SyoCINEMAさんの映画レビュー・感想・評価

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映画雑誌編集者→映画ライター。 ‪Twitter( syocinema )では、映画の最新情報や感想、旧作紹介を行っています。

【近況】
「シシリアン・ゴースト・ストーリー」にコメント寄稿&トークイベント登壇
「夜空と交差する森の映画祭」にゲスト出演
「東京グラフィティ」に掲載
インタビュー経験多数

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天才作家の妻 -40 年目の真実-(2017年製作の映画)

4.6

この夫婦にあるのは愛か? 契約か? 才能の所在と時代の呪いに切り込んだ老獪な傑作
~「天才作家の妻 40年目の真実」のココが面白い!!~

今回は、1月26日公開の「天才作家の妻 40年目の真実」をご
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.8

理解を超えた真の怪奇に絡め取られ、我を失う致死性のサバト映画
~「サスペリア」のココが面白い!!~

今回は、1月25日公開の「サスペリア」をご紹介。
名作イタリアンホラーを、「君の名前で僕を呼んで」
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.9

胸糞映画の巨匠がラブコメ撮ったらこうなった! ルックと中身のギャップにのけぞるザッツエンタメ
~「女王陛下のお気に入り」のココが面白い!!~

今回は、2月15日公開の「女王陛下のお気に入り」をご紹介
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.7

「観客力」をガチで試してくる! 音だけで“解く”究極にドSな初見殺し映画
~「THE GUILTY/ギルティ」のココが面白い!!~

今回は、2月22日公開の「THE GUILTY/ギルティ」をご紹介
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.3

戦慄のエグ味と闇深さ…ネット社会の功罪に切り込む衝撃的な野心作
~「シュガー・ラッシュ オンライン」のココが面白い!!~

今回は、12月21日に公開された「シュガー・ラッシュ オンライン」をご紹介。
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ナチス第三の男(2017年製作の映画)

4.6

予備知識は一切不要! 人類史上最悪クラスの“怪物”VS名もなき人々の闘いを描いた一級サスペンス
~「ナチス第三の男」のココが面白い!!~

今回は、1月25日公開の「ナチス第三の男」をご紹介。世界的ベ
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.8

こんなにも優しい映画があっていいのか? 全てに勝る“愛”の強さを描いたワールドワイドな傑作
~「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のココが面白い!!~

今回は、1月18日公開の「バジュランギおじさ
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

-

邪道に見せかけて超王道!「見たら死ぬ」の一点突破、なのにエモいサバイバル大作
~「バード・ボックス」のココが面白い!!~

今回は、Netflixで配信中の「バード・ボックス」をご紹介。
「オーシャン
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

-

リスベットが超進化! あの人気作に、斬新なアプローチで挑んだ“続編”
~「蜘蛛の巣を払う女」のココが面白い!!~

今回は、1月11日に公開される「蜘蛛の巣を払う女」をご紹介。
世界的人気を誇るミステ
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私はワタシ 〜over the rainbow〜(2017年製作の映画)

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日本におけるLGBT+のリアルを描いた、今の僕たちにこそ、必要な1本
~「私はワタシ~over The Rainbow~」のココが面白い!!~

今回は、12月22日に公開される「私はワタシ~over
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.3

何があっても、歌い続ける“責任”――真のスターの誕生を、僕たちは目撃する
~「アリー/スター誕生」のココが面白い!!~

今回は、12月21日に公開される「アリー/スター誕生」をご紹介。
「アメリカン
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旅するダンボール(2018年製作の映画)

-

価値観が変わるだけじゃない! 観る人皆を笑顔にしちゃうアートなドキュメンタリー
~「旅するダンボール」のココが面白い!!~

今回は、12月7日に公開された「旅するダンボール」をご紹介。
世界30カ国
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

4.2

「心を着火させる劇薬、いや爆発物映画!」
~「暁に祈れ」のココが面白い!!~

今回は、12月8日に公開される「暁に祈れ」をご紹介。
邦題とポスターがカッコいい1本だけど、作品は超ヘビー級。うっかり観
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.8

これまでたくさんの愛の映画が生まれてきたけど、こういうアプローチの作品は初めてなんじゃないだろうか。感動的な実話であり、映画として素晴らしいのはもちろんだが、この作品が持つ「まなざし」に1番心を打たれ>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

-

この映画についてレビューを書くほど、難しいことはない。全てがネタバレになってしまうからだ。そしてまた、このシリーズは「ハリー・ポッター」シリーズをどれだけ観ていたかによって、面白さの深度が変わっていく>>続きを読む

マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

-


前半はお洒落でキュートなほっこり映画。でも物語が進むうちに、ちりばめられたキーワードが全く別の意味合いを帯びてくる。そうして僕たちは気づく。この映画の本当の姿は、涙でできていたのだと。確かにそこにあ
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シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

これほどとは思わなかった。自分の全てをかけても、この映画のひとかけらにすら匹敵できない。
ここまで愛を、作品に注ぎきることができるのか。自分が持つ感性のありったけを、映画のために差し出すことができるの
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.9

ここまで周到に計画されたホラーを、僕は知らない。全てのシーンもセリフも、いや画面に映る一切がラストの伏線。今年最も怖い映画であり、極私的年間ベスト10入りは間違いない一本だ。
ついでに言うと、あまりに
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

4.4

設定も物語も、極めてシンプル。だが、じゃあなぜ心臓や脳味噌に強烈に食い込んで、離してくれないのか。
観た後何日経っても、べっとりとした後味の悪さと「じゃあどうすれば良かったんだ!?」という後悔に似た感
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.7

このラストシーンを、僕はきっと、ずっと忘れられない。だから抱えて、生きていく。これは、そういう映画だ。
人は亡くなったとき、魂が分割されて愛する人の元に少しずつ分け与えられるのだという。この映画を観た
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地蔵とリビドー(2018年製作の映画)

-

すげえ。単純に、畏怖した。
圧倒的な“格上”を目にしたとき、人ってこんな気持ちになるのか。
この映画を観て、自分が感じていた「表現欲」の“先”を見せつけられた気がした。

この映画は、知的障害や精神疾
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

これが映画? 人生だろ。
誰よりも自分らしく生きようとしたある青年の、真実の物語。彼が伝説的バンドのボーカルだとか、唯一無二の才能を持っていたとかは、二の次だ。ただ、ただもがきながらあがきながら、孤独
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ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

4.2

憧れが、身を亡ぼす。彼らが行ったことは、どう見ても悪だ。でもそれを笑ったり嘲ることは、僕にはできない。この映画には、悲しいほど純粋な「上に行きたい」という欲望が渦巻いている。その気持ちは、僕の中でも毎>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

4.4

マーベル史上最も人気といっても過言ではないヴィランのかわいらしさ、何より愛らしさを描いてしまった最高のアクションコメディ。そして、その先にあるのは、負け犬だけが分かる「勇気の持ち方」。とことん弱者に寄>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.8

全編PC画面でできた斬新サスペンス。手法の面白さはもとより、何よりノックアウトされたのは脚本の巧みさだ。大げさじゃなく、5回はダマされてしまった! 「カメラを止めるな!」と同様に、2018年の革新的な>>続きを読む

エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.5

透明少年と盲目少女の、極限に純粋な十年愛。
ファンタジックなラブストーリーでありながら、劇中に流れる感情は生々しく、本物だ。すっと感情移入できて、美しい映像に心奪われ、2人の恋路を応援したくなる。芸術
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Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.7

恋の清らかさを描いた爽やかな青春映画だ。だが同時に、同性愛者をめぐる「無意識の偏見」にもスポットを当てている。この物語が「映画になってしまう」ことこそが、“今”なのだ。未来は、このままではいけない。>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.5

映画館で観ないと、100%のポテンシャルを発揮できない、いやさせないという挑戦。俳優夫婦がこの作品を作り上げたことに、非常に大きな意味がある。もちろん超怖いし面白いけれど、それ以上に「作り手」としての>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

5.0

鳥肌が立つ映画には、これまで何本も出会ってきた。この映画は、そのどれとも違う。画面に映る全てに、自分の感性が納得してしまう。一瞬で全身に浸透して、細胞を書き換えてしまう。まるでそれが運命付けられていた>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

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とことん派手な芸術爆発映画のフリをしながら、根底に流れるのは何者かになりたかった夢追い人の無念。あまりに残酷な「夢の終わり」に、どうしようもなく空を仰いだ。映画の都の下には、叶わなかった願いたちが埋ま>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

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仕事に悩んでいるなら、いや少しでも働きたくないと思ったことがある人なら、この映画を観て絶対に「何か」を思うだろう。その時点でもう負けだ。これは、自分の人生を引きずり出され、働き方、さらには生き方までを>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

4.8

余計な小細工はない。純粋な「演技」のみで、観る者をなぎ倒す勇敢な傑作。「役者魂」なんて安っぽい言葉ではまるで足りない、土屋太鳳と芳根京子の表現者としての覚悟と狂気、壮絶な生き様を見てほしい。
これこそ
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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華やかで、艶やかで、したたか。
「オーシャンズ」シリーズがやっぱ好きだなと思うと同時に、女性っていいな、カッコいいなと素直にほれぼれしてしまう映画だった。敵わないなっていう、爽快な敗北感。
そしてそれ
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

4.5

「難病ものが重いから苦手」と思っている方は、この映画を観てみてほしい。こんなにハッピーなのかと驚くだろう。しかも実話で。
そうして、いつの間にか笑っているだろう。おかしいから笑うんじゃない。暖かくて、
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

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ただのかわいらしい成長物語じゃない。ルックと、中身と、テーマと、裏テーマが全部違う。時間が経つごとに、進化する映画だ。

まず、本作を観ようと思ったのは、ルックのかわいらしさが大きい。
真っ赤なセータ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

5.0

2018年のベスト邦画に出会ってしまった。
僕が本当に好きだったけど、生きていくため・食っていくために封印したものが、そこにあった。

顔がまったく同じだが別人である2人の男性を好きになってしまった女
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