もやし畑さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

もやし畑

もやし畑

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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.5

これを見たら子供の頃の自分を思い出さずにはいられない。兄弟がいて、おもちゃ遊びをしていた人は特にだろう。持っているおもちゃや、お互いの世界観の違い、力の差のせいで、ほぼ間違いなくケンカになる。親はケン>>続きを読む

フル・モンティ(1997年製作の映画)

3.3

大事な我が子と会うためならなんだってする。それがストリップでも!

最後の解き放たれたシーンは、しょうもないけど、格別に気持ちの良いシーンだった。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.3

動くアメコミ!!

ひとえにアニメーションといっても色んな表現方法があるから面白い。そんな中でもスパイダーバースの表現方法はこれまで見たことない類のものだ。アメコミの中が動き出しかのような、スタイリッ
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MEMORIES(1995年製作の映画)

3.7

こういった質感のアニメーションが大好きなんだけど最近どんどん減ってる。CG作品はディズニーとかイルミネーションに任せて、日本はとことん2Dアニメに突き進んで欲しい。

「彼女の想いで」
脚本は今敏!ホ
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.5

ウェスアンダーソン監督作品ということで鑑賞。

サムとスージー。問題児の烙印を押された孤独な二人の甘酸っぱくて、可愛らしい駆け落ち逃避行物語。

物凄い盛り上がりとか、深い感動とか、そういうのはないの
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天気の子(2019年製作の映画)

4.4

ボーイミーツガールの極致、究極のエゴイズム映画だ!

新海監督自身が賛否両論あることを自覚しながら製作したとのことで何が起きるのかとドキドキしながら見たけど、そういうことか。これは賛否両論あるに違いな
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SHORT PEACE ショート・ピース(2013年製作の映画)

3.3

九十九
おどろおどろしい話に見せかけて、、、っていうこの感じ、私は好きだ。日本の伝統工芸が丁寧に描かれていて色鮮やかな色彩がとても良かった。

火要鎮
古くより伝わる江戸の大火の中でのとある出来事。こ
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

スラムから成り上がる作品というよりも真っ直ぐで純粋なラブストーリーだった。愛する人を求めて行き着く先がミリオネアであり、行き着く過程に答えが散らばっている。
愛を知る弟のジャマールと、愛を知らない兄の
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メアリー&マックス(2009年製作の映画)

4.2

私は自分のことが嫌いだ。

ミスが多い。物事を忘れがち。嫌なことから逃げがち。その度どうしようもなく自分のことを嫌悪してしまう。死にたいとさえ思ったことがある。電車で飛び降りる人の気持ちがわからないと
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.5

血と暴力に染まった街で、生き抜く兄弟の物語。どこともつかない東洋の独特な建築物が混沌とひしめく街の雰囲気が個人的にたまらなく好きだった。

クロが頭で、シロが心。二人はあたかも一人の人間のようなバラン
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.6

自由を求めるベルが野獣に変えられた王に自由を与える。

エマワトソンがまた美しくて素晴らしかった。舞踏会のシーンは格別で人も絵も音楽も全てが美しい。実写は実写の良さがある。

海獣の子供(2018年製作の映画)

5.0

「無知の知」という言葉がある。我々が知っていることはほんのちょっとで、世界は知らないことに満ちている。我々はいかにちっぽけであるか感じさせるとともに、好奇心を実に掻き立ててくれる言葉だ。

レビューに
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.5

リリージェームズの美しさたるや… 気品があって芯のあるシンデレラという大役を見事に演じきっていて、見た人も文句なしだろう。リリージェームズの美を拝む為の映画と言ってもいいかもしれない。中でも、魔法のド>>続きを読む

DIGITAL MONSTER X-EVOLUTION(2005年製作の映画)

4.5

劇場公開されるはずが、テレビ放映になってしまった作品にして、知名度がダントツで低い残念な作品。今作が大好きな私としては正直悲しいところ。

これまでデジモンのように、パートナーとなる人間は一切出ず、デ
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キリクと魔女(1998年製作の映画)

4.0

“Pourquoi?”
「どうして?」

生まれた時から歩いて言葉を話す不思議な赤ちゃん、キリク。
キリクは、魔女に支配された村で、村人達を知的で豊かな発想で救っていく。そんな賢いキリクもやっぱり赤ち
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甲鉄城のカバネリ 海門決戦(2019年製作の映画)

3.5

待ちに待った続編!
テレビシリーズ同様、美しく素晴らしい作画だった。中でも戦闘シーンはめちゃくちゃ動くし、見応え十分だ。

ストーリーラインはまぁまぁだったけど、テレビシリーズを追っかけてきたファンに
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

最高。MCUの22作目にして集大成という言葉がピッタリの本当に素晴らしい映画だった。
「え、どうなるの?」って何回思ったことか。最後までハラハラドキドキ、一切ダレることなく盛り上がり続けて走り切ってく
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シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

見た目は大人、頭脳は子供、その名も、”シャザム”!

ゴロゴロバーン⚡︎⚡︎⚡︎⚡︎

“Oh No f◯ck... I didn’t intend to transform”💦💦

〜〜〜〜〜〜〜〜
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ダンガル きっと、つよくなる(2016年製作の映画)

4.5

日本の節目、令和元年の初日に見た映画はインド映画でした(笑)

いや〜めちゃくちゃ熱い映画だった。スポ根最高!
本作は、インドに実在のレスリング選手姉妹とその父がモデルとなっている親子三人の奮闘記だ。
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.0

アニメーション、デフォルメには簡単には飲み込めないものを飲み込みやすくする効果がある。その面でいうなればアニメは「おくすり飲めたね」と言ってもいいのではないだろうか。

本作の舞台は孤児院。主人公ズッ
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

あぁ素晴らしき哉人生…
真に胸に響く作品というのは時代を問わないんだなと…良い映画を見た時の余韻は実にたまらない…心の底からおススメできる映画だ。





〜少々ネタバレしますが勘弁〜

有名なこと
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.3

淡くて繊細な映画だった。
テレビ版のキャラクターデザインの方が好きではあるけど、みぞれとのぞみの関係を物語るのにはぴったりだったと思う。
表情であったり仕草、風景に至るまで、丁寧かつ鮮やかに描かれてい
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

本作をむちゃくちゃ噛み砕いて言えば、最強のおじさんが、大事な石を集めにやってきて、沢山のヒーローがそれを阻止するために奮闘するという物語。

MCUはめちゃくちゃ多作で入りづらいけど、意外とストーリー
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.3

ホームズさんや、おまえさんそんな武闘派だったか??

ど派手アクションでめちゃくちゃイカすホームズ、ワトソンの名コンビもこれはこれでありかも。

神様メール(2015年製作の映画)

3.7

自分の余命がわかったらどうするだろう。自暴自棄になり暴れまわるか、残りの人生やりたいことをして過ごすか、はたまたこれまでと変わらず普段通りか。

そんな余命という哲学的でもあることがメインテーマなのに
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.5

当時の石油メジャーに喧嘩を売るなんて考えられないし、正気の沙汰じゃない。ところが国でもなく日本の一中小企業がそれをやってのけたというのだから、事実とは実に奇妙で面白い。小さな組織が巨大で叶いそうもない>>続きを読む

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.0

少年が妹との冒険の中で、妖精と出会い、成長していく過程がとてもゆっくりかつ丁寧に描かれている。まるで絵本のような美しくて可愛らしい絵柄にうっとりした気持ちで見ることができた。
遠い異国の神話だけれども
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LOOPER/ルーパー(2012年製作の映画)

4.0

未来から送られてきた訳あり人を殺す仕事、ルーパー。そんなルーパーであるジョーの元に未来から送られてきたのは、未来の自分だった。ー

単純に未来の自分を守る逃走劇なのかな?って思ったら全く思わぬ方向進む
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

プリデスティネーション=”宿命”

タイムトラベルを題材にした作品の中でも、とても見応えある作品だった。冒頭は意味がわからないシーンから始まって?続きなのだが、話が展開するにつれて明らかになってくるこ
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アリス(1988年製作の映画)

3.8

不思議の国のアリスは、ファンタジー色が強くてワクワクする作品だと思ってた。この作品を見るまでは。

この作品の不思議の国は、奇妙で不気味で正に悪夢だ。
人形も可愛さなんてカケラもなく、恐ろしい形相をし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

この映画に対するコメントが「とにかく見て」だったの頷ける。とにかく見て。

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

豊富なコンテンツと可愛いキャラクターたちに紛れ込ませてとんでもないもの放り込んできたな。

人に向ける執着や欲望、依存心を大量ラルフというディズニーの世界のギリギリの表現で実に気持ち悪く表現されていて
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.2

正直に言うと、微妙な面白さ。
ストーリーが他作品に比べてパッとしない。というのもスターウォーズのスピンオフということで、期待が大きかったからなのかもしれない。
そんなストーリーラインはさておきスターウ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.8

なんて愛おしい作品なんだろう。
主人公ミゲルが死者の国に行って、自分のご先祖と会う。このシンプルで展開も読めてしまうような簡単なプロットにどうしても心を動かされてしまう。ご先祖様から紡がれてきた家族の
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

今更になって見たけれど、映画館で見なかったことを惜しませる。

この映画の感想は”豪快”の一言に尽きる。演出一つ一つがぶっ飛んでいて、見ていて病み付きになってしまうのだ。そして病み付きになって期待しな
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