サトーリョーさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

サトーリョー

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走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

2.9

青春期の扱いや、テーマとの向き合い方はもう少し物足りないなぁという印象。

しかしながらとても美しい絵作りや、繊細な演出などがところどころに観られて色々な可能性を感じずにはいられない。

GANTZ: PERFECT ANSWER(2011年製作の映画)

2.6

あまり映画としてのクオリティは誉められたものでもないが、日本映画史にとってこの映像化の難しい題材を本気で立ち向かった監督やスタッフがいるということは、とても大きいと思う。

GANTZ(2010年製作の映画)

2.8

最初に予想してたよりは楽しめたし、佐藤信介さんは頑張ってGANTZの世界や魅力を表現しようとしていることがとてもわかる作品のような気がします。

ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

3.8

大好きなシリーズだけどっ!!

うーん、申し訳ない!
この下の句だけは、どうしても好きになれないシーンが何度かあるんだよなぁ。

ただこの下の句も結びまで観たら、逆説的に最高っ!!
ってなるので比較的
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いなべ(2013年製作の映画)

3.2

特に何かが起こる前からなんか不気味。なんか不穏。
「淵に立つ」の深田晃司監督らしさというのは、この頃から発揮されているなーと感じさせられた。

教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

4.4

一歩間違えれば、暗く重たい話になりそうなところを徹底してコメディでみせる。

ここまで一貫してくれれば清々しいし、楽しいし。
あー、やっぱりウディ・アレンだなーと感心させられてしまう。

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.6

この時代の特撮はやっぱり楽しい!!
ラドンの不気味さもとてもよく表現されていて、特撮ならではの良さをたくさん実感できます。

老人の恋 紙の力士(2010年製作の映画)

2.2

素晴らしいとまでは言わないが、ミッキーカーチスさんを使っていることもあり、決して適当に作られているわけではない。

しかし、これを観るなら他にも観るべき作品はたくさんあるかなーという感じ。

マイマイ新子と千年の魔法(2009年製作の映画)

4.0

すごく地味なテーマを扱っておきながらも、ひとつひとつの動作や仕草がとても美しい。
そして優しくも力強いメッセージは、「この世界の片隅に」に通じるものがある。

とても温かいいい映画でした。

ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.6

完全に油断してました!!
評判の高さは公開当時から耳にはしていたのですが、まさかこんなに面白いとはっ!!!!


少女漫画が原作の映画は何本か観てきましたが、明らかに今まで観た中で最も面白い!
という
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ミミック(1997年製作の映画)

3.1

開始数分で気持ちいいくらいに気持ち悪くさせてくれる映画です。笑

モンスター映画としての楽しみポイントを充分突いてくれています。

まさかこの監督が、将来アカデミー賞をとることになるとは当時はまだ誰も
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アウトロー(2012年製作の映画)

2.9

ちょっと地味で渋めのアクション映画。
ところどころで、いいなと思う場面はあったものの、何か足りないなーという印象。

銃撃された人たちの状況を振り返る場面では、思わず涙してしまった。

海外ではこんな
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戦国自衛隊(1979年製作の映画)

2.6

千葉真一たちのアクションはとても楽しく見応えがあるものの、お話としては失礼ながらよくできているとはお世辞にも言えない内容。

戦国時代に自衛隊がタイムスリップするという企画先行型の映画でそれ以上のもの
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.9

最初、監督がわからないままに鑑賞していた。
(ん、なんか岩井俊二っぽいな)と思っていたが、後半になるにつれて確信した。

(あ、これ。庵野さんのやつだ)って。笑
やっぱり庵野さんの作品はどれをみても必
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死刑弁護人(2012年製作の映画)

3.7

日本の死刑制度に関して、存在するのが当たり前だと思い込み、マスコミの報道するままに感情を爆発させて、「こんなやつさっさと死ねばいい」、「本人も同じ目に合わせてやればいい」と言ったような発言が多すぎる。>>続きを読む

ミュージアム 序章(2016年製作の映画)

2.7

モキュメンタリーの映画はあまり観たことないので、比較することはできないのですが、ドキュメンタリーっぽさを出すために必要以上に手ブレが多かったのは、ただ単に見にくいと感じてしまった。

観ている側を良い
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.7

ランボーが大好き過ぎる自分は、続編を観ることができるのが嬉しい反面、もういい加減にランボーに平和な暮らしをさせてあげて!
と、観ているのがつらくなってしまうのです。

特にジュリー・ベンツがランボーに
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天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.0

久しぶりの再鑑賞ですが、やはり名作は何度みても鑑賞に耐え得るものとなっています。

子供の頃は意識していなかったけど、パズーとシータが打ち解けるシーン。
ハトへの接し方を通して、パズーというキャラクタ
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アリーテ姫(2000年製作の映画)

3.9

物語は一見、ありがちな王子様や魔法が登場するありがちなファンタジーとして進みそうに見えて、そこは片渕監督らしいというかなんというか。

良い意味で、人によっては悪い意味でも予想を裏切ってきます。

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新宿スワン(2015年製作の映画)

2.7

本当に申し訳ないながら、特に印象に残らない映画でした。

つまらないというわけでもないのですが…。
いつもの園子温映画を期待すると、期待外れかもしれません。

山田孝之と沢尻エリカのコンビを見られたの
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

5.0

まさかの午後のロードショーで放映されており、録画鑑賞しました。

平日の昼間にこんな作品やっていいのか!?笑
むしろ観る人いるのか!!?笑

相変わらず、午後のロードショーはたまに驚かされるような作品
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パディントン(2014年製作の映画)

3.9

完全に予想外に良い映画でした。
2が公開されていたのでなんとなく録画していただけなのですが、大正解でした!

ありがちなファミリー向け映画かと思いきや、それだけではなく。

熊のパディントンを通して、
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

1.7

この映画の原作?であるヨーロッパ企画の「冬のユリゲラー」はDVDにて鑑賞済み。

印象としては、作品自体が実は舞台だからこその魅力がたくさん詰まっている作品なので映像化してしまうとその面白さが半減して
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

赤堀監督の「その夜の侍」を鑑賞した時は、決してつまらなくはないけれども少しやり過ぎな感があり逆にリアリティを失ってしまっているような気がしていました。

しかし、今回何よりも良かったと思うのが「葛城事
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劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

2.2

よくありがちなTVアニメの総集編のような作りにはせずに、変化を加えようとした心意気は素晴らしいと思います。

しかしながら、それによって魅力がアップしているかというと単純にそうとは言い切れず、むしろT
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.3

楽しい!!
スター達の見せ場をしっかり用意しておきながらも、話の求心力もしっかりある。

個人的には、エクスペンダブルズシリーズよりも好きかもしれません!

ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

2.3

シリーズ最終作ということで、自分も一応これで全作品鑑賞させて頂きました。

ファンの方がいる中では申し訳ないですが、個人的にはシリーズを通して、あまり楽しむことはできなかった作品でした。

今回は最後
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妻の秘蜜~夕暮れてなお~(2016年製作の映画)

3.0

天使もえの可愛さだけに頼ることなく、役者の演技や演出にもしっかり力を入れていて、とても好意的に観ることができた。

父と息子の会話などは、思わずクスっとさせられるところもあり、とても良かったです。

何者(2016年製作の映画)

4.4

大学生の就活の嫌なリアルさを徹底的に描いておきながらも、決して冷たく突き放すわけではない優しいラスト。
素晴らしい作品だと思います!

個人的にはもっと評価が高くてもいいと思う作品です。
役者陣の好演
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.0

これを観て「セブン」を想い出さない人はいないのではないでしょうか。

妻夫木くんの演技は必見です!

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.3

これ単体としては、少し物足りなさもありましたが、シリーズを通してのラストと観れば全然良いのではないでしょうか。

これで終わってしまうのは本当に残念です。
大好きなシリーズだったので!

「誰だ、お前
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闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.8

ウシジマくんシリーズは安定の面白さですね。
役者の素人っぽい演技や安っぽい作りが逆に作品としては有りになっているという珍しい作品でもあります。

少年たちは花火を横から見たかった(1999年製作の映画)

3.0

ドキュメンタリーでありながらも、完全にそうではなく結構新鮮なアプローチだと感じた。

放映当時のプロデューサー陣の話が結構面白かったりする。
名作が成立するには、必ずしも作品の質のみではないのだと感じ
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

2.6

んん、少し長いと感じてしまった…。
つまらないというわけでもないのですが、2部構成にするには何か物足りない気がしてしまった。

ルーム(2015年製作の映画)

4.2

重たいテーマを扱っておきながらも、決して観た後につらくなるだけの映画ではない。

閉ざされた空間から、果てしなく開かれた世界へと足を向ける物語。

閉ざされた世界=守られた世界であり、
開かれた世界=
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セッション(2014年製作の映画)

4.5

ラスト最高!!
カッコよすぎる!!!!

「ラ・ラ・ランド」でもそうでしたが、デミアン・チャゼル監督は本当にラストで魅せるのが上手い監督ですね!!

もうこんなラスト魅せられたら絶賛せざるを得ない!
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