Kさんの映画レビュー・感想・評価

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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.6

脚本がアカデミー賞受賞らしい。
だけどよくある夫婦喧嘩の延長戦上のような。
そこまで灼熱するか…とあまり人物には感情移入できなかったし、法廷で淡々と話が進んでいって結局肝心な部分が掴めず真相はわからな
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.7

上質という言葉が一番しっくりくる。
衣装も音楽も映像も高品質。
ただ内容はそんなに面白くない。

オートクチュールデザイナーで異様なシスコンの話ではあるけど様々な愛の形があるんだなと思った。
特に食事
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

今年まだ始まったばかりだけど
一番好きな作品〰🫶🏻

ベラちゃんがラブリーすぎる。
脳みそを改造して拙い言語しか持ち合わせていない少女があらゆる人生の冒険を通して、聡明且つ勇敢な女性へと成長を遂げてい
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.3

一体幾つの命を犠牲にするんや。

車から癖の強いパンクが流れ始めて
不穏な気配に何が始まるのかなわくわく…と期待に胸を踊らせるも、
朗らかな暖かい家庭に蝕む悪の化身。
もしくは凶悪のガキ使。
腕組みな
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.6

ナンダコレ〜。

ヴィーガンにヴィーガンの肉を喰らわすという皮肉な発想自体はとても面白いし、展開がスムーズなのもなんか笑える。関係者以外もハムにするしもうなんでもありやないか…過激派とのバトルもアツい
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.7

思春期代表作。パケ良き。
90年代のアウトローな感じと、ティーンズ特有の大人への憧れや焦燥。欲しいものには躊躇なく手を伸ばしてしまう危うさ、軽薄さ。実際そんなに美しいものでもないという苦虫的な観測。
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ロリータ(1962年製作の映画)

4.4

“物事ってそんなものよ。″

🫶🏻🫶🏻🫶🏻

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

善は急げ、早起きは得、転がる石に苔付かず───

トゥルーマン随分イカれた奴で好き。
おねいさん、僕とこれから運命を変えない?なんて頭上から覗き込んで許されるのジムキャリーくらい。
造り手とスターのナ
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サウスパーク/無修正映画版(1999年製作の映画)

3.8

なんだこれ(大好き)。
ケニたんが喋ってる貴重なpvでもあるのに死の展開があまりにも悲しくて…
しっかり社会風刺だけれど粗雑。
絶妙な関西弁がジワ。
何も考えずに見れるのがいいな。

NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

4.4

めっちゃ好き。面白すぎて2周した。
飾らない言葉と軽快な皮肉を真っ直ぐな視線で飛ばしてくる芝居に好感が持てる。
拗らせ独身女の日常をユーモアと複雑な心理的描写で描いた作品。歯切れがええ。サクッと見れる
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.3

画質と独特なカメラワーク

JKブランドでおじを捌いていく
ゥチらには"価値"がある。
欲しいものは"若さ"で手に入れられるし
立ち止まってる時間はない‼︎‼︎

若さ故の愚行による後の代償は恐ろしく
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.7

兄の書棚から半年以上借りパクし、ようやく。

デヴィッドリンチの排他的且つ変態視点でここまでの禍々しさを創り出せるんだ…悪夢のようなシュルレアリスム。視覚的に面白かった。リンチ版アイズワイドシャットと
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

もっと早く観ときゃよかった!!!

生死について返答するシーンがなんとなく記憶にこびりついていて人間生まれてくることに意味なんてないし、生きれば生きるほど死について詳しくなる。血や死を仄めかしている描
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お早よう(1959年製作の映画)

4.2

アイラブユーがかわいい

親子関係、なんてことはない平凡な日常を映画にしてしまう小津監督凄い
お父さんが容姿端麗すぎてアグファカラーに全く溶け込んでないけど…
色味がとてもやさしくて好きでした

赤線地帯(1956年製作の映画)

4.6

いつの時代も女はしたたかで時にして脆く、男は愚かだとばかりに男女で脳の構造が全く違うから面白いし、
脳の作りがいつまでも変わらないということは性産業もこの先形態が変わろうが無くなることはないのだろうな
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

バッドマンや向こうのアメコミ知識がないので内容はそこまで理解してないけど、終始展開のキレ味が良くて面白かった

田園に死す(1974年製作の映画)

4.6

書を捨てよ街へ出ようと2本続けて観たけど、書捨ての方も思想つよつよで好き。

何故みんな顔が白塗りなのかを問うのはもはやナンセンスなのだ…
死すは映像作品として見応えすごくて申し分ない、計算し尽くされ
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

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なんてかっこいいんだ…
佐藤さんは今日もどこかで朧げに愛を口ずさんでいる筈、、出逢えてよかった日本のバンド。いろんな景色をありがとう、生涯聴き続けます!!!

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