あすかさんの映画レビュー・感想・評価

あすか

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マクベス(2021年製作の映画)

3.8

古今東西、運命みたいなものに乗っかってしまった時に、それでも人間としての最後の部分が諦めさせたり、もう殺してくれと願ったりするんだなと思いながらみたり。
もう眠ることができない、とかは考えることができ
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

みんな、一人じゃないって思った時に目に光が宿ってて、一人かもしれないと思ってる時、目が死んでた。稲垣吾郎は一人じゃないはずなのに最初っから最後まで普通なのにずっと目が死んでた、新垣結衣と道で会った時だ>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.5

西洋絵画みたいな構図だけど湿度が日本でまじめちゃくちゃ絵作り綺麗だった、教養を感じてワクワクした。ヤクザの喧嘩、怖いはずなのに構図がキモかったり滑稽だったりしてゲラゲラ笑いながら見てた、エンタメとして>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.9

映像のチープさがまたいい演出になっててゲラゲラ笑いながら見た
イギリス版とんち話や

アルファヴィル(1965年製作の映画)

3.7

かっけー。
論理的かつ効率的な生活=人間的な感情を排除するっていうのは、この映画が公開された50年前よりも、現代の方がしみじみ染みちゃいそうだ。たとえ非効率で非論理的でも愛は忘れないでいたいよね

君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

天邪鬼精神が働きまくって見てなくて、いよいよみた。
所々羞恥ダメージを負うけど、骨太だった。美しさが暴力性を纏ってる。

ハウルの動く城をずっと思い出してた。ハウルも震災後に作られてたらこうなっていた
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

4.0

白黒だからめっちゃ古い映画かと思ったら全然そんなことなかった。こういう映画をずっと見てたいな

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.8

中途半端に色が入った刺青がまた三上の孤独を表しているようでチラチラと見えるたびに胸が痛くなった

どういうつもりで「すばらしき世界」とタイトルをつけたのか監督にめちゃくちゃ聞いてみたい

ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.5

なんとなくずっと、純粋で素直で無欲なホビットですらドワーフへの信頼が揺らぐという描写がかなり人間臭い

ホビット 思いがけない冒険(2012年製作の映画)

3.6

テスト採点しながらだらだらみた
この時ゴラムをやれていれば……とも思ったけどゴラムをやってしまっていたら多分指輪を捨てる塔にも辿り着けていないんだよなあ

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

みんなそれぞれほのかにやばくて、誰にも感情移入できないまま終わった。それが本当かどうかはどうでもいい、というのはグッサリきてしまった。じゃあ正義ってなんだよお。人にどう見られるか、見られてるか、だけで>>続きを読む

サブウェイ(1984年製作の映画)

3.5

見直し。18歳で見た時より沁みた。
パリの地下鉄乗った時、この映画のおかげでかなり興奮した。

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)

3.5

思わず「エメット・レイ 実在」でググっちゃった

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.8

記憶がはっきり残る状態で見るユーモラスな悪夢。アリアスターなりのトゥルーマンショー。今までで一番好き。

クローサー(2004年製作の映画)

3.8

真実を言っても言わなくても愛は可視化できません!!
アリスを愛していただけで、ジェーンを愛してた人は誰もいないんか……

ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.0

はー、こういうのちゃんと集中して見切れて感激する自分の感性、まだ死んでなくってよかった。めっちゃ沁みた

21グラム(2003年製作の映画)

3.9

軽い気持ちで見るんじゃなかったけど見てよかった

イン・ザ・スープ(1992年製作の映画)

3.5

人生はスープのようにごった煮でそれなりになぜか旨くなるってことなんかな

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.8

オーガストのおかげで10月生まれの自分がなんだか誇らしく感じた。無知を生まないために、伝わらないかもしれないと思いながらもきっと彼は言葉を尽くすんだろうな。私も見習いたいな。赦すと、許可の違いについて>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

Twitterで流れてくる女どろどろもんの漫画ついつい読み進めちゃうみたいな感じだった

お気に入り、ただし愛し愛されているわけではない

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

18+版レディバードじゃん。

将軍のラストについては私は復讐というか、希望も感じたけどな。「私もベラとしての目標も生きる道も見つけたので、あんたも羊としての目標を見つけてください」みたいな。最初と最
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オーメン(1976年製作の映画)

4.5

いやー、名作中の名作だわ。
カメラアングルの音楽だけでちゃんと怖いもんね。人の想像力で怖さを加速させる。

ちっちゃい頃、お父さんが悪魔とバンパイアにハマって、レンタルビデオで山ほど借りてきた中にこれ
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.6

空前のチャーリーカウフマンブーム。

ジェイクが主人公と思って見ると見やすかった

この監督は、記憶を再現性可能な独自のものと認識しているところが好きだな。ノンフィクションだって、事実よりも創作に重な
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

カメラワークがきもくて勝手に「これ、神目線で見てるなー」という解釈をした。鹿に対して群れでこられると怖いというお母さんと、何か伝えたがっていると解釈する娘がいて、結果的にずーっと変なバイアスがかかって>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

5.0

信じられないくらい泣いちゃったあ
家や家具がメタファーなんだよね。「新しい冒険を始めてね」って言われたから、家具を捨てて、身軽になったから再び空を飛べて、新しいものも舞い込んでくる。
いくつになっても
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

たのしい。
ジャンプマンが見切れていたり、劇中歌が当時流行っていたもの使っていたり、細かい楽しいが多くて楽しかった

ブラッド・シンプル(1984年製作の映画)

3.7

なんでこうなったんだっけ?の極みみたいな映画
バートンフィンクみたいに、ずっと画面がじっとりしていて湿度を感じてみているこちらも不快になる。
洗面台の裏側、すごいいい絵面だったな

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

高校生に見た時は、自分がうんと年上と付き合っていたこともあてそのことばかりに感情移入してたけど、今見たら、一番刺さったのはシャーロットが夜寝付けなくて「起きてる?」と小さい声で夫を呼びかけ、抱きしめら>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

3.5

気づいたらめちゃくちゃ指名手配犯が堂に入ってたわ。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.0

X見てなくても「へー」って感じで楽しめた。めずいことやろうとしてないのが良かった

アダプテーション(2002年製作の映画)

5.0

結果全盛りになっててめっちゃウケた
心の声をナレーションでやるな、って本当に言われて死ぬほど根に待ってるんだろうなw

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