グレポさんの映画レビュー・感想・評価

グレポ

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セデック・バレ 第一部 太陽旗(2011年製作の映画)

3.8

台湾映画とは到底思えないパッケージデザイン。前から気になっていたので鑑賞してみました。

日本統治下時代、実際に起こった台湾の原住民族による抗日暴動「霧社事件」を描いた作品です。こんな事件が実際に起き
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.5

実話を基にした救出&脱走劇。
某ヘリ映画の如く、危機管理の甘さと初動の遅さから大惨事が起こります。何事に於いても舐めプは駄目ですよね。現地の人間がチキンで逃げて行くので、戦闘シーン以外でもドキドキ感が
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.5

手の平ひっくり返えさせておくれよー。

パート1よりは面白かったですが、体育会系SFは変わらずですね。既視感バリバリで突っ切って行くのは潔く感じるのですが、いかんせん敵が無能で弱過ぎるので見応えがスカ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.8

フュリオサの復習。
初見の時は評価低かったです。散々観てきたメル・ギブソン版3作のイメージが強烈に残っていたのと、あとストーリーがね、一本道を行って来いでしたから.......そう言うのを求める作品で
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SHADOW/影武者(2018年製作の映画)

3.8

三国志のエピソードである「荊州争奪戦」をアレンジした作品。架空世界の戦国時代を背景に影武者の悲哀と生き様を描いています。

三国志あるあるエピソードと計略合戦が散りばめられてあるので、個人的にはかなり
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ガッデム 阿修羅(2022年製作の映画)

3.8

夜市の銃乱射事件をめぐり、男女6人の選択と運命が交錯する意欲作。

事件の始まりと顛末が描かれた上で、あの時違う選択をしていればというifストーリーが用意されています。ただ、どっちの世界でも唯一選択を
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貴公子(2023年製作の映画)

3.8

楽しみにしてたパク・フンジョン監督の新作。雰囲気的には「楽園の夜」のヤクザノワールが近いかな。

もうねアクションがどうだったかと言うよりもキム・ソンホの演技がヤバイです。不遜で不敵な笑みから零れるス
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隻眼の虎(2015年製作の映画)

3.5

今週、パク・フンジョン監督の新作「貴公子」が公開されます。楽しみで待ちきれなかったので、未鑑賞作品で雰囲気だけでも味わいたいと思います。

朝鮮最後の猟師と”山の神“と恐れられている隻眼の虎との因縁の
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.5

異能力バトルものでは無いんだ?
完全に予想と違ったストーリーでした、何事にも思い込みは良くないですね。
チョン・ジョンソの絵面は凄く魅力的だったんですが、かなりPOPに描かれているので、全てが軽く感じ
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人生は、美しい(2022年製作の映画)

3.8

余命宣告された主婦、心残りは初恋の人と再会する事。亭主関白な夫を説得し、初恋の人を探す旅へ。

韓国映画には珍しいミュージカル仕立てにする事で、主人公の死に対する悲壮感を全面に出さないで、前向きな人生
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エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.0

昨日観た「パスト・ライブス」の主人公であるノラが劇中で「エターナル・サンシャイン」を勧めていたので、観てみました。

これ勧められたヘソンはどう想っていたんだろう、そう考えると感慨深いし作品自体もより
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.5

もうねベタベタで凡庸な初恋ロマンスなんですけどね、演出、演技、構図、ロケーションなど表現力が豊かな作品でとにかく雰囲気が良いです。

物語の方向性を決めるような大事なシーンでさえ、ほとんど会話が無く目
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君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.5

変則気味の三角関係を描いたラブコメディ。コメディ中心ですが、ラブシーンはけっこう情熱的だったりします。今だと色々言われちゃうような、同性間の恋愛について厳しいセリフもあり、時代を感じます(ある意味、今>>続きを読む

あなたがここにいてほしい(2021年製作の映画)

3.5

恋する二人に恋してしまう前半、ただイチャついているだけで一本の映画が出来てしまうぐらいの雰囲気がありましたが、学歴、格差、不正などの社会の現実が二人の恋路の障害となります。そのあたりは王道路線ですが、>>続きを読む

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

3.8

邦題とパッケージとストーリーと音楽、全てがアンマッチでその違和感が心地良い。哲学者として説得力も無し、哲学が陳腐なものに見えてくるから面白い。

ビニールハウス(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国映画好きには堪らない作品。
よくもこんな不幸の詰め合わせなステータスにしたなと。これどう頑張っても上がり目無いでしょ...........と言う事でどこまで落ちるか見守る作品です。色々盛り込んでは
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

ノーラン監督の最新作観てきました。思っていた以上にポリティカルドラマでした。

頻繁に視点と時系列が入れ替わりますが、もはや平常運転です。同監督の作品に慣れている方にとっては苦にはならない難易度だと思
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ラブリセット 30日後、離婚します(2023年製作の映画)

3.8

終始クスクス笑いが止まらない、ほぼコメディ映画でしたね。おかげで一週間のストレスが発散出来ました。

カン・ハヌルってこんな俳優だっけ?と思うぐらい挙動がコメディアンだったし、笑顔がサイコパスなのも笑
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

3.8

問題児である弟が少年院に送られたことがきっかけで崩壊する家族とその後の再生を描いたヒューマンドラマ。

絶望のどん底の状況から家族の形をなんとか立て直せたのは母親が踏ん張ったおかげかなと(かなり力業で
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ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター(1993年製作の映画)

4.5

1993年のカンヌ国際映画祭、私のベストムービーである「さらば、わが愛 覇王別姫」とパルムドールを同時受賞した作品。今回 4Kデジタルリマスター版を観れるということで、これは良いコンディションで観れる>>続きを読む

LUCK-KEY/ラッキー(2016年製作の映画)

3.5

オリジナルの「鍵泥棒のメソッド」は観てないです。笑いどころは多数用意されているので、楽しめました。
ユ・ヘジンの演技の振れ幅が見どころのひとつだと思います。
韓国映画らしくない優しい世界観も良かったで
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弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

3.8

音信不通だった父親が亡くなり、母親と娘3人で葬儀を執り行うことに。その過程で自分達の知らない父親と向き合う事で、それぞれの心情が揺れ動く。

お母さんの複雑な心情の変化が良かったかな〜。それがあっての
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星くずの片隅で(2022年製作の映画)

3.5

コロナ禍の香港を舞台に経済的に困窮した人達が挫折を経験しながらも懸命に生きる姿を描いたヒューマンドラマ。

主演のザクが、こんな人いる?ってぐらい聖人すぎて惚れるし、強かに生きる手癖の悪いキャンディも
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

時間の逆行を追い掛ける形で、物語の辻褄を合わせる展開なんですね。凄いとしか言いようがないですが難解でした。特に最後の挟撃作戦ね。熱い友情ドラマの部分も難しくて感動出来なかったし。

時間逆行も万能では
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

本編とは関係ないところで、個人的な見どころがあったんですが........
・ポールの妹アリアちゃんの敵陣ドヤ顔登場⇒お母さんの胎内で登場せず(デヴィッド・リンチ版と違うのね)
・アニャさんのサプライ
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.5

ビジュアルと設定が尖がっているのに、ストーリーがこじんまりしてて個人的にはバランス悪いかなと思いました。期待値が高かっただけに少し残念です。

ただ、会話と回想シーンが多いにもかかわらず、2時間があっ
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.3

ポン・ジュノ監督の長編映画デビュー作。マンションを舞台に連続発生する子犬失踪事件を巡るブラックコメディ。ぺ・ドゥナが初々しいです。

時代とお国柄で許されるのか、登場するワンコ達がかなりキツイ目に遭い
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ママボーイ(2022年製作の映画)

3.8

過保護な環境で育った青年が、売春宿の副支配人である年上の女性と恋に落ちる話。

主人公のシャオホンのプラトニックな恋心を前面に見せながら、それぞれの親子の距離感を前向きに描いている話かなと。シャオホン
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花椒の味(2019年製作の映画)

3.8

父親の死をきっかけに、初めて会った異母姉妹3人。それぞれ性格も境遇も異なる彼女達が、父親の火鍋屋を継ぐ過程で、姉妹としての絆と人間としての成長を描いたヒューマンドラマ。

群像劇っぽく描かれているんで
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.0

中国で実際に起きた薬の密輸事件をモチーフにしたドラマ。社会的な問題に触れながらも、エンタメとしても巧くまとまっている良作です。

金儲けの為に始めた薬の密輸でしたが、やがて多くの白血病患者を助ける事に
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

どんでん返し界の巨匠(私が勝手に言っています)オリオル・パウロ監督の作品。
今までに映画は3作、ドラマ1作観てきましたが、「ロスト・ボディ」(ほんとよく出来た作品)以外は、イマイチどんでん返しの手法が
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我、邪で邪を制す(2023年製作の映画)

4.0

台湾発、クライムアクションとは名ばかりの生死観を問う意欲作。

台湾国内で3番目の重要指名手配犯であると知った主人公。余命わずかで野心に燃える彼は、のし上がるためトップ2人の殺害を企てる。

かなりヤ
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瀑布(2021年製作の映画)

3.8

コロナ禍が始まった直後の台北を舞台に、濃厚接触者として隔離生活に入った事がきっかけで、精神疾患になってしまった母親とそれに翻弄されながらも支えていく娘の話。

序盤の強烈な違和感が、実は母親の主観でし
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僕らの先にある道(2018年製作の映画)

4.0

恋と別れを経験し別々の人生を歩んだ若い二人。出会いから10年後、偶然にも再会しこれまでの二人の想いを振り返る。

モノクロの使い方がずるい、泣いた。
お父さんの手紙で2度泣いて、
エンドロールで3度泣
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

昨日観た「ザ・ソウルメイト」のマブリーより二回りほどデカかったです(筋肉の量が.......)。また、ボクシングスタイルのアクションが本当にかっこよく劇場向きかと思います。

新種の合成麻薬を巡って、
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