春21号さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.1

アニメーションなら楽しめたかも
アクションがあまりにも人間離れしていてそのせいかアクションシーンでのカットのつなぎ目が荒くなってる。
オカルトに知性で対抗するというテーマがあったシリーズなのに"スカル
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.0

色々と言いたいことはあるが箱庭的世界でミュージカルをヤヌスカミンスキーの撮影で撮る!と言う企画には大賛成、そしてそれだけの力量は確かに感じた。
分断をテーマに落とし込んだ脚本にも今の世の中に本作を作っ
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

僕もこういう作品を作らなくちゃいけない気がする。

ウェスアンダーソンの新作を映画館で
はい、贅沢でした。映画ファンの贅沢の一つだと思います。個人的に
一目で監督の映画だとわかるガチガチにコントロール
>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

これ観て最初に思ったのがシガーがそんなに圧倒的には描かれてないってことだった。
とにかくシガーが凄い!ってのがこの映画の一般的な感想だけど、
僕としてはシガーはものすごい仕事に忠実な真面目人間で仕事に
>>続きを読む

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃやっているようで実はすごいことをしてる映画は沢山あるが、本作のようにめちゃくちゃやっているようでめちゃくちゃやっている映画は実はそんなにない

映画はお金がかかるからかまじめになり過ぎるき
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

4.0

ああ、ここの連中と慰め合っちまえば向こう側の連中が笑ってたと気付きもせずGame Over!

お前ら喧嘩してる場合じゃないぞ!
ほらしょうもな!

荒野のストレンジャー(1972年製作の映画)

4.0

面白かった。

主人公の行動で持ってかなりミステリー仕立てになっている。
街の連中の非道っぷりも忘れてはいけないがそこを主人公の行動原理に結びつけるのは乱暴な気がする。
つまりこの主人公どこまでも身勝
>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

5.0

最高!

個人的アメコミ映画の最高峰
サムライミ最高です。

まずこの映画主人公への追い詰めが凄い
前作の遺恨をこれでもかと開始そうそうピーターにぶつけまくります。
ピーターに真に味方してくれる人なん
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

そこまでのれず
サプライズも連続しすぎでだんだん新鮮味がなくなってきて、肝心のあの2人が来ても全くテンション上がらなかった。まぁそうくるでしょうと
ストーリーとかテーマとかよくまぁここまでまとめたなと
>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

非常に悩ましい…
まず、めちゃくちゃ面白かったです。
脚本のスジについての粗は目立つものの動き出したらとことん追い詰めてくるノンストップなホラー映画で"ある街"を限定空間として描くカルト的な作りもあい
>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.0

リドリースコットの絵力が全ての映画
お話も演技も別に特別なものはない
ヤクザもヤクーザでお決まりをなぞった真似事止まり(バイク乗り回すヤクザって…)
でも、圧倒的ロケーション力で他に類を見ないほど日本
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.5

面白かった。
まず、僕は吉田恵輔監督が好きだ。
何故なら容赦がないからだ。
この場合の容赦の無さは何に?というより誰に?である。
でだ、吉田恵輔監督は一般的な観客に容赦がない
所謂、普通に平凡に(この
>>続きを読む

海猫(2004年製作の映画)

4.1

家業に呪われた夫婦の話

森田芳光特集を自分で開催しててこの作品も観ました。
実は敬遠してたんですけどすごく面白かったです。
まず、出てる役者陣のアンサンブルが見事
主演の伊藤美咲さんも一歩間違えれば
>>続きを読む

未来の想い出 Last Christmas(1992年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

くら〜いすごいくら〜い
あとわかる人教えて欲しいのですが
最後の展開って飛行機を過去に飛ばしたってことですか?

失楽園(1997年製作の映画)

4.5

終わりの予感をこれでもかとさせた90年代の大傑作

敬遠してて見てなかったのですが森田芳光特集が自分の中で開催されていてその一環で鑑賞しました。
まず、オープニングの滝からタイトルが出てくるあのセンス
>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

面白い!
生きてくこと 線で繋がること
そして役割を満たすことで生きてくこと
言葉についての映画でそれはつまり演技についての映画って事でもありひいては生きてくことの映画でもある。

最初のカットの自然
>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.5

面白い!を通り越して恐ろしい
1回目観た時はサッパリだったのですがドライブマイカーの為に今回見直してこれはとんでもねえ傑作だと気付かさせれました。
まず何がそんなに凄かったかというと…
いや何がと言わ
>>続きを読む

226(1989年製作の映画)

3.5

開始1分以内でことが始まる感じとかタイトに物事が進んでいく感じ嫌いじゃない
まさに豪華絢爛な絵が続いて観ていて飽きないしハラハラもさせられる。でもウェット過ぎるんだよ
僕自身226について内情はほとん
>>続きを読む

さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.8

面白かった!
なんてないんだけど良かった。
とりあえず人間関係はのっぺりとめんどくささがつきまとううちは終わらすべきではないという事
振り返ると人間関係ののっぺりとしためんどくささは全て青春で宝物だと
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

もうほんとに最悪です。

細田守と相性がわるいと自覚はしていてもまさかここまでとは…これは本気で酷い最低最悪だと思います。

やろうとしてる事はわかります。
サマーウォーズの舞台立てでやろうとしてる事
>>続きを読む

愛情物語(1984年製作の映画)

4.0

これは!

何という怪作
原田知世への偏愛と時をかける少女への嫉妬と商売人としての性が生み出した傑作

角川春樹にしかこんな映画撮れませんよ
角川春樹は時をかける少女を観てこうおもったと思うんです。
>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.0

あらすじを読んだ段階ではなんで素敵な話なんだ!と思って感動させられる気でいたが
中々どうしてそこは大林監督人の魂がそんなになまっちょろいものだけではない
という事をキチンと描いて見せた。

一緒にいた
>>続きを読む

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

3.8

オープニングがカッコいい
スコセッシは編集によるテンポの操り方がうますぎる。

ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.0

面白い!上がる!これはいい!

僕はゴジラもそんなに好きじゃないしキングコングにも全く思い入れはありません
前作KOMはハッキリ嫌いです。
というさめに冷め切った立ち位置で本作をみたのですがめちゃくち
>>続きを読む

見えない恐怖(1971年製作の映画)

4.0

面白い!
容赦ねーなこの監督
ミアフォローが転がりまくってた。
死体入れたまま風呂沸かすとか悪趣味全開
イチジャンルムービーとして手堅い傑作だと思う。

エルム街の悪夢(1984年製作の映画)

3.0

一作目にしてなんかもう5作目みたいなパンチの弱さ
白昼夢のような縄跳びのシーンや部屋の片隅に浮き上がった人を見ているカットや最高の絵は色々出てくるがフレディがふざけながら追っかけてくるってので幻滅
>>続きを読む

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.4

観てきました!
やっとあの追憶編の実写化を映画館で!
7年前初めて追憶編を観た時から思っていたこれの実写化が観たい!という夢が叶いました。さいこうです。
はい、でもまぁ現実はそう簡単にうまくはいかない
>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

この映画の実に素晴らしいところは想い出を決して美化せず汚いところは汚く暴力的で悲惨なところは悲惨なまま切り取っているところだ。
この映画は想い出そのものもそうだがそれを思い出すことそれ自体が尊いこと、
>>続きを読む

つぐみ(1990年製作の映画)

2.9

面白くないし中嶋朋子可愛いし牧瀬里穂最高だけど犬殺すんじゃねーよバカ

DOOR(1988年製作の映画)

2.6

えい!キンキンキン!えい!やぁ!
(カッコの悪いシャイニングオマージュ…)

本当に怖いのは殺人という点は良かった。
ドアを開けただけで詰みというのもいい
でもアクションが悉く間抜け
スプラッターもや
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.5

面白くなかった。

最悪
善良に生きててすいませんでした。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

2.8

難あり

まず、よかったところ
新田真剣佑さんです。
迫力があって声に不気味さがあって縁という小物を小物のまま厚みを持たせて体現できていたと思います…

はい、あとは全部ダメ、ほんとに全部ダメ
特に脚
>>続きを読む

人魚伝説(1984年製作の映画)

4.0

いわゆる一点突破型の映画でこれを文章にしてもおもしろくない
潜る事を生業にしていた女性がついには浮上出来なかった。最後の眩しいなぁは最高の名言

小生94年生まれのバリバリゆとり世代ですが80年代とい
>>続きを読む