Ilさんの映画レビュー・感想・評価

Il

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・星の数は変動する事があります許して
・大抵が長文&誤字&軽ネタバレレビュー許して
・生涯ベストなんて絞り切れないので基本無しです許して

映画(58)
ドラマ(0)

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.5

開幕から出てきた乱の仲代達矢で吹き出してしまい、そこから始まる冒頭で流れてる音楽が七人の侍の始めっぽいなとおもったらど直球にメインテーマを使ってきました今作、犬々島。今作はとても愛の溢れたウェスアン>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

スピルバーグは今作を引き受けた理由として、原作で言及される自身やその作品に対しての部分を他の監督にやられるのがあんまり良く思わなかったというか、おそらく歯がゆい気持ちになるだろうからとしていたが、今>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.2

この映画は”目線”の映画であると思う。
なぜならそれぞれ違う登場人物の目線でまったく違う映画に切り替わっていったからである。
まず最初に今作の主人公である少女ムーニーから見た仲間達との夏の冒険譚
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.4

映画冒頭から繰り出される豚の糞に指チョンパ。この時点で見る側はこの映画はなんでもありのめちゃくちゃな映画であると悟るでしょう。

仁義なき戦いを始めとした任侠映画にあまり縁は無かっただが、監督が凶
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.6

今回プロデューサーも務めている主演のマーゴットロビーが脚本を読んだ時によくこんなハチャメチャな話が作れるわねぇと感心したらしいが、真に驚きなのは殆どが事実に基づいてるという事。

何より冒頭からテ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

冒頭から鮮やかに踊りだすピアノの旋律と共に描かれていく主人公エリオの一夏の出会いと別れの物語。

全編まるでこの世から離れた楽園にいるかのような映画であるのに突き付けられる現実や幕切れはよりシビア
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

自分のアートを持って平等と寛容を呼びかけた1人の男が一つの隙からどんどん皮を剥がされ堕ちてゆく映画、「スクエア」はそんな堕落劇をユーモアと残酷なるノイズを持って我々に臨場体験を与えてくれる映画です。>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

4.4

三大映画祭の一つにも数えられるベルリン映画祭で最高賞にあたる金熊賞を受賞した本作。が、当時、審査委員を束ねる審査委員長を務めたのがあの鬼才ポール・バーホーヴェンと聞くと、この作品もただものでもないの>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.3

上映時間150分とは、直近の作品でいうとスターウォーズ最後のジェダイ、それからブレードランナー2049が同じくらいでした。元から大衆映画とは程遠い方向性や狙いで作られたブレードランナー2049はとも>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.3

すぐそこに迫る脅威を前に一国の舵取りを任された首相、過去の自分の失態が原因で家族を殺す選択に陥る医者、夫から継いだ会社の存亡と政府の虚実からの自由を文字通り天秤にかけ苦悩する女社長

主に1人の人
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.6

真実を知っていながら嘘を塗りたくっていたのに気付いた時、嘘で塗り固めていた事をちゃんと伝える義務を貫き通せるのか

今作ペンタゴンペーパーズはアメリカ政府が長年国民に虚実をばらまいていたのを暴く局
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.1

劇中、時折出てくる人を上から見下ろすカメラワークから象徴されるように、この聖なる鹿殺しは常に見る側に神の視点で登場人物を見つめる事を強いている感じがした。それはつまり、どんなに丁寧に登場人物の営みを>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

和平交渉か、それとも徹底抗戦か


第二次世界大戦時、国家の危機に晒されたイギリスを前に、時には傍若無人ともいえる言動から煙たげられ、恐れられたウィンストンチャーチルの首相就任からの日々を描いた今作
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.3

予告のセリフであったリメンバーミーには家族を繋ぐ不思議な力がある、というセリフ。言った本人はともかくそれは思わぬ形での伏線となってましたね。今回のピクサー新作はよりシナリオ運びが洗練され始めたなとい>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

むかしむかし、ある所に声を出せない女性が少数の仲間と共にとても自由とは言えない生活をしながら夢を見ていた。ある日、どこからか人ならざる者が鎖に繋がれながら彼女の前に現れた。その日から2人は徐々に触れ>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

この映画の面白い所はまずワカンダ国の舞台設定、ヴィブラニウムにより発展を極めた都市であるものの国外からの戦争を恐れ隠密しているというのもユニークであるが、そこから現在のアメリカにおける1つのメッセー>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.5

口八丁に手八丁に相手を抱え込み、どんどん自分のペースに無理やり乗せて”夢”への光に上り詰めていく。芸術?倫理性?んなもん知らんわ、観客が楽しんでるだろ?なら関係ないんだよ
この映画はまさしく劇中の
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ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

4.0

多様なものが認められたこの世の中、四方八方周りにいる人々は言うこと様々、そのジレンマに挟まれた時にゃ、もうどうすればいいんだ❗️❗️
こう叫びたくなる時が珍しくないのはお互い様、この映画は現実で実
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犬猿(2017年製作の映画)

4.1

兄弟姉妹にまつわる様々な感情を孕んだエピソードや作劇を、も真心かけ、かつ時にコメディ、サスペンス、スリラー、そしてホッコリするような感動物と場面場面でジャンルを切り替えながらも綺麗な着地を見せたと思>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.4

この映画は1人の少女が1人女性へと変貌を遂げる物語である、とは前評判などで言われているが、それ以上に姉と姉妹、そして両親に巣食う忌々しい抑えきれない欲求や衝動についての話として極めてしっとりと出来上>>続きを読む

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.4

ルーニーマーラによるルーニーマーラのための映画

今までピアスつけた奇抜なハッカーな役や同性の人間に恋心を抱く役をやってきた彼女だが、今回は凛々しくも時代に翻弄されながら胸に抱いた信念を捨てずに生
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.4

現時点での女性で唯一のオスカー監督賞保持者、キャスティンビグローにより、我々観客は1967年のデトロイトという1つの箱庭に凝縮された煉獄へ2時間半に及ぶ地獄巡りへと誘われる

白人と黒人の間の根っ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.0

原作からの愛らしいキャラクターたちを生かした小さい子供たちでも楽しめかつ現在進行形で蔓延っている時事的な問題に絡め疑問符を投げかけていく、という中々に難易度の高い事を成し遂げた前作から果たして、巷で>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

この映画、かなり出来はいい方なのだが出来が良かったおかげで見てられなくなった。

まず何より目を引くのは松岡茉優の妄想空間、現実空間、そして全てをぶち壊しにかかるどうにでもなれな終盤での演技。の中
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