やまざきさんの映画レビュー・感想・評価

やまざき

やまざき

映画はまあまあ好きです。

映画(714)
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

あなたの好きなものは素晴らしい
あなたはあなたのままでいい それを心から伝えるだけでどれだけの人が救われるか

お前の好きなものは変だね そんなものを好きなのはおかしいよ
もっとちゃんと大人になりなさ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.3

この国で 住むところがあり仕事がありいつでも映画を自由に観て生きている人の中には この映画を 自業自得だ 親失格だ
御都合主義で美談に仕立てただけだ と 罵る人もいるのだと思う。

わたしには子供がい
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

身体が溶けて誰かと混ざりあって幸福で泣いて 身体が引き裂かれる痛みを知って泣いて それはそれは途方も無く深い傷痕になるのかもしれないけれど
わたしにはわたしの名前で呼びたい誰かも 呼ばれたい名を持つ
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羊の木(2018年製作の映画)

2.3

日本の 売れてる俳優集めて うすらホラーを盛り上げたいところにだけつくる みたいな なんとも言えない中途半端さ

しかし 錦戸亮は あれだけ男前なのに どこにでもいそうな普通のひとにもなれるということ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

2.3

えっ!!!!!己の飲酒のせいで 深い深い傷を心に 社会的にも負ったんですよね?!!???!!!!なのに?!!???!!!!酒を?!!???!!!!飲むんですか???!!挙句に暴力????マジ????>>続きを読む

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

3.8

内臓が痒くなって 息苦しくて吐きそうになる
わたしにも天童くんみたいな頃確かにありました 今も完全に天童くんが失われたわけではない
自信がないから 飾って飾って飾って 嘘ついて 嘘ついて 嘘が本当にな
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0


映像の温度というか 景色のコントラスト 森と都市 どこを取っても繊細で美しい映像
ストーリーもですが、なによりも 100エーカーの森の美しさに涙腺ゆるんだな。心曇らせ迷い込む霧深い森、晴れ渡り愛する
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

三半規管弱い方 前半30分 かなりつらい戦いがあると思いますが 乗り越えたら最高が待ってるから がんばろうな

味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.5

渋谷すばる 奇跡じゃん
クソみたいな世界で 泥まみれでも 輝きが消えない まぼろしの宝石じゃん

うまれてくれてありがとう

アイドル映画かと思って観たので よい意味で色々裏切られたし わたしは結構楽
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パターソン(2016年製作の映画)

4.2

生活という名の薄い薄い膜を幾重にも重ねて 人生というものになるのなら その薄い膜の一枚一枚のなんと平凡でなんと特別なことか

毎日が同じことの繰り返しのようでいて しかし それが一日とて同じであったこ
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マザー!(2017年製作の映画)

3.5

わたしの生み出した楽園も いつの間に現れた何者かの手によりあっという間に地獄へと姿を変える だけどさ 愛していた世界、ほんとに楽園だったのかな 最初から地獄だったんじゃない?それとも この堕ちてきた>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

ふつうに ふつうに強く ふつうに弱く ふつうに苦しみ ふつうに愛して ふつうに生きていくことがどんなにか気高いと うつくしいと 描いてくれて ありがとうと言いたいよ

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.6

生きてきて 片手でもあまるいくつか 図々しいけど あれ、わたしのためにつくられたのかな て勘違いさせてくれる作品があって そういう作品に救われてきたし今も生きているしそういう作品を思い出してもう少し生>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.8

我が手に残された現実と呼んでいたものは、もはや現実ということのできない世界だったのかと空恐ろしくなり、目が合う人全員に こっち見んじゃねぇよ!と高架下の酔っ払いのごとく唾を吐きかけてやりたくなる。何に>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

5.0

ありがとうホドロフスキー
ホドロフスキーが赦すことで
わたしにかかった家族の呪いも少しだけ解かれたように思う
5部作にしたいんだって。ホドロフスキー40,000年くらい生きて映画ずっと撮ってほしい
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

5.0

ずっと観たいと思っていてやっっっと観られました 想像を遥かに超えた 最高の作品だった
キャラクター造形人物の絡ませ方時代と古典のリンク 完璧……
脚本がずば抜けて素晴らしい上に 画の美しさ 言葉を失う
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皆さま、ごきげんよう(2015年製作の映画)

3.0

ジャックタチ?とおもったけど モンティパイソンみがすごいな?

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.3

心底嫌悪を感じますが
映画としては嫌いになれない……むしろちょっとすきな部類……
こんな風に世界を観ているやつとは友達にはなれないとは思うのですが 、こんな作品をつくることができるトッドソロンズは も
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.8

コメディとしてもヒューマンドラマとしてもとてもバランスよくて ずっと楽しかったし ラストシーン手を繋ぐ二人のシーンは美しすぎてグッときたな
一見何も知らなくて厚かましくも思える人間の強さが 弱く閉じて
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父を探して(2013年製作の映画)

4.2

素晴らしい……!!
台詞がなくとも雄弁な構成
色鮮やで素朴な故郷や音楽の画とコラージュのような暗く澱んだ街の画 そして挿入される実写映像!様々な楽器がつくる音楽、きしむ機械の音、走る軽やかな足音……
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あん(2015年製作の映画)

4.2

やさしく つよく うつくしい
役に立つ人間だけが、ちゃんと、まともに、うまく生きられる人間だけが、生きるべきなんじゃないかな なんてかなしいことを考えていたところに
画面にうつる ひかりが 風が
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素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

2.2

な、なんででしょ……少年漫画のハーレムものを彷彿とさせる……別にハーレムものじゃないんですけど
いい歳してありえない程奥手な男が魅力的で積極的ながらも適度に奥ゆかしく品のある女性に、何があっても好かれ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.0

楽しかったんですけど!!!ですけども!!!!
おじじも若者も迂闊力が高すぎて怖がれなかった!!!

なんでライトがない!!!!なんで間取り把握してない!!!!事前調査をもっと!!!!オーシャンズ11と
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アスファルト(2015年製作の映画)

3.5

とても好き
自然にしかしとても映画的に人々の営みを切り取って それをどこか遠くもなく近くもない場所で覗き見ている そんな気分になれる……俳優達は演技をしているはずなのに まるでそこでほんとうに生きて
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.5

おじじ達の気迫と なんとも言えない哀しみにも似た美しさが眼に宿っていて よかったな……ストーリーとしてはもうちょっとひねっても……とかうまくいきすぎだろ……とか思ったりもしたけど
未だ根強く存在する差
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.5

圧巻 圧倒
なんだ あの光の使い方 ものすごく繊細な画面構成をまるで自然のことのように……
闇も光も文字通り自在に操っていた……

ドラマも生臭くて気持ちが悪くてすごく好きでした
なんだろう 市井の
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

こんなに静かで しかし 激しい 誰かの怒り に触れたことが久しぶりで
自分のしょーもない倫理観や狭い世界が揺れたのを確かに感じました。
過剰でない演出もキャラクター造形もどれも素晴らしくこれが 映画
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アシュラ(2016年製作の映画)

3.1

アクション描写は好みの部分も多かったけど 如何せんドラマが雑……めっちゃ楽しみにしてたんだけどな………
とりあえず血と暴力で話を展開さして終わらすぞオラオラ みたいな……強引さで……韓国バイオレンスサ
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愚行録(2017年製作の映画)

2.5

古臭いしカビ臭い

満島ひかりがマジかわいいし まさに深淵という暗さを瞳に湛えたモノローグのシーンが素晴らしかったのでまだ許せるけど
つまらなくてダサくてカッコ悪い女と男しか出てこなくて げんなり 今
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

なんて なんて うつくしくて哀しくて強くて ロマンチックでリアルで やさしくて痛い 映画なんだろう
オープニングから心を掴まれ一瞬たりとも離されず 強く強く引き込まれエンドロールでも涙がこぼれつづけた
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.8

おもしろかった〜〜
コンパクトでシンプルで 深刻じゃないようである意味深刻で でもほんとどうでもよくて どうでもいいことにムキになっているから 笑ってしまう……
外で他人の諍いとかみてると笑っちゃうこ
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

3.6

おお〜っ そう落とすのか!
と驚いてしまった
探りながら観ても 唸る結末

突飛だなあ とか 用意されているなあ と思うところが多く フィクションだから仕組まれているのも全てつくられているのも当然では
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.8

鑑賞後の吐き気がおさまらない
ものすごく不気味で薄ら寒い これは完全にホラー映画だった
身体の奥が冷たくなるようなこの感覚 たまらん

一見心地のよい甘言に勾引かされ考えることをやめたら いつでも独
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.8

離れた我が家は、居心地が悪い

家を出てからしばらくして帰った時の 最早そこは我が家では無いような感覚というか 自分のいない間に営まれた時間のなんとも言えないむず痒さ
家族だろうと 誰も何も言えない
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

宗教の矛盾や無力さ 信仰の曖昧さ そこから得られるもの得ることのできないもの 略奪できるもの決して奪えないもの 静かなスクリーンの中であまりに雄弁に語られ もう語ることはない
弱く愚かなものはこの世界
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