ひろこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

2.8

初めて観たのが20代後半だったから、個人的には「何甘っちょろいこと言ってんだよ若者がっ」とか思ったけど、あと5年早く観てたら、感じ方は違ったと思う。

青春にしがみつきたい、あの頃のゾワッとした感じを
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よりよき人生(2011年製作の映画)

2.0

わらからなくもない。必死な感じは伝わるけど、結局は後先考えずに突っ走りがちなダメ男に課せられた現実を描いてるだけだと思う。

子供に罪はない。母親は・・・・まぁちょっと疑問は残るけど、良しとしよう。何
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ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.1

うん、なるほど。確かに「隣人は選べない」ね。
淡々と進む中にも、各登場人物の深層心理がうまく描かれてて、再度まで楽しみながら観られた。

霧の中の風景(1988年製作の映画)

3.7

幼くて愛らしい姉弟が、父親を求めて旅するロードムービー的な作品。静かで変化には乏しい作品だけど、わざとらしいお涙頂戴映画よりもこっちの方がよっぽど良い。

観終わった後にジワジワ染みる作品。

ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

4.3

久しぶりに素晴らしい作品に出会えた。
何はともあれ主人公のマックス・ポメランクは素晴らしかった。目の動きや体の振動で伝える演技。夢中で観てしまいました。

どんな事に対しても言えるけど、それを楽しむ余
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柳と風(1999年製作の映画)

4.0

教室のガラスを割ってしまった少年が、お金もないのに弁償を迫られ、新しいガラスを取り付けるために奮闘する姿を描く。可愛い男の子が何度もピンチに見舞われながら、ガラスを手に入れるために頑張る、ただそれだけ>>続きを読む

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)

3.1

アナマリア・ヴァルトロメイの10歳とは思えない繊細で妖艶な演技には圧倒されてしまった。
内容的には、ひたすら絶望感に包まれていた作品。監督自身の実体験に基づく話だっていうのが、更に苦しい。ラストで更生
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ペタル ダンス(2012年製作の映画)

2.1

石川寛監督は「好きだ」が良かったから期待して観たけど、こちらはダラダラと退屈な作品で残念。短い作品だけど、途中で眠たくなった。リアリティを描いてる風だけど、現実はこんなんじゃないだろ、と。安藤サクラは>>続きを読む

モーツァルトとクジラ(2004年製作の映画)

3.4

アスペルガー症候群の男女のラブストーリー。病気に対する説明は一切ないから、事前知識は少しあった方がいいかな。

高級レストランでのプロポーズのシーンが素敵。「僕には君しかいない。君にも僕しかいない。」
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壁男(2007年製作の映画)

1.0

発想は悪くないと思うけど、この映画自体は全然解らない。堺雅人の無駄遣い。

秋深き(2008年製作の映画)

2.0

佐藤江梨子はとんでもなく美しい。でも、わざわざ映画にする意味があるかな……とりあえずもうちょっと関西弁をどうにかして欲しかった。

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.0

この映画の泣きポイントは、主人公の不幸さに同情するからじゃなくて、残された彼女の周りの人たちへの想いに同情するからだと思う。そして、その優しさに心を打たれたんだと思う。

何はともあれ結局は恵まれた境
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ディス/コネクト(2012年製作の映画)

3.4

インターネットやSNSが日常生活に入り込み、人間どうしのナマのコミュニケーションが希薄になりつつある現代社会の悲劇を、何ともリアルに描いた作品。映画上ではそれぞれの登場人物が気付き、また人との繋がりに>>続きを読む

ヘンリー・アンド・ザ・ファミリー(2011年製作の映画)

2.0

何だかやたらとオシャレでかっこイイんだけど何故だか何も残らない作品。結局何なの?って聞きたくなる感じだけど、たぶんそれを狙ってるんだろうな。

アフター・ウェディング(2006年製作の映画)

3.7

よくあるハッピー系の映画かと思ったら全違った。キャスト1人1人に感情移入してしまうけど、結局どの人物も何だかしっくりこない感じ。敢えて結論を明確にしてないところが良かったと思う。

とりあえずこの作品
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ぼっちゃん(2012年製作の映画)

1.6

秋葉原無差別殺傷事件が原案になった映画っていうところに興味が湧いて鑑賞。でも、期待が大きかっただけにガッカリだった。ちょっと美化して描き過ぎ。ラストシーンがハッキリ描かれてないのも逃げな気がして好きじ>>続きを読む

父の秘密(2012年製作の映画)

2.0

説明が極端に少なくて、実際のセリフで心情が語られることが一切ないから、想像力が肝になる。

でも、個人的にはトゲトゲした後味の悪さばかり残って、好きじゃない感じだった。特にラストシーンの父親の行動には
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風俗行ったら人生変わったwww(2013年製作の映画)

1.7

映画としてはどうしようもない感じだけど、主演の満島くんが素晴らしかったから、後味は悪くない。あと、地味に松坂桃李くんの振り切れた演技がすごく良かった。

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

3.0

ゆったり、のんびりと癒される良い作品。ユーモアたっぷりなほのぼの映画だけど、ところどころにチクッとした皮肉が込められてるのがイイ。

でも実際自分の近くにこんな伯父さんがいたら、鬱陶しくてたまらないだ
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トーク・レディオ(1988年製作の映画)

2.3

ストーリーに興味があって観たけど、リアリティが無さ過ぎて残念な内容だった。さすがにアメリカでもあれじゃ成立しない気がする。。。。

ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.3

悪くはないけど、前作「別離」のような息の詰まるような切迫感も展開の奥行きも無くて、正直物足りなかった印象。特にラストシーンにはガッカリ。

この母親は何とも身勝手だけど、強がってても強くなり切れない女
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.7

ロランスが言ったラストシーンでの言葉が印象深い。「これが私なんだ」と頑なに通し続けるのは難しくて、大抵の人は妥協して生きてるけど、ロランスはあくまでも自分は自分であることに拘り、孤独の中にも幸せを見出>>続きを読む

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

2.5

映画としてはどうにもコメントしがたい内容だけど、役者さんは皆すばらしい。竹野内さんが演じるユキヒコは全然厭らしさがなくて、チャーミングで、いい感じに情けない。これは相当モテるけど最終的に逃げられるのも>>続きを読む

嗤う分身(2013年製作の映画)

3.6

集中して観てないと話が解らなくなる部分はあるけど、映像の複雑さとか美しさとかがすごく良くて、インパクトのある作品だった。作中に何度か日本の歌謡曲が使われてたのも印象深い。