筑紫さんの映画レビュー・感想・評価

筑紫

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枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

仕事も上手くいかなければ事故にもあって、何も上手くはいってない。いってないのに、だんだん人生が好転しているのがわかる。最初は寂しい気持ちで各々の暮らしを見ていたけど、だんだん羨ましいと思うようになって>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分への愛情から始まってるのキツすぎ
まーちゃんは宗教に入れ込む前の両親を知っててその過程を見てきたのかと思うとやりきれなくなった。私だったらちーちゃんのこと恨んでしまうかもしれない。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

恋愛やそれに紐づく意図を含んだ視線の交差みたいなものを介在させない男女の会話ってこんなに心地いいんだ……って感動した。他の映画だったら恋愛関係に仕立てあげられるポイントを多分あえてつくってそれを華麗に>>続きを読む

キリエのうた(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二作品をはじめて見たんですが、これまで見てこなかったことを酷く後悔しました。好みの映画すぎた

・路花、苦しすぎる。絶望すぎる。
家族を失って、家も失って、唯一の家族(姉のフィアンセの認識)の夏
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.0

やさしくて懐かしいような時間と言葉
日々ってうつくしいんだなと思った
何度でも見たくなる

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

めちゃめちゃおもしろかった〜!!!!楽しかった!だけがひたすらに残る映画最高すぎる

怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

凄まじく映画。今年1だと思う

追記考察
銀河鉄道の夜との関係性をずっと考えてたんだけど、「みんなのしあわせ」に還元されない同性愛者の2人が世界から排除されてしまった物語なのでは?って思っちゃって頭抱
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

すごい
長く感じるどころか一瞬も目が離せなかった
映画じゃなきゃ描ききれない物語
植民地支配の残虐性も痛感したし、間のダンスパートも力強くて笑顔になれて、本当に見てよかった映画

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.5

彼らが見た未来に少しでも近づけていますように

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

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どうしたら幸せに生きられるんだろうってずーーーーっと考えてた

殺す前に夫婦の写真を見てたのがすごく悲しかった
指輪をたまにつけてるのも

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

5.0

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犠牲になるものはただ言葉なく、人々の気づかれない場所で傷ついて苦しんで泣いている。それが人柱に重きを置いた作品におけるテーマで、その無情さを伝えることがメインになりがちだと思うんですが、すずめと芹
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

4.3

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バーでの友達の女の子とかっつんが話してる時に男友達の視線が映るような撮り方とか、カレー食べてる時に奥にみほちゃんが映る画角とか、視線の動きで好意に気づくようにしてるのがナチュラルで好き
こういう映画な
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

はぐれものが集まってお互いを愛しく思うようになって、私も彼らを愛しく思ってしまったところで、きっとこれ最悪な形でバラバラにされるんだろうな苦しいなと思ってたんだけど、思ってた形にならなくて驚いちゃった>>続きを読む

わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

最悪を細かく繊細に見せてくれる邦画が大好きで、まさに好みでした。藤原季節本当に最悪で良かった。
自分軸でしか見えてない、相手のことなんて見ようともしてないのにそれに無自覚なの本当に最悪だった。なんなら
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ひらいて(2021年製作の映画)

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原作がある映画の理想形すぎて、原作にない映画オリジナルのシーンが全て「ひらいて」すぎてちょっと興奮が抑えられない、本当に凄い
愛ちゃんも美雪も信じられないくらい彼女たちであまりにも全ての所作話し方がそ
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たぶん悪魔が(1977年製作の映画)

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ゆるやかな絶望や無力感が、ゆらゆら波に揺られるようにいつか私たちを死まで連れていってしまう
私に一体何ができるというのか

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