100shimoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

尾野真千子さんの圧巻の演技!
冒頭から登場人物みんなムカつく。こんなやつらばかりかよ、と圧倒されるぐらい人間の嫌な部分を見せつけられる。
弁護士もバイト先の店長も風俗の客も、みんな嫌なやつ。特にバンド
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

リューベン・オストルンド監督が二度目のパルム・ドールに輝いた作品。
前作「ザ・スクエア 思いやりの聖域」に全くついていけず、さらにはモンキーマンというトラウマ級の不快な思いをしたので、今作もちょっと警
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赦し(2022年製作の映画)

3.5

なんだかスコア低めの映画ですが、自分はめっちゃ良かったです。
確かに誰にも感情移入はできません。むしろ、嫌悪感すら覚えます。ただ、そこは過ちから逃れられない業といいますか、人間らしさとして映るのです。
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百花(2022年製作の映画)

3.5

川村元気氏の原作を読んだうえで鑑賞。
はっきり言って前半は原作を超える素晴らしさ!アルツハイマーが進行する母を、アンソニー・ホプキンスの傑作「ファーザー」よろしくサスペンス仕立てに演出しているのは映画
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

クッパって海外では名前が違うのか〜。
92分まったく無駄のない作り、さすがは任天堂×イリュミネーション、最高のタッグですね。
注目すべきは、ピーチ姫が闘う女性へと変化していること。ゲームが発売された8
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

うーむ、全然ハマれませんでした。
高評価の作品なので、期待値上げすぎたのかもしれません。
もう剣と魔法の世界を楽しめなくなってしまったのか?ファンタジーはちょっと苦手です。
コメディなのでしょうか?ギ
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はりぼて(2020年製作の映画)

3.5

まずはチューリップテレビ、そして五百旗頭幸男氏、砂沢智史氏に拍手を送りたい。
これが地方議会の実態なのか、日本の縮図なのか?恐らくは日本の各地で同じようなことが行われていると予想されます。
まずは冒頭
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

3.5

誰も傷つかない優しい映画。
序盤でスーパー・ファーリー・アニマルズの音楽が流れて、嗚呼これはウェールズが舞台なのかと思ったところ、初レースの帰りのバスで皆が歌うのはマニック・ストリート・プリーチャーズ
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評決のとき(1996年製作の映画)

3.5

なんとも言えないこの気持ち。
オープニングの白人ふたりの横暴さ、見ていて気分が悪くなります。本当にこんな輩がいるのでしょうか?
ストーリーとしては、白人ふたりによってレイプされた10歳の少女、その復讐
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

なんと言ってもエンディングが素晴らしい!何度観てもピクシーズが流れてくると鳥肌が立ちます。
ストーリーもよくできていて飽きない。後半にどんでん返し系のある秘密が分かるわけですけど、思わず唸ってしまいま
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

うーん、前作のほうが中身が子供の設定が生きていましたね。ひょっとして今作のメインはフレディ?
それにしても、ヘレン・ミレンがよく出演してくれましたね。しかし、見どころは今年55歳のルーシー・リューが頑
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

朝井リョウさんの原作を読んでから鑑賞しましたが、これは全くの別物ですね。良し悪しではなく、ここまで大胆に変えることに驚きました。
例えば、在校生の送辞や剣道部のふたりのエピソードなど、ここは映画にした
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第三の男(1949年製作の映画)

3.5

2023年も沢山の映画を観ましたが、ひとつ後悔していることとして、古典映画をほとんど観れなかった点があげられます。
ヴィム・ヴェンダース監督曰く、“新しい映画を一本観たら、古い映画を一本観なさい”との
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交渉人(1998年製作の映画)

3.5

139分ずっと面白かった!
ケビン・スペイシーがいつ出てくるのかと思っていたら、最高のタイミング、最高の配役で登場しました。
なるほど、そういう展開になるんですね。
この映画でネゴシエーターという仕事
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.5

荒廃した街を舞台にめちゃくちゃリアルな戦闘が続きます。緊迫感あるストーリーのはずが、変わり映えしない画面のせいでしょうか、少し眠くなる…
解説はほぼなく、戦場に放り込まれる感覚。新人警察官のカーワとな
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

20年ぶりぐらいの再鑑賞。昔から名作とされていますが、なるほど、心にじんわり響くいい映画です。
オープニングのふたりのやりとり、ドタバタはエミール・クストリッツァ監督のようですね。
前半のブレンダがき
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

3.0

トム・クルーズとキャメロン・ディアスの共演で公開時に話題になった作品。
とは言っても、このふたり「バニラ・スカイ」でも共演しているのです。この作品はアレハンドロ・アメナーバル監督の「オープン・ユア・ア
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.0

ヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンによるGoogleを舞台にしたコメディ。
安心して観ていられますが、ちょいちょい良い台詞があります。時間は誰にも買えない、皆が恐れるのは変化とかこういう何気な
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

3.0

全然ハマれませんでした。
ちょうど昨年の今頃ですか、みなさん絶賛で評価が高かったので期待して観たんですけどね。
予告編でなんとなく話は分かっちゃいますよね。その想像を超えることはなかったです。
感動さ
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獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

3.0

なんとなくその独特な絵は見たことありましたが、川尻善昭さんの名前は知りませんでした。
最近、ネットでちょくちょく話題になっていましたので、どのようなものかと前情報は無しで鑑賞しました。
最初の敵、鉄斎
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.0

ガイ・リッチーとステイサムのコンビなので期待して鑑賞。
安定のステイサムと言えば聞こえはいいですが、みなさんお気づきかもしれませんが、ちょっとマンネリかもしれません。
人物設定もアクションもどこか既視
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.5

誰にも感情移入できない。不倫してグランピングなんぞやっている時点でお察しですよ。
もうとっくに終わっている夫婦関係。ふたりの間には子供がいないわけですから、さっさと別れてしまえばいいと思いますが、そう
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インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.0

映画同様に音楽も好きなんですけど、サブスクの登場で音楽の聴き方も変わり、一度しか聴かないような音楽もとりあえずライブラリに追加するわけです。
昔のように同じアルバムを何度も聴くことがなくなり、これでい
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

ナチスによるホロコーストを描いた歴史映画の傑作にして、スピルバーグにオスカーをもたらした名作を再鑑賞。
人類の過ちとして永遠に残さなくてはいけない作品。
今作の成功を受けて、あのキューブリックがホロコ
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.5

まずはオープニング、なんですかこの写真は!これは現実ですか?
黒人へのリンチに対して規制する法律が議会を通らない、そんな酷い時代があったのか、と思いきや2020年でも法律は通ってないとのこと。
アメリ
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共謀家族(2019年製作の映画)

3.5

“映画を1000本も見たら、世界に分からないことなどない”
真意のほどは分かりませんが、その設定が面白いですよね。
前半はその設定があまり生かされていないなと、少し退屈だったんですけど、後半から俄然面
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.0

アガサ・クリスティの原作は未読。そのためかメチャクチャ楽しめました。さすが、ミステリーの女王、謎解きには唸りましたね。
まずはこの豪華なキャストをまとめあげた監督・主演のケネス・ブラナーに拍手。
ただ
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

4.0

遂に観ました!
この日のためにTVシリーズをそれぞれ2周ずつ予習。劇場公開時にあまりの評判の良さにTVシリーズを一挙見。アマプラで配信が始まってから、もう一度観て完璧な状態で挑みました。
考えうる全て
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

名作として必ず名前があがるショーシャンクを再鑑賞。
涙することはありませんが、映画としてめっちゃ面白いです。主人公アンディが刑務所内で自分のポジションを確立する様が痛快ですね。
ブルックスのエピソード
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.0

いまや作品を選ばないで有名なニコラス・ケイジ。B級映画に出演しまくっている彼ですが、90年代の活躍はすごかった!そんなレジェンド、ニコケイのファンのための一本。
ファンではない人が観ても全く面白くない
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スマイル(2022年製作の映画)

3.0

はっきり言ってこれは「リング」ですよね。不気味な笑顔はエイフェックス・ツインのMVですかね?
「Come To Daddy」や「Windowlicker」などクリス・カニンガムが監督したエイフェックス
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ホーリー・トイレット(2021年製作の映画)

2.5

配信には無い作品もまだまだありまして、TSUTAYAのレンタルもいまだ利用しているわけですが、レンタルDVDの本編前にまだ予告をつけているクソみたいな販売会社があるんですね。
クソみたいな映画のクソ長
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依存魔(2019年製作の映画)

3.5

サブカル界隈では昔から”ヤクザの女とメンヘラには手を出すな”というありがたい教えがありまして、これはなかなかに真を得ているのです。
特に映画や音楽が好きな男子諸君は、必然的にメンヘラと出会う確率が高く
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.0

2006年の作品なので、韓国ドラマや映画などが盛り上がったころでしょうか?公開時に話題になったのを覚えています。
「エイリアン」など相手が何か分からないほうが怖くて、相手が何者か分かるとそれほど怖くは
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母性(2022年製作の映画)

2.5

湊かなえさんの原作が面白かったので、楽しみに鑑賞したんですけど、やっちゃいましたね、これは。
エンディングのJUJUの主題歌のせいで安っぽいドラマとして終わってしまいました。最悪のラストです。
いった
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

予想外のラスト、その切れ味が素晴らしい!
ケイト・ブランシェットをたっぷりと堪能できる濃密な158分。彼女の演技を見るだけでも価値ある一本。
冒頭こそ主人公の知性が溢れる自信が頼もしく思えるが、その自
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