミュニケーションできないことの怖さをこれだけ活写しておいてコミュニケーションを恐れるなというのはちょっとしたマッチポンプではなかろうかとか思う一方、そのぶん異邦の感は存分に味わえたし、そんなこと言い>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

電通主導でこの内容はお前らが言うな的な皮肉が効いていていいなとは思いつつも、映像や音楽を引いて出来事だけを抜き出すと主人公たちに都合の良いことがむこうから次々にやってきたあげくに車で居眠りして夢を見た>>続きを読む

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この映画のページの関連記事として「【発表】映画『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム』が初日満足度ランキング1位獲得」というのがあってなんだか味わい深いチョイスだなあというのは>>続きを読む

海獣の子供(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

主要人物総ポエマー問題というか、語るより手触りの方に振り切って欲しかったのにって感じ。

ひょっとするとなんらかの横槍が入って言葉の補足を増やしたのかもしれないけれども、その補足されている部分というの
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アラジン(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

空飛ぶ絨毯ってあんないつ振り落とされてもおかしくないようなシロモノだったのか。怖ぇ。乗りたくねぇ。

案外ガイリッチーガイリッチーしていなかったというか、わりと丁寧にストーリーを描写していたというかで
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ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

町、学校、音楽、労働、薬、友情、ダンスフロアと、主人公を支配しようとする力の種類が次々に移り変わり、その時々でカバーアップに象徴される権力を権力たらしめているなにかが提示され、それを暴いたり、それに翻>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ好きというのは伝わってきたものの、みたいな。

お約束通り壊れる油圧式の扉や、衝撃を食らうまで異常を察知しないクソレーダー、逃げずに真ん前で怪獣を眺めている素人以下の兵士、子どもが忍び込める程度
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

実のところビンカム以外は誰も峰不二子の嘘を信じていないが、それでもその嘘ごと信じてしまいたいと思わせてしまう峰不二子の恐ろしさと、その恐ろしさが身につくまでに彼女がなにを乗り越え、なにを失ってきたのか>>続きを読む

小さな恋のうた(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まあ彼らを事件の当事者にしてしまったことで物語のために悲劇が起こったような作為を感じてしまったり、逆にたとえばベースが離れてしまうことがそれほど話の筋に影響を与えていなかったりとかとかあるはあるけど、>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

手段と目的がごっちゃになるとこうなる系の話。

とかく文学的に扱われがちな虹色系の話を、ミステリやサスペンス、ときにスリラーやヒーロー映画的な要素まで含めたエンタメのエンジン全開で仕立ててきたことに感
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プロメア(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

はじめの数十分はギラギラバキバキの画面でもって手際よく物語っていくのを見て、これは世界で戦える、と興奮したものの、次第にスケールでグレンラガンに劣り、アイデアやとんちでキルラキルに劣る、トリガーと聞い>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰もが誰かになにかを押し付けてしまうことの善悪みたいなものを表現するのにこれ以上ないモチーフと手法で、ハートネットTVやらバリバラやらをよく見ているくらいで自分の意思をうまく伝えることのできない世界観>>続きを読む

居眠り磐音(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

まったく、キングは遊戯王や性の技ばかりでなくうなぎのさばき方までマスターしてしまったのか。おそろしや。

時代劇のこれからを考えたらわかりやすく作ろうというのはわかるし、いっそ漢字にルビをふるくらい振
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヒストリーチャンネルでやっているドキュメンタリー番組をリッチにしたような感じ。なんとなく。なんかごめんなさい。

ぬるっと入ってくる音の演出が素晴らしい。

事件について知らなかったため、初っ端から当
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ガルヴェストン(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

エル・ファニングの青ビキニ(紐)が見られる。どころか、もはや見えたも同然なシーンまである。生まれてきてよかった。ネタバレここまで。

ロードムービーの中に、フロリダプロジェクト感だったり、フェニックス
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

弱点を置き去りにしたまま風船割りではしゃいでんじゃねえよとか、才能があったとはいえ新米記者が自力で探し出せたんだからもっと早く息子探し出せたんじゃないのかしらんとか、ずいぶんあっさりと引っ込んだなドダ>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この作品ページの関連記事が「映画のようにオシャレに出かけたい!ピクニックが印象的な映画8本」ということで、なんというか、最初のトンネルを抜けるところと、主人公が最後に流すまるでこれまで我々が見ていたも>>続きを読む

バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見終わった当初は映像のすごさの割に話がいまいち転がっていかなかったなあという感じが強くて、ただ妙に目が印象に残ったのでなんなんだろうと考えているうちに、ワンダーランドというのはいつもの夕日を感動的に見>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

最近見かける成田凌はいざというときに萎れてばかりいてとても信頼できる。

定義することで白黒つけてしまうのと、曖昧にして飼い慣らしていくのと、どちらが幸せに近いのかしらん、てかそんな簡単に白黒がついて
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