やまざきさんの映画レビュー・感想・評価

やまざき

やまざき

映画はまあまあ好きです。

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

5.0

ありがとうホドロフスキー
ホドロフスキーが赦すことで
わたしにかかった家族の呪いも少しだけ解かれたように思う
5部作にしたいんだって。ホドロフスキー40,000年くらい生きて映画ずっと撮ってほしい
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

5.0

ずっと観たいと思っていてやっっっと観られました 想像を遥かに超えた 最高の作品だった
キャラクター造形人物の絡ませ方時代と古典のリンク 完璧……
脚本がずば抜けて素晴らしい上に 画の美しさ 言葉を失う
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

3.0

ジャックタチ?とおもったけど モンティパイソンみがすごいな?

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.3

心底嫌悪を感じますが
映画としては嫌いになれない……むしろちょっとすきな部類……
こんな風に世界を観ているやつとは友達にはなれないとは思うのですが 、こんな作品をつくることができるトッドソロンズは も
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

コメディとしてもヒューマンドラマとしてもとてもバランスよくて ずっと楽しかったし ラストシーン手を繋ぐ二人のシーンは美しすぎてグッときたな
一見何も知らなくて厚かましくも思える人間の強さが 弱く閉じて
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父を探して(2013年製作の映画)

4.2

素晴らしい……!!
台詞がなくとも雄弁な構成
色鮮やで素朴な故郷や音楽の画とコラージュのような暗く澱んだ街の画 そして挿入される実写映像!様々な楽器がつくる音楽、きしむ機械の音、走る軽やかな足音……
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あん(2015年製作の映画)

4.2

やさしく つよく うつくしい
役に立つ人間だけが、ちゃんと、まともに、うまく生きられる人間だけが、生きるべきなんじゃないかな なんてかなしいことを考えていたところに
画面にうつる ひかりが 風が
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素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

2.2

な、なんででしょ……少年漫画のハーレムものを彷彿とさせる……別にハーレムものじゃないんですけど
いい歳してありえない程奥手な男が魅力的で積極的ながらも適度に奥ゆかしく品のある女性に、何があっても好かれ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

楽しかったんですけど!!!ですけども!!!!
おじじも若者も迂闊力が高すぎて怖がれなかった!!!

なんでライトがない!!!!なんで間取り把握してない!!!!事前調査をもっと!!!!オーシャンズ11と
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.5

とても好き
自然にしかしとても映画的に人々の営みを切り取って それをどこか遠くもなく近くもない場所で覗き見ている そんな気分になれる……俳優達は演技をしているはずなのに まるでそこでほんとうに生きて
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.5

おじじ達の気迫と なんとも言えない哀しみにも似た美しさが眼に宿っていて よかったな……ストーリーとしてはもうちょっとひねっても……とかうまくいきすぎだろ……とか思ったりもしたけど
未だ根強く存在する差
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

圧巻 圧倒
なんだ あの光の使い方 ものすごく繊細な画面構成をまるで自然のことのように……
闇も光も文字通り自在に操っていた……

ドラマも生臭くて気持ちが悪くてすごく好きでした
なんだろう 市井の
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

こんなに静かで しかし 激しい 誰かの怒り に触れたことが久しぶりで
自分のしょーもない倫理観や狭い世界が揺れたのを確かに感じました。
過剰でない演出もキャラクター造形もどれも素晴らしくこれが 映画
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.1

アクション描写は好みの部分も多かったけど 如何せんドラマが雑……めっちゃ楽しみにしてたんだけどな………
とりあえず血と暴力で話を展開さして終わらすぞオラオラ みたいな……強引さで……韓国バイオレンスサ
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愚行録(2017年製作の映画)

2.5

古臭いしカビ臭い

満島ひかりがマジかわいいし まさに深淵という暗さを瞳に湛えたモノローグのシーンが素晴らしかったのでまだ許せるけど
つまらなくてダサくてカッコ悪い女と男しか出てこなくて げんなり 今
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

なんて なんて うつくしくて哀しくて強くて ロマンチックでリアルで やさしくて痛い 映画なんだろう
オープニングから心を掴まれ一瞬たりとも離されず 強く強く引き込まれエンドロールでも涙がこぼれつづけた
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

おもしろかった〜〜
コンパクトでシンプルで 深刻じゃないようである意味深刻で でもほんとどうでもよくて どうでもいいことにムキになっているから 笑ってしまう……
外で他人の諍いとかみてると笑っちゃうこ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

おお〜っ そう落とすのか!
と驚いてしまった
探りながら観ても 唸る結末

突飛だなあ とか 用意されているなあ と思うところが多く フィクションだから仕組まれているのも全てつくられているのも当然では
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

鑑賞後の吐き気がおさまらない
ものすごく不気味で薄ら寒い これは完全にホラー映画だった
身体の奥が冷たくなるようなこの感覚 たまらん

一見心地のよい甘言に勾引かされ考えることをやめたら いつでも独
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.8

離れた我が家は、居心地が悪い

家を出てからしばらくして帰った時の 最早そこは我が家では無いような感覚というか 自分のいない間に営まれた時間のなんとも言えないむず痒さ
家族だろうと 誰も何も言えない
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

宗教の矛盾や無力さ 信仰の曖昧さ そこから得られるもの得ることのできないもの 略奪できるもの決して奪えないもの 静かなスクリーンの中であまりに雄弁に語られ もう語ることはない
弱く愚かなものはこの世界
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バーディ(1984年製作の映画)

4.3

幻か現実かはわからない けど 確かに二人だけの世界だということはわかった

元の世界に戻る術は喪われ 喪われたものは二度と返らず
それでもただひとつ遺ったものを抱きしめて 狂っても正気でも 二人で生き
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テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

4.0

何がしたいのかわかってんなら 正解があるんなら人生なんてこんなもん、とっくにあがってるっつーんだよ

欲しかったはずのものを手に入れてそれが「生活」となり見慣れ、やがて新しいものに惹かれてそれを手に入
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チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜(2011年製作の映画)

4.2

彼にとって奏でる喜びを失うということがどれほどのことだったのか 号泣

ポップにテンポよく哀しみを描くというスマートさがとてもよかった……
たった一人の人との記憶だけで生きていられたのになあ かなしい
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ブルックリン(2015年製作の映画)

3.9

新しい場所で 生きる というのは この決断まさに決めて断つことの繰り返しで
新しい場所での 喜び は 常に故郷を過去としていくことと繋がっている
故郷への愛憎はいつでも記憶にある けれど記憶は薄れても
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

面白かった!
原作とは描こうとしているものが全然違うけど それを切り離してみればすごく痛くてしんどくて最高でした
良くできていた ああ あの話をこう換骨奪胎するのかと 感動した

映画はマンガよりも
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マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり(2015年製作の映画)

3.5

えーーーー!!!めちゃくちゃ好き!!!

偶然だけではなく自らの力できちんと運命を迎えに行ってつかんで離さない

本来そこまででもない人が、お互いの作用で明るく楽しく前向きになっていく
相互扶助です
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孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.5

誰かを赦すことで自分も赦されたような気になってにっこり笑う作品て多いけど 実際に 誰かを赦すことで自分が自分自身をちゃんと赦すことができた作品 そんなにないよな
受け入れ認め赦すことで 自分も誰かも抱
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.2

バートンフィンクでも思ったんだけどさあ コーエン兄弟 映画大嫌いで大好きで大嫌いなところも大好きで仕方ないんだろうなあ いとおしすぎる……
もうちょい鋭利なコーエン兄弟が好きだから これはそこまでハマ
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ソフィーの選択(1982年製作の映画)

3.8

生き残ったこと、これから先を生きることへの罪悪感を 嘘に嘘を重ねても拭えなかったのか
選択権を剥奪されながらも、それでも選びとらなくてはいけない時は絶対にやってくる 自らの手で選んだものだからこそ
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ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

4.1

ギター弾きが歩いていると、別れ道の真ん中に悪魔が立っているのを見つけて 魂をやるからギターの天才にしてくれ! とお願いする話 をどこかで聞いたことがあるのですが、それを思い出していました。
セッション
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ホドロフスキーの虹泥棒(1990年製作の映画)

3.5

おい!!!俺たちのホドロフスキーは!!!どこへ行っちまったんだよ!!!なあ!!!

といった感じですが、映画としては好きです
ヴィジュアルの美しさも なんともいえない虚しさも 特に下水道大洪水のシー
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PK(2014年製作の映画)

3.9

インドがこの作品を産んだ っていうのが、ものすごく大きなことだなあと思いました。
信仰心が強い国とか土地柄多様な宗派があつまる国とかほど宗教は生活そのもので、これって変だよなあとかなんか違うんじゃない
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.1

結局のところ、リリーもアイナーも、一体誰だったのだろうか。
ゲルダは確かに愛していたのかな。

ゲルダはどうして彼(或いは彼女)の最期まで傍にいたのか。アイナーとリリーはどうして最期までゲルダと共にあ
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ぼくとアールと彼女のさよなら(2015年製作の映画)

3.5

こんなおしゃれでエモーショナルなの はやらないわけないのになんで日本未公開なの………配給会社なにしてんの……日本 映画市場どうした………ビンボくさい日本映画とかサムいマンガ原作流してる場合じゃないんで>>続きを読む

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

4.0

やさくて光と愛に満ちている とてもよい作品でした

目まぐるしい日々にそっと挟まれる回想と、その度確信していくお互いへの愛に、涙が………ダイアンキートン、かわいいんだよ、夜道でアパートを買うくらい何を
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