くちかたさんの映画レビュー・感想・評価

くちかた

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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.8

男の子目線から見た女の子像のクオリティが高すぎる。マジで中高生の時とかこんな感じよな。

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.7

記録し忘れ。どストレートに良い話だが、ストレート過ぎて観たの2ヶ月くらいなのにあまり覚えていない

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

ラストシーンに向かってリニアにテンションを上げる渋い構成。24歳の時にひと盛り上がり入れても良さそうだがそれを入れない禁欲的なストーリーになっている。
バーで過去世を語り出すシーンが白眉。明確に2人の
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

適当に観てたが、綾野剛がいるからこそ成り立ってる危ういバランスの映画だった

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.6

今でも普通にオモロい邦画。
30年間でドラマパートの会話演技の技術が大幅に進歩したことがわかる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

期待度が高過ぎたのもあるが、割と普通の伝記映画でガッカリ感が否めない。
従来のノーラン映画の魅力だった、ありえん映像の強度で強引に解らせにくるあの感じがない。(本棚の裏の宇宙、街がブチ曲がるシーン等)
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アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー(2014年製作の映画)

3.3

時代も価格帯も全く異なる服とアクセサリーを組み合わせてまとまらせるセンスは凄い。経験の成す技。
ドキュメンタリー映画としては可もなく不可も無し

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

映像と音響が良過ぎる。
正直ストーリーは図式的すぎて好きでは無いんだが、映画としてはほぼ完璧

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

爆笑というほどでは無いけどクスクスくる映画。見る前の印象に反して映像が洗練されている

52ヘルツのクジラたち(2024年製作の映画)

2.5

LGBTだかなんだか知らないが、根本的に中身が無さすぎるカス映画。
俳優陣は良いのに、演出が全てをぶち壊す。VFXの無いドラ泣き作品。

強度の無い正しさに頼った作品の典型であり、こういったものが世に
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

一作目とは打って変わって微妙。高速道路のシーンだけは良い

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

おそらく4回目の鑑賞でようやくしっくりきた映画。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.7

この頃から一貫して家族のをテーマにしているアリアスター。こと気持ち悪さに関してはこの作品が1番では…

恋人はゴースト(2005年製作の映画)

3.7

凡な映画だが、やはり90分だと楽しんで観れる。映画は基本90分にしてくれよな

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

マック食うシーンが良過ぎた。生きることへの歓びに溢れている。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.5

流石に引っ掛かりがなさ過ぎる。事実かは別にして、せめて子供が主人公とギスギスする展開くらいはあった方が良かった。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

サスペンスというよりはドラマ映画に近い映画。結局、何を真実として語るかはその人の置かれた立場とは決して切り離せない。それがラストの息子の語りにあらわれていた

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.4

先ずエンタメとしての完成度が高いのは前提として、時勢に対する批評性もあるし流石やなという感じ。
悪役のホログラム作成のシーンが映画作りそのもので、リアル/フェイクの対立軸に映画そのものへの言及もあると
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.1

実は2度目の鑑賞。
メカ鳥人間みたいな悪役は、ラストベルトの白人(旧)中流階級を代表した人物造形。失われたアメリカ像を取り戻したい、トランプ支持者的な位置付けになっているのは明らかだろう。
ピーターパ
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アイアンマン(2008年製作の映画)

4.1

ここからMCUの快進撃が始まったらしい。
中年男性の再生をテーマにする映画はアメリカには多いが、日本では稀なのはなぜか(少なくともヒット作では)
そのテーマにする上で、スキャンダルのあったロバートダウ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.4

罪悪感を抱きつつ、それから逃避する男の話。
脳に障害がある設定の割に、判断自体はそれなりに理性的で入り込めなった。
どうらやオマージュがやたらとあるようだが、基本的にアリアスターの幼少期の原体験をベー
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月とキャベツ(1996年製作の映画)

3.3

最近こういうイカレ型パワー系ヒロインってとんと見かけないよな

ねこぢる草(2000年製作の映画)

4.0

パプリカとはまた少し違った形のイメージの氾濫を描く怪作。前者では言語的な連想が絵に起こされていくのに対して、本作はおそらくねこぢる氏の価値感に与えたシンボルやイメージの重要度順にぽこぽこ絵を当てていっ>>続きを読む

夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

2.7

TVドラマクオリティの演技と映像に耐えられず。
関係者は全員ハインラインに土下座して欲しい。

イディオッツ(1998年製作の映画)

3.7

障害者のふりをして社会を挑発するグループ…というよりかは、障害者のふりをしていたはずだが、それが転移してしまってグレーゾーン化している集団にしか見えねえよな。
実際男女1人づつ怪しい人いたし。

映画
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.5

ホントにコロニー落としちゃう逆シャアみたいなクソやべぇ映画。
ラストシーンは粛清を求めた観客の傲慢さを嘲笑うかの様なトリアーの仕掛けなのか、シンプルに鬱なのか。

そして、あの村の心理的な狭さを撮るの
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.2

関係者が鬼籍に入る前に映画化した点が素晴らしい。ある意味私刑的でもあるが…

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.7

正直、映画として観るべきところは多くないが、PMSとパニック障害への理解が深まる点では社会的な意義がある

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.1

キューブリックみたいな画面の作り方で岡崎京子みたいな中流家庭崩壊を描く不思議映画。リバーズエッジもこんな感じで撮りゃ良かったんやな。
賞レース総ナメにしただけある

そばかす(2022年製作の映画)

3.4

LGBTネタに甘えて脚本が貧弱じゃないか?気の利いた演出も1つもない。
俳優陣が豪華なだけに残念

劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女(2016年製作の映画)

3.3

ストーリーは百歩譲って許すとして、劇場版ならもっと作画頑張れよ…

5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.5

セリフ回しの面白さはあるが、山戸監督ならではの映像の美しさにまだ磨きが掛かる前の作品

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.8

ロッキーからして、MV映画と揶揄されるだけあって音楽が最高だった。
テーマ曲聴くための映画やろ

レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.8

自分の事しか考えてないんだが、一緒にいる時は刹那的に楽しくさせてくれる。そういったまさにポルノ男優な人物造形なんだが、何故か憎めない。
ポスターにもなってるシーンは謎の解放感が味わえる。

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