映画ファンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

合衆国最後の日(1977年製作の映画)

3.9

ベトナム戦争後、殺人罪で服役していたデルが脱獄し3人の仲間を引き連れ基地を侵入、アメリカ政府に対し1000万ドルと機密文書の公開さらには人質として大統領の身柄を要求していく映画
分割画面でテンポよく進
>>続きを読む

パニック・フライト(2005年製作の映画)

3.7

マイアミへの深夜便でテロリストの男の隣に乗り合わせてしまい父親の命と引き換えに国土安全保障省の副長官一家の部屋を変えろと脅されるホテル従業員のリサを描いていくスリラー映画
1時間半程度の短い尺で緊張感
>>続きを読む

ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.7

囚人の護送車が襲撃され囚人たちが野に解き放たれてしまったことをうけ、減刑を条件に伝説の服役囚たちにその囚人たちを捜査させる映画
特攻大作戦やスーサイドスクワッドを連想させる流れに引き込まれる
マ・ドン
>>続きを読む

宇宙からの少年/宇宙から来たティーンエイジャー(1959年製作の映画)

2.7

宇宙からきた少年が地球の少女に恋をしてしまうSF映画
恋に落ちた2人が地球のためモンスターを止めるという流れだけ追えばよくあるハリウッドSFだがそこに行き着くまでが雑なのとセットのチープ感が否めない

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.8

西側諸国がAIの成長を恐れ禁止するがニューアジアがそれを破りAIの成長を促進し対立が生まれていく近未来を描いたSF大作
ブレードランナーを連想させる街並みと地獄の黙示録やプラトーンを彷彿とした戦争描写
>>続きを読む

スター・トレック(1979年製作の映画)

3.8

スタートレック劇場版第1作!
60年代の宇宙大作戦から10数年を経た映画化であり、スターウォーズ以後ということもあって格段に特撮技術が向上しスケールも大きくなった印象
TNGで有名なあのテーマは本作が
>>続きを読む

ミラノカリブロ9(1972年製作の映画)

3.6

タランティーノが多大な影響を受けたレオナルド・ディ・レオの代表作のひとつ、資金が紙にすり替えられ怒りに燃えるマフィアを描いていく
荒削りなカット、終盤で一気にそれまでのフラストレーションを解消する流れ
>>続きを読む

エクスペンダブルズ ニューブラッド(2023年製作の映画)

1.2

このレビューはネタバレを含みます

約10年ぶりとなるエクスペンダブルズ続編
スタローン演じるバーニーが序盤で殉職し復讐していくメンバーを描いていく
結論からいってシリーズワーストこれなら作らなくてよかった
アクションの大半が閉塞的な船
>>続きを読む

マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.4

在日クルド人で進学の夢を持ち親に内緒でコンビニバイトをしている17歳のサーリャを描いていく社会派映画
クルドという国を理解してもらうことも自分で説明することも難しくドイツ人だと誤魔化し次第に自分でも分
>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.3

事故で両親を亡くした姪っ子ケイディを育てることとなったおもちゃメーカーの研究者のジェマはミーガンというAIで動くロボットを与えてとんでもない事態に発展していくホラー映画
冒頭はチャイルドプレイを思わせ
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

スーパーマリオブラザーズをイルミネーションが任天堂と共同で映画化!
ストーリーは至ってシンプルだがワープ土管を主観で見せたりゲームにない視点を随所に入れていたのが印象的
マリオカートやスマブラのオマー
>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.5

七人の侍やスターウォーズに影響されたザック・スナイダーが手がける壮大なスペースオペラ
和風の惑星にいくと雨が降るのはやはり黒澤を意識しているのか
他にもブレードランナー、グラディエーター等の名作映画を
>>続きを読む

夕陽のギャングたち(1971年製作の映画)

4.5

ドル箱3部作、ウエスタンと並ぶセルジオ・レオーネの代表的な西部劇にしてジェームズ・コバーンの代表作でもある映画
20世紀初頭のメキシコを舞台にドル箱3部作ほどエンタメ然としているわけでもウエスタンほど
>>続きを読む

死の標的(1990年製作の映画)

2.8

まだしっかり動けた頃のセガール映画
なんといっても最後の剣術での殺陣が印象的
それ以外は大体いつものセガールなので語ることがない

きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.8

受験に失敗した息子を励ますオヤジたちを描いていくコメディ映画
カースト制度が激しく学歴社会の一面も強いインドで失敗したオヤジ世代や息子を肯定した終わり方はとても意義があったと思う

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.7

大型スーパーで働くクリスティアンを描いていく映画
映画のほとんどをスーパーの倉庫で展開させ劇的な出来事こそ起こらないがヒューマンドラマとしては身近で親しみやすい作りにもなっていた

デルタ・フォース(1985年製作の映画)

3.7

チャック・ノリスの代表的アクション映画
テロリストの攻撃をものともせず乗り込んでいくチャック・ノリスの存在感が大きい
はっきり言ってくどいぐらいに何度も何度も聞かされるメインテーマ、派手な爆破シーンの
>>続きを読む

リトル・ガール(2020年製作の映画)

4.0

男の子だが心は女の子の所謂トランスジェンダーのサシャとそれを支える母親を描いていく社会派映画
ドキュメンタリーなのにまるで劇映画を見ているかのようにサシャと母の意思の強さを感じた
性別とはなんだろうと
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.4

ワイルドスピードシリーズ完結前編!!
ジェイソン・モモアの圧倒的存在感はボスとして良かった
ジョン・シナも上手くシリーズに馴染んでいた
車でヘリ二機を撃墜し既に身体まで炎が回ってきているのに冷却装置で
>>続きを読む

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.6

80年代ミニシアターを席巻したヒット作、ダイナーでありスタンドでありモーテルでもあるバグダッド・カフェを訪れる様々な人々を描いていく
夫と別れカフェに住み着いたジャスミンを中心にヒューマンドラマとして
>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディション(2022年製作の映画)

4.3

10分ほどの追加シーンが入ったスパイダーマンノーウェイホーム完全版
映画としてみたら最初の劇場公開版の方が良かったがファンディスクとしては悪くない
追加シーンは前半のギャグや学園パートが主だった印象(
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.4

偽りの境遇をでっちあげ金持ちの息子フェリックスの同情を引き一家に寄生していくオリバーを描いていく映画
プロミシング・ヤング・ウーマンから2作目にしてまたこれ程までに尖った映画を撮るエメラルド・フェネル
>>続きを読む

マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

4.0

ウエストサイド物語の作曲家でありアメリカ初の国際的な指揮者として有名なレナード・バーンスタインと彼の妻フェリシアの半生を描いていくNetflixオリジナル映画
当時を意識して狭まった画角やモノクロ画面
>>続きを読む

渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.7

親友の葬儀に参加するため20年ぶりに帰郷したアーロン、かつて自身が捜査した事件と親友の死が実は繋がっていたことが判明し真相を探っていく映画
閉塞感のある町の雰囲気と不自然なほどの静粛がまたいい味を出し
>>続きを読む

ダウンサイズ(2017年製作の映画)

3.9

増えすぎた人口問題を解消すべく人間を13cmまで縮小させる映画、縮小させることで一般人でもダイヤが手に入り豪邸に住めるという甘い条件に誘われ条件に乗ったポールを描いていく
ポールが優雅な生活を楽しむか
>>続きを読む

追跡者の掟(2019年製作の映画)

2.0

妻と娘を殺されたドルフ・ラングレンが復讐に走るアクション映画
ドルフ映画としては派手さが控えめで淡々としていた印象

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.8

トップモデルになるべくLAにやってきて一際目立つようになったジェシーだったが周囲の反感や嫉妬も買ってしまいやがて裏社会に染まっていく映画
全体的な構成としてはエドガー・ライトのラストナイト・イン・ソー
>>続きを読む

EXIT(2019年製作の映画)

3.6

高層ビルにガスが充満し居合わせたヨンナムとユナを描いていくパニック映画
古くはタワーリング・インフェルノ、ダイハード、近年ではスカイスクレイパー等の高層ビルからの脱出は描かれてきたが、本作の趣きはその
>>続きを読む

Disney's クリスマス・キャロル(2009年製作の映画)

3.8

フルCGアニメーションで描き出すクリスマス・キャロル
ポーラー・エクスプレスで既に下地が出来上がっていたロバート・ゼメキスに監督させたのは正解だったなと思う
精霊と共に駆け抜ける躍動感があり3Dを意識
>>続きを読む

フォー・クリスマス(2008年製作の映画)

2.9

家族ぐるみのクリスマスパーティが苦手でその時期になると決まってバカンスに出かけていたケイトとブラッドだったが飛行機が止まり渋々家族と過ごさなくてはいけなくなるコメディ映画
こういう時になる家族のウザさ
>>続きを読む

マペットのクリスマス・キャロル(1992年製作の映画)

3.9

マペットでクリスマス・キャロルをリメイク映画化
前半はメタ的要素が目立つが後半になるにつれ本来の感動をより引き立てていて構成がとても上手い

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.0

ワム!のあの名曲に基に作り上げたクリスマスラブコメ映画
エミリア・クラーク、ヘンリー・ゴールディングの演者2人自体には華があるが映画全体としては緩急が微妙でイマイチパッとしない印象が否めない
2019
>>続きを読む

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.1

コードネーム・アンクル以来となるガイ・リッチー久々のスパイアクション
思考よりも手が先に出てしまうステイサムらしいフォーチュンが印象的
ウォリアーズオマージュや明日に向かって撃てを見て思わず立ち止まっ
>>続きを読む

34丁目の奇跡(1994年製作の映画)

3.6

1947年の同タイトルの名作をリメイク映画化
90年代にもなるとより一層少し大人びたお願いをする子供に説得力が出てきたなと思う
ただメッセージ性や魅せ方はオリジナル版には及んでなかったという気もする
>>続きを読む

ホリデーオンリー: とりあえずボッチ回避法?(2020年製作の映画)

2.8

祝日ぼっちを拗らせ祝日限定のカップルになったスローンとジャクソンを描いていくコメディ映画
黒人というだけでブラックパンサーアピールしまくるのはどうかと思う
もう少し捻った終わり方を期待していた

クレイジー・パーティー(2016年製作の映画)

3.3

離婚したばっかりのジョシュが支店長とクリスマスパーティーの準備をしていた仲、従業員の4割をリストラに追い込まれ阻止するには4000万ドルの契約を勝ち取らなくてはならなくなるコメディ映画
後半は一気にハ
>>続きを読む