3さんの映画レビュー・感想・評価

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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

終始淡々、曇りがちな進行が心地よい
その中でも起伏がわかるからおもしろい

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.8

あのお食事シーンでの会話、悪意がないだけに、かなりくるものがありました

水の美しさ

街の魅力、みんなにとって暮らしやすいわけじゃないこと、気付くのは難しい

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

カラフルなのに温度が低く、でも遠くはなかった

あっさりしているように感じたのは、自分の位置が動かなかったからか

空間の、すすすすっという音がまとまる瞬間があった

本当は知っていた/実はわかってい
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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海の、後ろの空の、絵画みたいな美しさ、これは同時に虚しさでもある

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

カナダの友人の昨年ベスト
おすすめされて今日楽しみにしていた

派手な前半、クラクラする
まるい後半、泣くと思わなかった

しっとり静かに、でも力強く燃えるような感覚

苦手シーンあり

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

小さな穴が開いて 中身が少しだけ向こうへ流れ出すような感覚
スッキリはしないけど観たあとわずかに軽くなるような

受け入れられること、理解されることの違い

父との関係性は心地よいけれど「おかわり」み
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.1

ぐりとぐらな衣装にインテリア
念願のお泊まりをした翌朝、それは別れのとき、ブルーに染まる瞬間があった

フランス語を追っていたのは、追えていたのは、はじめのうちだけ

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.3

続くこの突拍子のなさと
彼らの美学みたいなものが
案外釣り合っているのが最高

あとあれを革命とするのもいい


ずっと楽しかったのに最後少しだけ寂しくなる急カーブ

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

4.5

自分の命を知るときそこから人生を始める 鮮やかな日々が動き出す 灰色からの移ろい
刺激が退屈を追い出して 生きている心地がする

自分の命を知るときそこから人生を終わらせる 最後になにをするか 最後は
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情婦(1957年製作の映画)

4.2

いいものを観た、みたいな

脱力感もあり軽快に進んだ

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

3.9

それぞれ呼び方はあるけれど観ていて感じたのは
あくまでもいのちといのちの関係
生、性

たとえそれが正しい理由だったとして
崩れ始めた家族、バナナの出荷
パパがいなくて本当に困るのは
パパを本当に必要
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

4.4

ラインナップ発表されたときからずっと
クリスマスに映画館で観るのを楽しみにしていた

ひとを取り巻く環境がそのひとの内側に与える影響は 常に自分が意識しているより大きく深い

適材適所、ではどうもさみ
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.7

終始酔ってるみたいな感覚

切なさが漂い続けて
こんな気持ちになるとは

発するラストがお洒落

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ楽しかった
実家に帰っていたのでリビングの大きいテレビで観た

高校生の頃、文化祭のクラス劇、
これを候補にあげていたひとを思い出した
結局ウエスト・サイド物語になった、昔の記憶

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.6

こんなことになっているのに
幼少期の無垢な姿を見る
愛かぁ、とか思っていたけど

こんなことになっているから
かもしれない
愛かぁ、とか感じている

序盤の青く美しいサーフィン
を黒く悲しくリピートす
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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

4.0

ちぐはぐでぐだぐだで
終始楽しかった

病院、モーテル、それから

帰る自宅が映るのは意外と
家族とうまくいってない彼だけだったりするのも

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.6

きっとディナーに招かれたときの彼女と
近い感情を持ちながら観ていたと思う

結局はまあどっちがどうとか特にない

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

地下のドキドキ

関係ないけどSame Jokeを聴くたびにこの映画を観なきゃと思っていた 夜は避けて

ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.0

あれこれ愛おしさが詰まっている

りんご酒の倉庫美しすぎて
あの表情なる、、わかる

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.1

ようやく、寝ることなくフルで観られた

You callin' me a Taco Bell kind of guy?

さいご

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

4.2

飛行機で観たときは字幕なしだったので再鑑賞

誰、友達、家族

今とこれからを自然と選択する

映像が心に良い
晴れていてもこのトーン
いろいろあるけどあたたかい印象

苦手シーンあり

正しいバスの見分けかた(2015年製作の映画)

4.0

ゆったり流れているのに息が詰まる 好き 夏

印象的なことが、それ以上でもそれ以下でもない
とか
ぼんやりとしたものが、意味を持っている
みたいなこと、案外、ある日常

アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.8

Are they dead?
Does it matter?

地下へのスライダーから海、大好き

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.7

時間は流れるもの



でもポツポツと

台詞や音もポツポツと
だけど時間の流れに浮かんでいるような

一部を除けばひたすらポツポツなのでシャットアウトされている気分

目の情報と耳の情報が綺麗に歪ん
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スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

3.9

もっともっとどストレートかと思ったけど
案外うねうね

もっとずっと同僚に感謝して

逃げるシーン好き

なんやねんでしかないのにこの小洒落たラストのおかげですごく良質なもの観たわという気になる

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